町井勲 将平刀コレクション

昨夜も将平刀匠から歓喜の電話がありました。

最近やたらと絶好調な将平師。以前から手がけてみたかった那須与一の佩刀『成高』の写しが出来上がったとのこと。

満足行く出来のようで将平師は嬉しい悲鳴。私も嬉しい悲鳴だが、諸工作代を考えると悲しい悲鳴も混じります(笑

那須与一佩刀成高写

中心の銘もそのままに写す…

焼き上がったばかりの成高写し全景…

成高写しの一つ前に鍛えた古備前写し…

 

現在何振手元に将平刀があるのか、軽く数えてみたところ、太刀、刀、小太刀、脇指、短刀だけで55振ありました(驚

まさに世界一の将平コレクター

次から次に作品を買い上げているので、諸工作を施す余裕も無く、全て打卸状態のままなのが残念ではありますが…

その中には将平師の処女作(日本美術刀剣保存協会新作名刀展受賞作品)など、将平刀匠の刀工人生を物語る代表作も、私のコレクションに含まれています。

 

私の将平刀コレクションは、私個人の趣味でありながら美術刀剣 刀心の商品でもありますので、御所望の方がいらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

toushin@nihontou.jp

 

無銘新々刀 九八式軍刀拵美品

無銘新々刀 九八式軍刀拵美品
無銘
– Mumei –
 
江戸後期の新々刀が納められたほぼ未使用の陸軍九八式軍刀です。
鉄鞘の状態も良く、特筆すべき傷や欠点はありません。大切羽を含め、計八枚から成る切羽の厚みが圧巻。柄頭や石突金具の桜花も完璧に残っており、金具は全て“5”の刻印が打たれた軍装コレクター垂涎の完品です。
 
刀身は指表の元の方鎬寄りに目立たぬふくれがある以外は疵欠点皆無で非常に健全。保存刀剣審査の対象となりうるれっきとした美術刀剣で、小板目肌僅かに粕立ちごころに、焼頭の匂口締まる互ノ目丁子乱れを焼いています。
研磨状態も悪くなく、はばき元と横手下の一部に薄錆が見られるも、特に再研磨の必要無く地刃を御観賞頂けます。
部分研磨、仕上げ直しご希望の方はお気軽にお問い合わせ下さい。
 
在りし日の大日本帝国の威光を現代に伝える英霊の遺物。乱雑に扱わず大切に次の時代に引きついて頂ける方にお譲りしたい名軍刀拵です。
 
裸身重量756グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,112グラム。

丁子刃が見事な脇指

丁子刃見事な脇指無銘
– Mumei –
 
特筆すべき疵欠点無し。
小板目肌が良く練れて詰んだ精良な地鉄は、澄み切った湖の湖底を覗き見るが如く奥より肌立ち、匂口明るく冴えた尖りごころの丁子乱れを見事に焼き上げ、あたかも落ちる水滴によって弾ける水面を見ているようです。
指表は派手に乱れるも指裏は大人し目で、表裏でまた違った印象を楽しめます。
 
附属の拵は、鞘を粗目の黒石目で塗り、鐔は國廣在銘の碁石形で、宣徳(真鍮)覆輪がかけられており、裏面に見られる記号らしき銘も興味をそそってきます。
 
派手に乱れた丁子刃だけに、上手な差込研磨を施したい一刀。お求め易い価格で御案内致しますので、この機会を逃さないで下さい。御購入後は是非とも保存審査を御受審されることをお薦め致します。
 
裸身重量516グラム。  拵に納めて鞘を払った重量760グラム。

赤穂住則之 天保五年八月吉日 ~広島の大名登録刀~

赤穂住則之 天保五年八月吉日 ~広島の大名登録刀~
赤穂住則之 天保五年八月吉日
– Akou ju Noriyuki –
 
因州頼之門。生国備前。俗名を佐々木三郎兵衛と称し、天保頃に播磨で活躍しました。
 
この刀は定寸で反りやや高く、元先の差が開いた上品な姿で、小板目肌杢交じりの良く練れた地鉄に、匂口明るく冴えた浅い湾れごころの直刃を焼いた作品で、大名が所持するに相応しい落ち着いた雰囲気の疵欠点皆無の良刀です。
保存刀剣鑑定前の今だからこそこの価格で御入手頂けます。審査受審後は当然ながら価格も変わりますので、今この時期を逃さないで下さい。
 
脇指348の則之とご一緒にお求め頂き、是非とも大小としてコレクションにお加え下さい。
 
裸身重量619グラム。  拵に納めて鞘を払った重量889グラム。

実用兼美の武用刀 町井勲・藤安将平監修 刀心作

刀心作

刀心作
– Toushin saku –
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/618/00.html
 
皆様にお求め易い価格で町井勲と藤安将平監修の武用刀を御提供致したいとの思いから、長寸模擬刀の拵に合わせて本刀を打ち上げました。
研磨は居合用の手抜き研磨ではなく、下地もしっかりと手がけた観賞用クラスのものを施しましたので、観賞刀としてもじゅうぶん過ぎるほどお楽しみ頂けます。研ぎ上がりほやほやの本刀の地刃の冴えをご堪能下さい。指裏の刃中の変化が特に見事で、平安末期~鎌倉初期の太刀に見られるような、鎬地に現れた映りも見所の、まさに実用兼美の現代の名刀です。
 
裸身重量1,024グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,369グラム。

値切り

刀剣を購入しようとされるなら、値切りをしてはいけないと、度々このブログでも書いてきました。

生活雑貨とは異なるのです。

刀剣は今の時代において、生活に絶対必要なものではなく、贅沢品に他なりません。

 

今朝もパソコンを起動させ、お客様からのメールチェックをしていますと、76万円の値段をつけている刀に対し、60万円で取引して欲しいとありました。

 

ふざけるな! でございます。

 

76万を75万にして欲しいなんてかわいいものではありません。あり得ない値引き交渉です。

カチンときたので

 

当店は一切の値引きには応じておりません。

また、値引き交渉されるお客様とはお付き合い致しません。

 

と返信しました。

 

刀はそれぞれが一点物。ある程度の相場があるとは言え、同作者の作品でも厳密に言えば出来によって値段が大きく変わってくるものです。

私の店に限らず、他店におきましても、相場より高値がついている品は、店主の思いいれがあったり、それ相応に出来が良いものであったりします。

実物を見ずして値切り交渉は刀剣趣味人として最低の振る舞いだと肝に銘じてください。

高いと思われたなら諦めるか、どうしても諦められないのであれば、店主に相談にのってもらい、取り置きしてもらって資金を貯めるくらいの心構えなくして、どうして購入した刀を大切に扱うことができるでしょう?

自分自身で自分の愛刀の価値を下げるような愚行は慎みましょう。

刀剣購入の際にケチるお客様が、将来、その刀に錆が生じた時、正しくメンテナンスして下さるとは私には到底思えません。ですからそのようなお客様とのお取引はご遠慮させて頂きます。

 

商売も大切ではありますが、私は何よりも刀が大好きなので、刀剣のことを最優先に考えさせていただきます。

うぶ出し 無銘短刀

うぶ出し 無銘短刀
無銘
– Mumei –
 
南大阪の旧家より数振まとめて買い取らせて頂いた刀剣の内の1口です。
発見届けから登録審査まで、全て当店にて代行させて頂きました。市場に出るのは今回が初となる完全なるうぶ品で、薄錆に包まれ地刃が見えない状態であったものを、当店にて研磨致しました。
 
板目に杢交じりの地鉄には地景が入って肌立ち、総体に白い印象を与えます。刃文は焼き出しから始まり、腰より上で互ノ目を焼き、焼き頭には足が入って丁子風となっています。刃取りは表裏揃い、江戸後期に流行した冠落し造りとなっており、特筆すべき疵欠点はありません。
 
附属の拵は唐草に桜花と桐が金象嵌された一作金具で、幅の狭い細柄糸で撮み巻きにした上品な柄に、腰を千段とした黒萎革塗り鞘で、凹み等の傷は無く、大変綺麗な状態です。切羽とはばきは銀着せの高級品。無銘の短刀なれど拵の格は高く、身分が高い方の指料であったことを物語っています。
 
研ぎ上がり刀身ならではの深みある地鉄と、刃取りされたばかりで白く冴えた刃の絶妙なるコントラストをお楽しみ下さい。
 
裸身重量237グラム。  拵に納めて鞘を払った重量377グラム。

独創と独走 ~鬼才、刀匠藤安将平~

つい先程将平刀匠から電話が…

いつも明るい声なのに、なにやら重い雰囲気の声…

 

どうしました?

 

心配する私の声に

 

「凄いの出来ちゃった… 古備前だよ… 前回の作を越えちゃったよ…」

 

とのこと。

きたーっ!! 近頃は重い雰囲気の時は傑作が生まれた時になっています。

 

前回の作品の地沸は本当に見事で、刃の働きも荒砥で見える程だったのに、それを越えたって…

 

これまで様々な独創と研究を重ね、もう、今や現代刀匠の中では完全に独走状態の将平刀匠。

今晩徹夜で仕上げ、明日にはうちに向けて発送してくれるそうです。

ドラゴンボールの野沢さんの台詞ではないけれど、

「おらぁ、わくわくすっぞぉ~」

と叫びたい気分。

 

急ぎ研磨代や鎺、白鞘代を稼がなければ!!

 

将平最新作

上写真の太刀が今回話題にあげた将平最新作。

 

因みに下に掲げる写真は以前ブログにも書きましたが、将平刀匠からの依頼により、一晩徹夜で下地をした、とある名刀の写しです。中身はまだ披露致しません(笑

姿も出来も滅茶苦茶いいんですが、これを越える作が前回、今回と続いているそうですから、今後更なる領域に行かれることでしょう。

某名刀写しの将平

某名刀写しの将平

鎺も白鞘も最上級のものを誂えました。

研ぎあげるのが楽しみです!

 

将平作の刀剣を御所望の方は、お気軽に美術刀剣 刀心へお問い合わせ下さい。

toushin@nihontou.jp

刀剣趣味をこれから始められる方、お財布に優しい価格で室町時代の脇指を御紹介致します。

無銘
無銘
– Mumei –
 
室町時代後期に鍛えられた大磨上無銘の脇指です。
杢目鍛えに地景入り、肌立った地鉄に丁子交じりの互ノ目を焼いた作品。小疵がありますが古い時代の作品にはまま見られるものですからさほど気にはならないでしょう。研磨状態も良好で手をかけることなくお楽しみ頂けます。
これから刀剣趣味を始められる方で、まずは一振勉強用にと思われておられる方にうってつけの作柄と価格。立派な白鞘に銀二重はばきが装着されており、これだけでも価値あり!
一点物ですからお申し込みはお早めにどうぞ。
 
裸身重量533グラム。

薩摩國住人國平 ~第20回重要刀剣~

薩摩國住人國平 ~第20回重要刀剣~薩摩國住人國平
– Satsumanokuni junin Kunihira –
 
國平は奥次郎左衛門と言い、叔父忠清の門に学び、初銘を忠金・包善と称しましたが、後に惣左衛門正房の門に入って國平と改名。享保の芝浜御殿鍛刀の折には正清・安代の後見として江戸に赴きました。
現存する作品は比較的少なく、華やかな互ノ目乱れの刃文、荒沸の激しい作をみせていますが、この刀はその傑作で、地刃の出来が比較的穏やかであり、匂口の冴えは見事です。
 
裸身重量1,232グラム。  拵に納めて鞘を払った重量971グラム。