武州下原住山本内記康重

武州下原住山本内記康重

武州下原住山本内記康重
– Bushu Shitthara ju Yamoto Naiki Yasushige-
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/1554/00.html

武州下原派は現在の東京都八王子に住した永正頃の山本周重を初代とし、江戸時代後期にかけて山本一族十家を中心として、大いに繁栄した一派です。
特に「廣重」「周重」「康重」「照重」の四工が著名で、地鉄に渦を巻いたような肌(渦巻き肌の如輪杢)が表れるのが特色と言われています。
初代康重は初代周重の子で初銘を周重と切りますが、北条氏康より『康』の字を給わり康重に改銘したと云われ、三代康重は山本内記と言い、二代藤左衛門康重の子あるいは孫と考えられています。四代以降は代々山本内記康重の名を襲名して明治に至ると言われていますが、経眼される作品は殆どありません。

元先の幅差開いて切先やや延び、鋭くも美しい体配を誇り、地鉄は小板目よく練れて詰んで地沸付いて精美。刃文は匂口明るく冴えた互ノ目乱れに互ノ目丁字を交え、刃中には足が盛んに入り、葉入り、刃肌に沸が絡んで鐶状の金筋現れ、互ノ目を真っ二つに二分するかのような、匂口には接せぬ鋭く細い足入り、刃縁には小沸が豊かに付き、鋩子は焼きたっぷりと一枚風に先丸く長く返って棟焼きを形成する。
特筆すべき鍛錬疵無く、非常によく纏められた康重最高傑作と称して良い一刀で、下原刀のイメージを覆す出来口です。昭和26年岡山登録800番台であることからも、池田家等の大大名家伝来品であることが窺えるうぶ出しの名品です。
美術観賞用上研磨を施してお納め致します。康重最高傑作の地刃の出来を存分に御堪能頂くと共に、特別保存刀剣同時審査を御受審下さい。

裸身重量799グラム。

鐔に見る刀傷

あちこちに深い刀傷が残る鐔を手に入れました。
本来ですと丸いはずの鐔なのですが、切込み傷がある部分は凹んで変形しています。
よくよく見ると切込み傷だけではなく、相手の鐔と激しくぶつかった痕跡も見られ、激しい鐔迫り合いが行われた様子が想像されます。

 

この鐔が製作されたのは江戸中期以降でしょうか。材質は山銅でしょうか。よく見かける図柄で、鋳物師と呼ばれる集団が手掛けたものです。
鋳物の材料としては、鉄の他に山銅、青銅、錫の合金などが使われており、鋳物師と呼ばれた彼らの本業は、鍋や釜、仏具や梵鐘の製作であったと言います。
強度も耐久性も無く、実用には向かないと言われていますが、この鐔を見る限りでは充分に実戦に耐えうることが解ります。但し、材料が鉄の物に関しては、叩いただけ、落としただけで割れた物も経眼しているため、実用に向くのはこうした鉄以外の材料に限るのかもしれません。

因みに刀傷がある刀剣や刀装具はたまに見られますが、実はその殆どが己の武勲を誇示するために後から付けられたまがいものが殆どで、実戦で付いた刀傷とは一見して判別できます。偽物造りに用いられては困りますのでここでその見分け方は割愛させて頂きますが、真剣で打ち合ったことがある方ならお解りでしょう。

 

耳の部分に見られる切込み傷と、鐔迫の際に相手の鐔で凹んだと思しき凹み傷が多々見られます。

 

この横向きに入った刀傷が一番深く、戦闘の激しさを物語っています。
時代的に恐らく幕末の騒乱期に付いたものではないでしょうか。

どのような士がどのように戦ったのか、とても興味深い一枚です。

https://nihontou.jp/choice03/tousougu/tuba/list.htm

刀 無銘 ~刀剣趣味初心者入門用とし、刃長短目の武用刀をお探しの方にお求め易い価格で御紹介致します。~

無銘
– Mumei –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/1553/00.html

元先の幅差頃好く開いて中切先延びごころ。地鉄は小板目肌杢交じり、よく濃い練れて地景入り、地沸厚く付いて精美。刃文は匂口明るく冴えた直刃で、刃縁に数多の銀筋が顕著に現れ、食い違い風の刃交じり、鋩子は表裏直ぐに、表は気持ち崩れ、丸く返る。

付属の拵は柄にガタツキはありませんが、鐔鳴りが大きいので責金をお薦めします。鞘から払って構えてみると手元重心でバランスが良く、扱い良さを感じさせます。
※物打やや下に極小の刃毀れが在りますが、さほど目立つものではありません。部分研磨もお安くお引き受け致しますのでお気軽に御相談下さい。

裸身重量661グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1006グラム。

各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

刀 剣心将大作 令和二二年六月日 ~店主 町井勲監修の新作武用刀!強い!よく斬れる!生涯を通じて居合、試斬の稽古にお使い頂けます!~

剣心将大作 令和二二年六月日
– Kenshin Masahiro –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/1552/00.html

修心流居合術兵法創流者、居合術家としてこれまで様々なチャレンジに成功し、ギネス記録6冠保持者でもある店主町井勲と中西将大刀匠の両名が、真に強い刀を鍛え上げようと、切磋琢磨しながら鍛え上げ、満を持して御紹介致します現代の利刀です。鉄パイプや鉄板、石をも斬るその強さと斬れ味は、居合術家でもある店主町井勲が保証します!!

元先の幅差頃好く開いて中切先。身幅、重ね尋常にしてバランスが良く、刃文は広直刃で匂口明るく冴え、鋩子は表裏直ぐに先丸く返っています。
付属の拵は町井勲監修の下、柄に捻じれ無く、刀身と柄の芯合わせにも拘って新調していますので、何の不安も無く存分にお使い頂けます。
鞘を払って構えてみると、手元重心でバランスが良く、居合の形稽古はもとより、畳表や硬い竹も楽々と両断しますので、試斬稽古にも心からお薦めする一刀です。
試斬メインでお使いの場合は現状の白研ぎ(改正砥迄の研磨)で充分斬れますので、現状のままお求め頂ければお得です。
居合形稽古や観賞用としてお求めの場合は研磨渡しをお選び下さい。

裸身重量840グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,070グラム。

各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

刀 剣心将大作 令和二二年五月日 ~店主 町井勲監修の新作武用刀!強い!よく斬れる!生涯を通じて居合、試斬の稽古にお使い頂けます!~

剣心将大作 令和二二年五月日
– Kenshin Masahiro –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/1551/00.html

修心流居合術兵法創流者、居合術家としてこれまで様々なチャレンジに成功し、ギネス記録6冠保持者でもある店主町井勲と中西将大刀匠の両名が、真に強い刀を鍛え上げようと、切磋琢磨しながら鍛え上げ、満を持して御紹介致します現代の利刀です。鉄パイプや鉄板、石をも斬るその強さと斬れ味は、居合術家でもある店主町井勲が保証します!!

元先の幅差頃好く開いて中切先。身幅、重ね尋常にしてバランスが良く、刃文は広直刃で匂口明るく冴え、鋩子は表裏直ぐに先丸く返っています。
付属の拵は町井勲監修の下、柄に捻じれ無く、刀身と柄の芯合わせにも拘って新調していますので、何の不安も無く存分にお使い頂けます。
鞘を払って構えてみると、手元重心でバランスが良く、居合の形稽古はもとより、畳表や硬い竹も楽々と両断しますので、試斬稽古にも心からお薦めする一刀です。
試斬メインでお使いの場合は現状の白研ぎ(改正砥迄の研磨)で充分斬れますので、現状のままお求め頂ければお得です。
居合形稽古や観賞用としてお求めの場合は研磨渡しをお選び下さい。
※刀身には控え目釘があけられていますが、拵の柄には目貫金具位置の都合から、目釘孔は一個のみあけています。

裸身重量749グラム。  拵に納めて鞘を払った重量979グラム。

各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

鐔8点追加しました。

こんばんは(*´∀`*)
昨日新成人になられた方々おめでとうございます(^^♪
自分が20歳になった時は大人になった気でいてましたが思い返すと全然まだ子供でした(笑
大人になったと言うよりは大人の仲間入りですね^m^
本日は鐔8点UPしておりますので是非ご覧ください!

山葵透

破れ扇

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刀 三原正興作

刀 三原正興作

三原正興作
– Mihara Masaoki –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/1550/00.html

備後国三原派は鎌倉時代後期に興り、以後室町時代末期にかけて大いに繁栄しました。同派の作品は鎌倉時代後期より南北朝時代にかけてのものを古三原と称し、室町時代の作を末三原、または貝三原と称します。
備後国には東寺など、大和中央の社寺の荘園が多い事から、大和との交流があったものと考えられ、作風は大和気質が色濃く現れた柾交じりの地鉄に、直刃を焼いた大和伝の特色が顕著なもので、本国大和より地刃の沸が柔らかく、地鉄はやや白気立った映りが現れるとろが見所。
また、備後国は備前・備中の両国に近く、良質の鉄を産出したことでも知られ、鉄味優れた作品が多く残されており、正家や正廣などが著名ですが、在銘作は少なく、最近の研究では鎌倉末期の国分寺助國を始祖とする説もあります。

この刀は元先の幅差開いて切先やや延び、地鉄は小板目杢交じりの地鉄が柾がかり、総体に乱れ映りが見られ、刃文は匂口沈み加減且つ締まりごころの直刃に始まり、先の方では湾れや互ノ目を交え、刃中小足入り、刃縁より平地に向かって湯走状の働きが見られ、それが更に地に広がって乱れ映りを成している。鋩子は表裏共に直ぐに先丸く返っています。
うぶ在銘の三原正興、大変貴重な存在です。お求め安い低価格でご紹介致しますので、是非この機会にお求め下さい。現状では小錆等があり、白鞘の当たりも強く、はばきにも傷みが見られますので、気持ち良く御所持されるなら、研磨、銀はばき、白鞘の全諸工作渡しが断然お得です。

裸身重量749グラム。

茶筅透

浜辺製塩図

https://nihontou.jp/choice03/tousougu/tuba/list.htm