加州家次 ~加賀青江~

刀 無銘(加州家次)

刀 無銘(加州家次)

http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/557/00.html

 

加賀青江とも呼ばれる加州家次は藤島派の刀工で、室町前期應永頃の家次を初代とし、以降室町末期まで栄えました。

本刀は刃中まで良く煮えた小乱れに金筋を交え、地鉄は総体に淡く映り立った出来口。附属の拵には、素銅鎚目地に桃をあしらい、耳と小柄笄櫃穴に赤銅の覆輪を着せた鐔に、流水に扇の縁頭、茸図の目貫、金着の切羽など、豪勢な造りになっています。
はばきは現状では単なる素銅地になっていますが、こちらも元来は金または銀の着せであったもので、元の鞘は網目模様に青貝を散らした上等な鞘でした。さぞ高禄の士の指料であったことが窺がえます。
残念ながら附属していた時代の鞘は漆剥離や傷みが目立つため、新たに黒蝋塗鞘を製作致しました。
細かな刃中の働きが大変興味深い一刀ですので、余力ある方は是非再研磨されてみては如何でしょうか。

裸身重量627グラム。  拵に納めて鞘を払った重量894グラム。

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