筑州住源信國光昌造 明和三年八月日 ~信國系の名工~

筑州住源信國光昌造 明和三年八月日
– Chikushu ju Minamoto Nobukuni Mitsumasa saku –
 
 
筑前信國派は初代京信國より四代目の信國定光が、南北朝の戦乱で焦土となった京から宇佐八幡宮が有る宇佐に移住し、安心院氏に仕えたことによって興りました。十二代信國吉貞は安心院氏滅亡後、新領主となった細川忠興に仕官を迫られましたが、前の豊前国領主黒田長政公に仕える約束していたため、慶長7年(1602年)、彦山参詣に託けて妻、長男吉政、家来を伴い、半ば脱出の体で筑前へ移住し、黒田長政に仕えました。
本刀を鍛えた信國光昌は、初代信國吉政系の名工で、弥九郎重久の養子。名を又左衛門、助左衛門と称し、信國光正同人と言われ、文化元年七月十八日に没しました。
 
この刀は元先の差が程好くついた上品な刀姿に、よく練れた精良な地鉄。匂口明るい広直刃調子に角がかった互ノ目を焼きあげ、刃縁の変化に富み、金筋や砂流を随所に見せた賑やかな出来口です。
 
裸身重量717グラム。
 
 
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無銘(長船祐光) ~伝来の良い名品です~

無銘(長船祐光)
– Mumei (Osafune Sukemitsu) –
 
 
六郎左衛門尉祐光は、小反利光の子で、右京亮勝光、左京進宗光兄弟の父であり、永享から文明頃にかけて活躍しました。同時期の「寛正則光」で名高い五郎左衛門則光とは作風や銘字が似ている点から、兄弟ではなくとも同じ長船の一家内にあったと思われます。作風は則光と比して優しいものが多く、両者は応永備前から末備前の中間に位置する長船正系の良工です。
 
この脇指は姿良く、淡く映り立った杢目鍛えの地鉄に、腰が開いた互ノ目乱れを焼いた作品。特筆すべき疵欠点も無く、備前刀を勉強するにはもってこいの一刀で、附属する金着牡丹鑢はばきからも察せられるとおり、伝来の良い名品です。
 
裸身重量394グラム。
 
 
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石見守藤原正直 ~槍の名工正直の名品~

石見守藤原正直
– Iwami no kami Fujiwara Masanao –
 
 
石見守藤原正直は、寛永頃(1624~1644)に備前岡山に於いて作刀していた刀工で、元は備後の貝三原の出身と云われています。経眼する作品には特に槍や薙刀が多く、この槍は中心(なかご)もうぶのままで好ましく、精良な地鉄にしっかりと元から先まで焼刃を焼いた一筋です。
写真では形状の都合上、光線の反射によって刃文が見辛いですが、実物は肉眼で焼刃を確認できる状態ですのでご安心ください。
 
裸身重量158グラム。
 
 
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大小刀 遠州住磯部一貫斎光廣 為原田延次郎氏 昭和丁巳年八月吉日

大小刀 遠州住磯部一貫斎光廣 為原田延次郎氏 昭和丁巳年八月吉日
遠州住磯部一貫斎光廣 為原田延次郎氏 昭和丁巳年八月吉日
– Enshu ju Isobe Ikkansai Mitsuhiro –
 
磯部光司、大正四年九月十日生まれ。 宮口一貫齋寿廣の門人で、宮口一貫齋恒寿に続いて一貫斎を襲名し、師寿廣より「廣」の一字を賜る。 全日本刀匠会会員、昭和三十五年努力賞受賞。その後も精力的にコンクールに出品を続け、多数の入選経験を持つ刀匠です。
 
刀 小板目肌良く練れて詰み少しく肌立ち、地沸ついて地景入る。匂口明るく冴えた互ノ目乱れを小沸本位で焼きあげ、足よく入る。
脇指  小板目肌良く練れて詰み少しく肌立ち、地沸ついて地景入る。匂口明るく冴えた互ノ目乱れを小沸本位で焼きあげ、足よく入る。
 
大小共に同地鉄、同焼刃で仕上げた光廣の作品。原田延次郎なる人物による特別注文打ちで、相当な費用をかけて仕上げられています。当然ながら美術鑑賞用上研磨が施されており、地刃共にしっかりと観賞できる逸品。
一部に鞘擦れ等経年による研磨劣化は見られるものの、敢えて手をかける必要は無く、そのままお楽しみ頂けますが、気になる方は部分研磨をお引き受け致しますので、お気軽に御相談下さい。※部分研磨は有償です。
6月末日までの刀剣趣味者応援特別価格をお見逃しなく!! 期日が過ぎましたら650,000円(税・送込)となりますのでお急ぎください!!
 
(大)裸身重量858グラム。 (小)裸身重量711グラム。

肥後守國康 ~大阪新刀の巨匠の作品~

肥後守國康
– Higonokami Kuniyasu –
 
 
肥後守國康は名を小林源左衛門と称し、摂津国で活躍した初代河内守國助の三男で、兄弟に二代河内守國助(中河内)、武蔵守国次、伊勢守国輝などの名工達を抱えた名家出身の刀工です。
作風は二代國助に酷似しており、國助に比して作品が少ない点から察するに、兄國助の代作を多く務めたものと推測されます。
 
この脇指は小板目肌が良く練れて地沸つき、地景入り、二代國助然とした拳形丁子を交えた覇気溢れる乱れ出来で、刃縁には繊細なる砂流が随所にかかり、足よく入り、一切の破綻が無い、國康傑出の出来口を誇る作品です。
 
店主 町井勲からの一言。
地刃共に完璧な國康の名脇指です。見た目の華やかさのみならず、大業物としてもその名を轟かせる大阪新刀の巨匠の作品を、是非この機会に御入手下さい。重刀も狙えそうな見事な出来だけに、もっと高値をつけたい名品です。
 
裸身重量605グラム。
 
 
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大阪住月山貞勝謹作 昭和十一年十二月吉日 ~近代の名工、月山貞勝~

大阪住月山貞勝謹作 昭和十一年十二月吉日
– Osaka ju Gassan Sadakatsu –

http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/tachi/063/00.html

月山は建久頃(平安時代後期)に出羽国月山の霊場に住んだ鬼王丸を祖とすると云われ、以来、月山のふもとでは刀鍛冶が栄え、その後、月山銘は室町時代後期には全国に広まり、この刀工集団を「月山鍛冶」と呼称します。
その後、江戸時代後期に、一門の弥八郎貞吉(月山貞吉)は大阪に移住し、その養子の弥五郎貞一(初代貞一)は月山に特徴的な「綾杉肌」を復元して、明治39年には当時刀鍛冶としては最高の名誉である「帝室技芸員」に任命され、宮内省御用刀匠となりました。
月山貞勝は明治二年、初代名匠月山貞一の長男として生まれ、奈良県吉野に鍛錬所を設け、貞一晩年には父に代わって代作を行ない、作風は備前伝の丁子乱れを得意とし、相州伝が之に次いでおり、また刀身彫刻にも非凡な才能を示しています。
後に師である父貞一没後は大阪月山家を継いで三男の二代貞一、高橋貞次などの人間国宝を育成。大正十年頃から、天皇陛下の御太刀、宮家・宮内庁の御下命を賜り、陸・海軍将官の御下賜(恩賜の刀・短刀)作刀に尽力された名工であります。

この太刀は柾目鍛えの精良なる地鉄に、互ノ目を焼いた作品で、匂口は極めて明るく冴え、随所に顕著なる砂流が現れ、大粒の沸が付き、あたかも澄んだ湖畔の砂紋、或いは陽炎、蜃気楼を見るようで、体配も良く、流石は月山貞勝と、観る者を唸らせる相州伝傑出した作品です。
附属する桐箱は、外箱と内箱の二重になっており、内箱には月山貞勝自筆による箱書きがなされています。
大阪の旧家からのうぶ出しで、箱書きには軍刀とありますが、軍刀としては用いられなかったらしく、白鞘のままこの桐箱に納められ、今日まで伝来してきました。
当店にて美術鑑賞用上研磨を施しました。研ぎ澄まされた貞勝の地刃の冴えを存分に御堪能下さい。

裸身重量827グラム。

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鶴丸國永写しの将平太刀

昨日手元に届きました!

姿がとても良い!!

研磨仕上がりが楽しみです!!!

鶴丸國永

写真は本歌の國永の太刀。さてさて、将平刀匠はどこまで再現できたのか?

無銘

無銘

無銘
– Mumei –
 
杢目肌良く練れて詰み、匂口明るい直刃を焼いた作品。
付属の拵は後補と思われ、柄には遊びがありますが、金具等は全て時代物の本歌が使用されています。
初心者入門用としてどうぞ。柄のガタ直しは別途5,000円(税別)にて承ります。
 
裸身重量296グラム。  拵に納めて鞘を払った重量485グラム。

 

兼光

兼光
兼光
– Kanemitsu –
 
兼光と名乗る刀工中、最も有名なのは備前の兼光ですが、同工以外にも同銘を切る刀工は多数居り、美濃や加賀、因幡の国にも見られ、本脇指は美濃の兼光かと思われます。
 
この脇指は杢目鍛えの地鉄に大人しい直刃を焼いた作品で、仔細に見ると刃縁には細かな働きがちらほらと見られます。
写真では光線の加減で鍛え筋が目立って見えますが、肉眼では写真程気にはならないと思います。反り深く立派な体配で、拵は合わせものの切羽ではなく、この脇指のために造られた真面目な物。鞘に添えられた小柄は、痛みこそあるものの、魚子が磨地になるほど使い込まれた製作年代が遡る古金工による品。鞘も綺麗な状態で、特筆すべき凹みや疵もなく良好です。
 
裸身重量489グラム。  拵に納めて鞘を払った重量688グラム。

山城大掾國重 ~豪壮な一刀~

山城大掾國重 ~豪壮な一刀~

山城大掾國重
– Yamashiro Daijo Kunishige –
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/774/00.html

山城大掾国重は大月与五郎国重の弟で、正保二年山城大掾を受領し、江戸・作州津山に於いても作刀しており、二代山城大掾国重と共に江戸水田と称されます。

この刀は身幅広く豪壮な造り込みで、小板目肌杢交じりのよく練られた地鉄に、國重らしい荒沸盛んについた互ノ目乱れを、湾れ調子に焼き上げた秀作。江戸水田ならではの激しい沸の妙味を、お楽しみください。
付属の拵は鞘の状態も良好。居合の稽古等に使用された形跡無く、鯉口も綺麗です。
身幅が広く豪壮な刀姿は、とかく試斬抜刀を嗜む方が好まれますが、この刀は後世に残すべき一刀であり、試斬抜刀用としてお求めになられる方は御購入を御遠慮下さい。

裸身重量853グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,144グラム。