脇指 信國(左衛門尉) ~当店にて研磨致しました!研ぎ上がったばかりの地刃の冴えをお楽しみ下さい!~

信國(左衛門尉)
– Nobukuni(Saemon no jo) –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/wakizashi/770/00.html

古来、初代信國は相州貞宗の門人といい、時代を建武と伝えていますが、現存するものに建武およびその近辺の年紀は皆無で、またそこまで遡ると鑑せられる作も見当たらず、しかも現存する最古の延文・貞治年紀の信國の作風が、貞宗と直結することから、今日では延文・貞治を初代と見做すのが通説となっています。
彼は伝書に拠れば了久信(了戒の子)の子、或は孫と記されていますが、延文三年及び康安元年紀の作に来派の伝統である直刃が見られることや、鍛えが直刃・乱れ刃に拘らず流れるところなどに所伝を首肯せしめるものがあります。
南北朝末期には代替わりの信國が存在し、更に応永頃に入ってからの信國派には、式部丞信國・左衛門尉信國の両工が代表工として著名で、他に二字銘の信國を銘する刀工がおり、いずれも應永年紀を切るところから「應永信國」と呼称されています。
同銘が何人いるか明らかではありませんが、流石に京鍛冶の名門であるだけに、信國を名乗る刀工の作には優れたものが経眼されます。
初代信國の作風は京物の伝統を示した直刃と貞宗風を承けた湾れ刃の二様が主でしたが、南北朝末期の代替わりの信國から「應永信國」にかけては、上記の作風のほかに互の目調の乱れ刃の作域が新たに加わります。

この脇指は應永信國を代表する名工、左衛門尉信國による作品で、すらりとした姿に鎬を中心に素剣と幅広い樋を掻き、地鉄は小板目に杢が交じって刃縁柾がかった精良な地鉄が少しく肌立って、刃文は匂口明るく、直刃に小湾れや互ノ目を交え、刃縁の上に一際明るく輝く金筋が二重に現れ、古雅な雰囲気を醸し出しています。相当働いてきたようで、刃区上部や一分焼刃が駆け出している箇所が見られるも、美術鑑賞刀としての力を十二分に持つ逸品です。当店にて研磨を施しました。研ぎ上がったばかりの地刃の冴えを心ゆくまでご堪能下さい。

附属の拵は保存状態芳しく、金具は四分一による一作。鞘は腰を千段刻みとし、先の黒石目塗り部分には珊瑚を埋め込み、それを花に見立てて闇蒔絵が施されています。

裸身重量145グラム。  拵に納めて鞘を払った重量303グラム。

各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

脇指 長州住清次 ~地刃優れた昭和の名工!美術刀剣としての価値が高い傑作です!~

長州住清次
– Choshu ju Kiyotsugu –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/wakizashi/769/00.html

本刀の作者である清次は、長門国二王の系統で、京伊賀守金道の門人となった二王清次の流れを汲む刀工と考えられます。時は大東亜戦争の頃、高級士官の需めに応じて槌を振るった腕の良い良工で、戦後の作品を見かけないところをみると、終戦と同時に廃業したものと考えられます。

この刀は柾気が強い板目肌が良く練れて地沸付き、地景も入り、匂口明るく冴えた丁子刃を見事に焼き上げた作品で、刃縁には繊細な砂流が随所に見られ、足よく入り、所々に丁子の焼き頭が飛んで蟹の爪の如き刃を交えています。帽子は詰まりごころで元先の差が開き、重ねの厚い体配は、鎌倉中期の猪首切先の太刀を、昭和に求められた刀姿と融合させたと表現しても良いでしょう。研磨状態も良い地刃の出来優れた昭和の名工の傑作を、是非この機会に御入手下さい。
※本刀は寸法上では脇指となっていますが、刀として鍛えられたものです。

裸身重量670グラム。

各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

刀 無銘(荒木清重) ~ 四谷正宗と謳われた名工清麿一門、荒木清重による豪壮な一刀です!~

無銘(荒木清重)
– Mumei(Araki Kiyoshige) –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/1504/00.html

荒木清重は四谷正宗との名声高き源清麿一門の門人と伝えられ、後に摂津守を受領、駿府国(静岡県)で御用工を勤め、後に上野国(群馬県)に渡っています。その墓石には「群馬県 士族刀剣師 源清麿高弟 荒木摂津守源清重」とありますが、年代や作風から、直接の師は清麿の高弟、清人と考えられています。大正8年7月15日、80歳にて没しました。

この刀は元先の幅差頃好く開いて切先延び、重ねやや厚目の力強い造り込み。地鉄は小板目柾流れ、地沸付いて地景入り、少しく肌立ち、刃文は匂口明るく冴えた互ノ目乱れで、刃中には葉入り、刃先に抜けんばかりの長い足が頻りに入り、砂流かかり、金筋、稲妻を呈し、刃縁にはやや大粒の沸が取り巻く。鋩子は表裏共に直ぐに先丸く返る。
※横手上のフクラに刃先がギザギザになっている箇所がありますが、殆ど気にはなりません。

清麿は高名高額過ぎてなかなか手が出せませんが、一門の優品ならば手が届く範疇かと存じます。是非この機会に四谷正宗と名高き清麿一門の傑作刀をお求め下さい。

裸身重量970グラム。

各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

脇指 無銘(経家) ~研磨代考慮の低価格での御提供!研ぎ上がりが楽しみな一刀です!~

無銘(経家)
– Mumei(Tsuneie) –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/wakizashi/768/00.html

備前の経家と極められた脇指。
「二本樋の刀に鈍刀無し」との言葉があるように、この脇指も姿良く、刃中の変化に富んでいて出来が良い。匂口明るく、昭和27年の所謂大名登録刀で伝来も良く、研磨仕上がりが楽しみな一刀。
是非とも研磨頂きたく、研磨代を考慮したお求め易い価格で御案内致します。

裸身重量343グラム。

各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

脇指 和泉守(以下切) ~保存刀剣審査御受審下さい!!~

和泉守(以下切)
– Izumi no kami (cutted below) –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/wakizashi/767/00.html

元先の幅差頃好く開いて中切先。身幅広めで重ね厚くがっちりとした体配を誇る。地鉄は小板目肌よく練れて詰み、地沸付いて精美。刃文は匂口明るく冴え、湾れに互ノ目を交えて濤瀾風を成し、刃縁に沸豊かに付き、横手下で大きな互ノ目を焼いて横手に跨り、帽子は直ぐに先丸く、長く焼き下げる。

和泉守を冠する刀工数多居り、個銘極めは然るべき鑑定機関に委ねたい。附属する怒涛文様のはばきからも伝来の良さが窺え、保存刀剣審査の結果が楽しみな一刀です。

裸身重量579グラム。

各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

脇指 相州住廣正 ~指裏の出来抜群!お手頃なお値段で皆焼の作品をお探しの方向け!~

相州住廣正
– Soshu ju Hiromasa –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/wakizashi/766/00.html

杢目よく練れて詰んで精美。淡く映りごころがあり、匂口明るく冴えた互ノ目と互ノ目丁子を焼き上げ、物打より先は皆焼となり、特に指裏の出来が良い。
正廣銘に関しては首肯できかねますので、出来の良い無銘皆焼脇指としてお求めください。

裸身重量233グラム。

各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。