短刀 備州長船守久

短刀 備州長船守久
備州長船守久
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/tantou/141/00.html

銘鑑を紐解くに、守久は南北朝時代貞治頃に活躍した者を初代、南北朝末期から應永にかけて活躍した者を二代として紹介されています。
本作は日本美術刀剣保存協会による鑑定で、後者である二代と思しき鎧通しです。杢目肌少しく肌立った地鉄には、備前等の代名詞とも言うべき映りが総体に立ち、匂口明るく冴えた互ノ目を焼いています。

長らく大阪のコレクターが愛蔵した一刀で、うぶだしの名品です。当店で観賞用並研磨を施し、保存刀剣鑑定のみを受審しました。願わくば上研磨を施し特別保存刀剣審査をご受審下さい。

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