研磨

またまた納期が無い仕事に追われている…
打卸刀身を27日の7時までに改正まで二振仕上げなければならない…
今日と明日は東京出張…
こりゃ26日は帰宅そうそう徹夜で研磨決定ですな…(涙

ようやく改正をかけ始めた刀
日本刀研磨

日本刀研磨

日本刀研磨

無銘 ~市場初登場! 上研磨諸工作済み!~

無銘 ~市場初登場! 上研磨諸工作済み!~
無銘
– Mumei –
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/711/00.html

緻密に練られた地鉄が大変美しく、匂口明るく冴えた尖り互ノ目は刃先に抜けんばかりの足が盛んに入り、砂流かかり、乱れの谷を沸筋が繋ぎ、沸厚くついて地に毀れ、地沸になるなど、覇気に満ちた出来口を示す逸品です。
兵庫県下の旧家から発見されたうぶ出しの一刀で、登録手続きから全て当店にて行いました。

刀身には美術観賞用上研磨を施し、躍動感溢れる刃文に負けじと朱蛭巻塗鞘の打刀拵を店主町井勲監修の下新調しました。親鮫を腹合着(一枚巻き)にし、緑色の革にて捻り巻きにて巻き上げ、銀切羽も本刀に合わせて製作した真面目なものですので、鐔を外した状態で装着しても、ピタッと指定位置で止る拘りようです。
かなりのコストがかかっていますが、コストをかけた甲斐ある仕上がりとなっておりますので、お手に取ってご覧頂ければ提示価格以上の価値にご納得頂ける事でしょう。

市場初登場! 町井勲監修の諸工作! 研ぎあがったばかりの地刃の冴えを存分にお楽しみ下さい。
保存刀剣審査御受審も是非どうぞ。

裸身重量754グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,003グラム。

関住兼道作 昭和六十二年十月日 ~町井勲監修 黒蝋塗鞘打刀拵新調済み~

関住兼道作 昭和六十二年十月日 ~町井勲監修 黒蝋塗鞘打刀拵新調済み~
関住兼道作 昭和六十二年十月日
– Seki ju Kanemichi saku –
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/710/00.html

本名小島郁夫。岐阜県関市在住。昭和56年以来新作名刀展の連続入選を続け、努力賞1回、優秀賞を2回受賞。美濃伝作刀保存協会元会長。

指表中央より上の鎬地に肌の荒れた箇所がある以外は疵欠点無く、地鉄も綺麗に纏め上げられており、互ノ目に細かな砂流が顕著に見られ、しっかりとした下地研磨がなされていますので、試斬稽古にも真向きです。

附属する拵は店主 町井勲監修による本造りで、親粒付きの親鮫を腹合着せ(一枚巻き)にし、鏃図で統一した本造り。銀切羽も本刀に合わせて製作した真面目なものですので、鐔を外した状態で装着しても、ピタッと指定位置で止る拘りようです。

居合や試斬抜刀用の御刀をお探しの方、是非この機会に町井勲監修の武用拵が附属する本刀をお手にされてください。

裸身重量839グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,099グラム。

豊州高田住藤原行長

豊州高田住藤原行長
豊州高田住藤原行長
– Hoshu Takada ju Fujiwara Yukinaga –
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/709/00.html

豊州高田派は豊後国高田地区(現大分市鶴崎近辺)で栄えた刀工一派で、古刀期の作に平姓を銘切るものが多いことから、それらを平高田と称し、新刀期以降は藤原姓を銘切るようになったことから、藤原高田と汎称します。古来より実用刀としての評価が高い一派で武用刀として数多の武将に愛用されました。
豊後国に於いて行長同銘工が数名確認され、古いものでは室町後期の天正頃にその名を見ることができますが、本作は江戸前期の行長と鑑せられます。

この刀は元先の差が開き、刃長短めの優しく上品な姿と、判然たる杢目鍛えに惹き込まれてしまいそうな高田派行長の作品で、匂口明るく冴えた刃文を直刃基調に互ノ目や湾れを交えて焼き上げています。

附属する拵の鞘には鯉口に胴金が装着された強固な造りており、鞘の割れを防止する強固なものになっています。
現状では古研ぎのため、一部に錆が見られます。また、旧所有者により髪の毛一本分くらいに刃引きがされています。
地鉄の変化に趣きある一刀ですので、願わくば再研磨頂き、地刃の美をご堪能頂きたく思います。

裸身重量528グラム。  拵に納めて鞘を払った重量855グラム。

無銘(松葉本行 / 廣賀) ~覇気に満ちた末相州の流れを汲む一刀~

無銘(松葉本行 / 廣賀) ~覇気に満ちた末相州の流れを汲む一刀~
無銘(松葉本行 / 廣賀)
– Mumei(Matsuba Motoyuki / Hiroga –
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/708/00.html

本国豊後。初銘を行春、のち行平と改め、紀行平の裔と称す。延宝中唐津に移り、のち武蔵江戸に来て麻布、鷹番に住し、また相模にて綱廣に師事し、再度唐津に住しました。 本阿弥家より本の一字を受けて本行と改名し、老後は豊後太郎と唱え、銘文の「本」の字を松葉の如く崩して切ったことから、世に松葉本行として名高い業物刀工です。

廣賀派は伯耆鍛冶を代表する刀工で、道祖尾家と見田家に分かれました。道祖尾家は室町時代の文明頃から江戸期に亘って倉吉鍛冶町において作刀しており、見田家は初代相州綱広門人と伝える天文頃の五郎左衛門尉廣賀にはじまり、同銘数代が江戸時代初期まで続き、両家共に一門大いに繁栄しました

この刀は佐藤寒山博士の鑑立てでは末古刀の廣賀に極まっていますが、近年の日本美術刀剣保存協会審査に於いては江戸中期元禄頃に活躍した松葉本行に極め変えされました。
手にした時のバランスや姿を鑑みるに江戸期の作と鑑る方が妥当かと思われますが、板目鍛えの沸出来の刀身は、いずれにせよ末相州の流れを汲んだ作品であることに間違いありません。
刃中には砂流が随所に見られ、互ノ目の焼頭は火炎の如き様相を見せ、複雑に入り組んだ刃取り構成は覇気に満ち、飽きを感じさせません。
福島県下のお宅からお譲り頂きましたうぶ品で、市場に出るのは今回が初めてとなります逸品です。

裸身重量726グラム。

伯耆國住前田喜太郎義輝(花押) 聖代刀匠位列“業物”

伯耆國住前田喜太郎義輝(花押) 聖代刀匠位列“業物”
伯耆國住前田喜太郎義輝(花押)
– Hoki no kuni ju Maeda Kitaro Yoshiteru –
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/tachi/057/00.html

本名、前田喜太郎。鳥取県日野郡江府町出身。号は華悠斎。川島忠善門。抜刀道を嗜まれる方の間では斬れ物として著名な延秀の実父で、昭和19に日本刀鍛錬道を設け、島根県刀剣株式会社を通じて美保海軍航空隊に収めました。
聖代刀匠位列に於いては良工の列、業物に認定される戦中を通じて活躍した昭和の刀工です。

元先の差が開き、反りやや高めの優雅な姿に、延びごころの鋭い帽子。大粒の沸を伴った明るく冴えた刃文。古研ぎながらも力強さを感じさせる一刀です。

附属の拵は全て時代物の刀装具を用いて誂えられた本格的な黒蝋塗鞘打刀拵。親鮫こそ用いていないものの、鮫は腹合着せ(一枚巻き)の真面目な仕事がなされています。縁頭は天狗と牛若丸図。山城國伏見住金家と銘が在る鉄味良い鐔が添えられており、手が込んだ猪目透かしのはばき等、旧所有者の本刀への思い入れが感じられる逸品です。
経年劣化による柄糸の傷みが見られますので、お好みのお色で柄を巻き直し、末永く可愛がってあげて下さい。

裸身重量 817グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,138グラム。

無銘 ~気品漂う天正風拵~

無銘 ~気品漂う天正風拵~
無銘
– Mumei –
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/707/00.html

元幅尋常ながらも先幅広く、元先の差が開かず先重ね厚く、中心長めで控え目釘が穿かれた頑丈な造り込み。手持ちずっしりとした先重りの重心は、その重さだけで容易く裁断を可能にするであろうと感じさせます。まさに実用を重視した武辺者の指料と言えるでしょう。

地鉄は杢目基調に良く練れて詰み、匂口は明るく、直刃に小足が盛んに入り、はばき元には湯走が細く刃縁に現れて二重刃風を呈すなど見所多く、 元来は在銘であったようで、中心には銘を消した痕跡が見受けられ、刀身指表中程のところに、部分的に強く研磨したような箇所があり、そのため現状ではそこだけが凹んで見えますが、気になる場合はこの周囲のみ部分研磨を施すことで目立たなくなります。

附属の拵は黒を基調とした落ち着きと気品漂う天正風拵で、黒塗りの鮫に、深緑色の鹿革にて角製の頭に掛け巻き仕上げ。その存在感は大きく、風格が漂っています。

上述の通り先重りのずっしりとした作ですので、非力な方や初心者にはかなり重く感じられ、居合のお稽古には扱い辛いかもしれませんが、居合上級者や諸手持ちでの斬撃では、予想以上の刃味を発揮してくれることでしょう。勿論、美術鑑賞刀としての力もしっかりと持ち合わせた一刀で、内外共に価値ある作品です。

裸身重量1,021グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,267グラム。

無銘 ~黒蝋塗鞘打刀拵入り~

無銘 ~黒蝋塗鞘打刀拵入り~
無銘
– Mumei –
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/706/00.html

小板目肌よく錬れて詰み、地景入った地鉄に小沸本位の明るい直刃を焼いた作品。
粗見すると単調な直刃に見えるも、仔細に眺めると細やかな景色を見せてくれます。
気持ち細目で刃長に比してやや長めの中心に、元先の差が開いた寛文新刀体配は、手に取ると実際の重さより軽く感じられ、居合等の片手操作に非常に適しています。

現状古研ぎながらも地刃の観賞に支障はありませんが、所々に極小さな刃毀れが見られます。
附属の拵は江戸時代の作で、大粒の親粒を用いた柄。凹凸が無い磨地に平象嵌の縁頭、敵の太刀を容易く受け止めることが出来よう鉄の板鐔など、質素ながらも無骨で実用を主眼に誂えられた拵です。

買取時鞘に擦れ傷や小さな凹みが数箇所見られましたので、当店にて鞘を塗り直しました。気持ち良く居合の稽古にも御観賞にもお楽しみ頂けます。はばきの飲み込みがありませんので、実際の刃長より5ミリ程長くなりますので、実質二尺三寸七分六厘程となります。
刃毀れ除去、再研磨ご希望の方はお気軽にお申し付け下さい。(要別途工作費)

裸身重量735グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,028グラム。

紀府住助義造之

紀府住助義造之
紀府住助義造之
– Kifu ju Sukeyoshi –
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/705/00.html

紀州石堂系鍛冶、助義の刃長堂々たる刀です。
反り浅目の姿で、元先の差が開き、元幅に比して帽子が小さい様相から、寛文期の刀姿の名残をとどめた延宝初期頃の作刀と鑑てよいでしょう。

小板目肌に小沸本位の明るく冴えた直刃を焼き、刃縁には盛んに金筋や稲妻が看取され、食い違い刃を見せるなど見所多く、控え目釘が中心尻に穿かれており、実用裁断を考慮した造り込みの一刀です。

現状古研ぎながら地刃の観賞に支障はありませんが、切先先端が極僅かに欠けています。出来良い刀ですので是非とも美術観賞用研磨を施し、大切に後世に伝えて頂きたく思います。

裸身重量989グラム。

(葵紋)以南蛮鉄於武州江戸越前康継

(葵紋)以南蛮鉄於武州江戸越前康継
(葵紋)以南蛮鉄於武州江戸越前康継
– Motte Nanbantetsu Oite Bushu Edo Echizen Yasutsugu –
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/704/00.html

銘に関しては首肯しかねますので、彫り身の無銘刀としてお求め下さい。
葵紋や康継銘も上手に切られており、康継の雰囲気を楽しめる一刀です。

裸身重量596グラム。