粟田口一竿子忠綱 元禄十三年二月日

粟田口一竿子忠綱 元禄十三年二月日

粟田口一竿子忠綱 元禄十三年二月日
– Awataguchi Ikkanshi Tadatsuna –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/wakizashi/773/00.html

委託販売預かり品につき、忠綱銘に関しましては真贋保証ございません。個人的には偽銘と考えます。しかしながら作域は非常に面白く、皆焼で珠追い龍を表す斬新な発想が大変興味深い作品ですので、無銘の変わり出来珍品脇指としての評価額を提示させていただきました。
随所に見える皆焼の飛焼は龍の鱗を表しており、指表の元の方に宝珠。その上刀身の中ほどより下辺りに龍の足と爪。指裏の元の方に宝珠。同じくその上刀身の中ほどより下辺りに宝珠に爪を伸ばす龍の顔が看てとれます。

裸身重量614グラム。

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