家平

家平

家平
– Iehira –
 
太鏨による銘切りから、陀羅尼刃の二代家平、吉兵衛の作と推測致します。吉兵衛は石川郡に住し、正徳中に國平と改銘します。享保十七年没。
 
この脇指はフクラやや枯れ気味の鋭い体配で、板目肌杢交じりのよく練れた地鉄が肌立ち、地景が随所に見られ、刃文は明るく冴えた互ノ目丁子の小乱れを巧みに焼き上げ、足よく入り、砂流見られ、刃縁の杢目に沸が絡んで月の輪風の刃を見せるなど、総体的に江戸期の作品と言うよりは、室町期の古作に見紛うような出来口で、観賞していて飽きが来ない逸品です。
 
裸身重量251グラム。

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