土佐吉光

銘不明(土佐吉光)

銘不明(土佐吉光)
– Unknown(Tosa Yoshimitsu) –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/tantou/290/00.html

土佐の刀工の中で最も古いと言われる土佐吉光。初代は鎌倉後期の徳治(1306)から、室町中期の永正、大永頃まで七代に渡り続いており、初代は山城の粟田口正光門とも大和の千手院または手掻派とも言われています。
細身で重ねが厚い造り込みでよく知られ、遺作は短刀が多く経眼されます。

この短刀は上記の如く、重ねが極めて厚く、身幅が狭い刺突に特化した姿。棟は三ツ棟として中央部の棟幅広く、刃文は匂口締まった直刃を焼き上げ、如何にも土佐吉光だと、ためらい無く個銘極めが許される出来口を示しています。

写真では光線の加減でヒケが目立って見えますが、実際に手に取り眺める分には写真程目立ちません。化粧直しまたは再研磨を施して御所持頂きたく、研磨代を考慮した価格で御案内致します。

裸身重量119グラム。  拵に納めて鞘を払った重量160グラム。

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