國助 ~丁子刃見事な観賞向けの一刀~

國助
– Kunisuke –
 
反り気持ち浅目ながらも姿良く、緻密に練られた地鉄は精美で、刃縁と鎬地が柾がかる。匂口明るく冴えた丁子乱れには、焼頭に玉を交え、あたかもこけしが居並ぶようにも見えます。刃中には長い金筋や砂流、丁子足等働きが盛んに看取され、賑やかな出来口を示しています。
指裏に國助と銘切られており、これは偽銘と思われますが、著名な河内守國助以外にも國助と銘切る刀工がおりますし、未鑑定刀につき、このまま保存刀剣鑑定を御受審頂いて、然るべき審査結果を待ってから銘を潰して無銘にし、再度保存刀剣審査を御受審頂きたく思います。
観賞刀として申し分ない出来口の一刀。是非この機会に御入手下さい。
 
裸身重量796グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,123グラム。

佐賀住國清 ~現存数少ない希少な脇肥前刀~

佐賀住國清
– Saga ju Kunikiyo –
 
國清は江戸前期の寛文頃に佐賀で活躍した刀工です。忠吉家とも所縁があったのではないかと考えられ、所謂脇肥前工の一人であり、現存する作品も少ない貴重な脇肥前の作品です。
 
この刀は、元先の差が開いて反り浅目の典型的な寛文新刀体配で、刀剣の姿を学ぶ上でも価値ある一刀です。単調な直刃に見えるも、刃縁には様々な変化が看取され、砂流や金筋、湯走などを御観賞頂けます。
現状では古研ぎのため、経年による手入れヒケなどが見られますが、現状のままでも地刃の観賞可能。されど在銘の真面目な一刀だけに、然るべき研磨を施し、國清が持つ力を存分にお楽しみ頂きたく思います。再研磨御検討下さる方はお気軽に御相談下さい。
 
附属の拵は、数寄者によって昭和期くらいに誂えられた贅を尽くした真面目な作で、縁には寝そべり佇む鹿が。頭には甲冑を纏った女性武者。目貫は鐙図。鐔は桃山期頃の古金工作による梅に兜と鐙図が添えられており、画題を武具あるいは女性武者に因んだ図柄で揃えられています。本漆黒石目塗りの鞘も状態が良く、鯉口も新品同様。気持ち良く御所持頂ける一刀です。
 
手持ちバランス最上なる一刀ですが、願わくば居合稽古にはそのまま御使用になられず、新たに新作金具を用いて柄を新調した上で居合稽古にお使い下さい。
 
※店主町井からの一言
居合修練は技術向上をはかるものであり、華美な金具や拵を他人にひけらかすためのものではありません。昨今、刀剣類の価格下落に伴い、名品金具も入手し易くなったがため、これら名品を拵にかけ、手擦れによって後世に遺し伝えるべき数多の名刀装具が損傷されています。居合や抜刀を嗜む方は、どうかそれを気に留めて頂き、本来あるべき居合・武術の修練に重点を置かれ、時代金具の使用はくれぐれも慎まれますようお願い致します。よって、本刀の拵をそのまま居合に御使用になられるような方には、本刀の販売をお断りさせて頂きます。文化財である刀剣類を、健全な姿で次の時代に伝えましょう。
 
裸身重量664グラム。  拵に納めて鞘を払った重量979グラム。

刀 無銘 ~片手操作に適した手持ちバランス良い一刀~

無銘
– Mumei –
 
元差の差が開いた優雅な造り込みで切先やや延びた体配に、匂口明るく冴えた互ノ目乱れを焼いた作品。
江戸時代に入ってから、中心の反りを伏せられた形跡がみられます。これは斬撃力を向上するために当時頻繁に行われたもので、欠点の内には入りません。
現状では点状に軽い錆が見られますが、居合のお稽古にお使い頂く分にも支障無く、地刃の観賞も可能です。
指裏はばき上の平地に軽い朽ち込み錆が見られますが、次回研磨で除去可能な範疇です。
 
附属の拵には覆輪に傷みあるも、桃山時代頃の古金工の作による鐔が添えられており、縁頭は宗典在銘の仁王図、目貫は梅花図と、華やかな金具が用いられており、鞘の状態も良く、御案内致します価格以上の一刀です。
手持ちバランスが非常に良く、とても軽く感じられ、居合の片手操作にも最上の一振ですが、良い金具が用いられていますので、手擦れによって折角の金具を傷めてしまうのが惜しまれます故、居合にお使いになられる場合には、新たに新作金具を用いて柄前を新調して頂きたく存じます。
これから刀剣趣味を始められる方へ、最初の一振として、観賞用としてもお薦めの一刀です。
 
裸身重量グラム669。  拵に納めて鞘を払った重量950グラム。

無銘 海軍太刀型軍刀 ~研磨仕上がったばかり~

無銘 海軍太刀型軍刀 ~研磨仕上がったばかり~

無銘
– Mumei –
 
大湾れ調に互ノ目を交え、物打より先は、焼き幅たっぷりと皆焼がかった派手な出来口。
附属の拵は藍鮫研ぎ出しで、保存状態は良好です。
当店にて研磨を施しました。地刃冴え冴えとした研ぎ上がりならではの醍醐味を存分に御堪能下さい。
 
裸身重量622グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,010グラム。

大好評! 初心者応援価格!!

刀 無銘 ~初心者応援価格~

無銘
– Mumei –
 
無疵無欠点。杢目肌良く練れて詰んで精美。匂口明るく冴え、湾れ調子に互ノ目を焼く。
元は濃州云々と正真銘が切られていたようですが、現在は無銘にされており、仔細に観察すると薄らと鏨跡が見られます。
 
裸身重量707グラム。

無銘 ~これから刀剣趣味を始められる方へ~

無銘 ~これから刀剣趣味を始められる方へ~
無銘
– Mumei –
 
杢目肌良く練れて肌立ち、縮緬状となった地鉄に、尖り刃交じりの互ノ目乱れを焼き上げた作品で、刃縁に砂流が顕著に現れ、刃中の働き盛んに見応えある出来口。
これから刀剣趣味を始められる方に向け、お求め易い低価格で御案内致します。
 
裸身重量635グラム。

城州住来法道

城州住来法道
城州住来法道
– Joshu ju Rai Norimichi –
 
法道は江戸前期に山城國で活躍した刀工で二代続いており、初代は寛文頃、二代は貞享頃と銘鑑には記されています。
 
この刀は特筆すべき疵欠点も無く、緻密に練られた杢交じりの小板目肌が美しい一刀です。
 
裸身重量650グラム。

會津住和泉守兼定

會津住和泉守兼定
會津住和泉守兼定
– Aizu ju Izumi no kami Kanesada –
 
やや細身のすらりとした体配に、延びごころの切先が鋭さを感じさせます。
刃区上の刃毀れが惜しまれますが、はばきの飲み込みで隠すことができます。附属しております時代物の変わり形はばきは傷みがありますので、新たにはばきを新調されることをお薦め致します。勿論現状のままでも支障はございません。
研磨代を考慮し、お安く御案内させて頂きますので、どうぞ前向きに御検討下さい。
※未鑑定刀につき、銘の真贋保証はございません。
 
裸身重量745グラム。

無銘 ~黒腰篠塗鞘の上品な打刀拵入り~

無銘 ~黒腰篠塗鞘の上品な打刀拵入り~
無銘
– Mumei –
 
無疵無欠点。匂口明るく冴えた互ノ目乱れを焼いた作品。
 
附属する拵は腰元を黒の篠塗りにした手が込んだ鞘で、柄や鐔にはガタツキ無く、そのまま武用刀としても、観賞用としてもお楽しみ頂けます。
※横手上フクラの刃先に当傷があり、一部刃先が潰れています。部分研磨でお安く修繕できます。
 
裸身重量707グラム。  拵に納めて鞘を払った重量966グラム。

備中國住竹下祐光金田光包作之 昭和庚申歳三月日 ~研磨代を考慮した低価格!!~

備中國住竹下祐光金田光包作之 昭和庚申歳三月日 ~研磨代を考慮した低価格!!~
備中國住竹下祐光金田光包作之 昭和庚申歳三月日
– Bicchu no kuni ju Takeshita Sukemitsu Kaneda Mitsukane –
 
本名、竹下善自。大正4年(1915)5月20日、滋賀県蒲生郡日野町大窪清水町、祖父『角太郎祐光』より受け継ぐく刀工の家系に生まれました。父『栄太郎祐光』の下で鍛刀を学び、後に大阪の『沖芝正次』に師事して『祐光』の名を継承した昭和を代表する刀匠です。
昭和16年(1941)、文部省後援の日本刀展に入選、同18年(1943)には特選。岡山県笠岡市笠岡の『笠神社』の御神刀を鍛錬しました。
戦前戦中は陸軍受命刀匠として数多の利刀を鍛え、昭和29年(1954)、早い時期に文化庁より作刀承認を受けています。昭和39年~45年(1964~1970)、日本美術刀剣保存協会の『新作名刀展』にて7回連続入選、都合11回の入選を果たしています。
昭和後年には岡山県高梁市三沢(旧手荘町)に鞴を構え槌音を響かせ、後身で実子の『源勲』の指導にあたり、晩年は『備中國手荘住竹下平安城源祐光作之 平成九年紀』などと銘を刻んでいます。
 
光包刀匠は本名を金田勇と言い、岡山県倉敷玉島に住しました。全日本刀匠会々員であり、多数の入選成績を持つ刀工です。
 
この刀は竹下祐光と金田光包刀匠による合作銘が切られた作品で、柾目主体の地鉄に明るく冴えた互ノ目乱れを焼いています。
前所有者が居合抜刀の稽古に使用していたため、現状では美術観賞を楽しめない状態にありますが、再研磨して頂ければ、地刃の冴えを存分にお楽しみ頂ける一刀で、特筆すべき疵欠点も見受けられず、研ぎ上がりが楽しみ。
 
武用刀としてお使い頂くには現状でも充分かと思われますが、物打に極小の刃毀れがございますので、寝刃合わせを施した後に試斬稽古にお使い頂ければと思います。
尚、研磨は11万円(l税別)より承ります。
 
附属の拵は全て時代物の真面目な金具が用いられており、革巻きの柄が添えられていますが、現状ではガタツキがございますので、経木を添えてガタ直しをなさってください。当店でもガタ直し可能です。(別途5,000円税別)
縁頭は杢目の練りが見事。縁の大きさは40ミリございますので、身幅の広い刀や現代刀の拵製作を御検討の方は、金具取りとしてもお薦めです。
 
裸身重量698グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,007グラム。