無銘
– Mumei –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/1559/00.html
元先の幅差目立っては開かず、切先延びる。地鉄は小板目柾流れよく詰むも肌が荒れた箇所が見られ、淡く映りごころが在り、刃文は互ノ目に互ノ目丁字を交え、刃中に葉や砂流が見られ、足入り、刃縁から匂口が尖り状に延びるなど、平地に向かっての働きが盛んに見られ、鋩子は表は焼や幅狭く直ぐ調に先丸く返り、裏は焼きたっぷりと直ぐ調に先丸く返る。
付属の拵は柄にガタツキは無くしっかりとしていますが、鐔鳴りはしますので責金を施されることをお薦め致します。鞘から払って構えてみると、手元重心で非常にバランスが良く、扱い良さを感じさせますので、片手操作が主となる居合の形稽古にも最適です。
※責金工作は11,000円(税込)にて承ります。
裸身重量710グラム。 拵に納めて鞘を払った重量1020グラム。