脇指 立子山住人将平謹作(花押) 令和元年五月一日 ~価値ある時代物の拵に合わせ、名匠将平が丹精込めて鍛え上げた逸品!~

立子山住人将平謹作(花押) 令和元年五月一日
– Tatsugoyama junin Masahira –
 
藤安将平刀匠は昭和21年福島県伊達郡生まれ。昭和41年長野県坂城町の刀匠、故人間国宝、宮入行平師に入門。
昭和50年福島県立子山に鍛刀場を開設して独立。以後作刀の研究修練を重ね日本美術刀剣保存協会優秀賞3回、奨励賞6回、努力賞7回を受賞。平成2年には日本美術刀剣保存協会会長賞受賞。同14年日本美術刀剣保存協会寒山賞を受賞。
 
尾張熱田神宮、奈良護国神社など多くの神社で奉納鍛錬を行い、平成20年には、704年、佐備大麻呂の作剣以来、およそ千三百年ぶりに常陸鹿島神宮において日本刀奉納鍛錬を行う。
 
昭和59年秋には伊勢神宮第61回式年遷宮、御神宝太刀謹作奉仕の大役も担い、先の震災で大きな被害を受けた福島県南相馬の御刀神社復興支援にも大きく尽力され、御神宝となる直刀を謹作奉仕し、直近では福岡の宮地嶽古墳出土大直刀の復元鍛錬など、現代日本刀匠屈指の作刀技術を持っている。
 
平安、鎌倉時代の古刀剣再現への強い想いを持ち、長年研究修練に取り組み、国宝、重要文化財やそれに類する刀剣類、全国の砂鉄や鉄文化の知識見識も豊富で、太刀、刀、短刀、脇指、薙刀、古代直刀など、どれを手掛けても正確で美しい刀姿を造り上げる。地鉄、焼刃の手際も鮮やかで幅広い製作能力を誇り、中心鑢や銘文といった中心仕立ても現代刀匠随一で、師である行平没後、師の実子である宮入小左衛門行平(宮入恵)を預かり、弟子として鍛刀修業を積ませた経緯からも、師の信任が厚く、その技量の高さを物語っている。
 
近年は奈良正倉院収蔵の直刀、手鉾のなど奈良時代の刀剣類の研究、名物鶴丸國永や薬研藤四郎の復元製作にも取り組まれ、上記の御刀神社奉納直刀の焼刃などは神域に入られたと言っても過言ではない。
 
古刀再現の第一人者として、また、鉄をも裁断する利刀を鍛えることでもその名が高い名工藤安将平。当店々主である町井勲とタッグを組み、真の実用兼美の名刀造りに今も勤しんでいます。
 
 
この脇指は古い時代物の拵に合わせ、令和元年に鍛えられました。元先の幅差上品に開き、切先やや延びごころ。小板目肌柾流れの地鉄は少しく肌立って地景入り、刃文は匂口明るく冴え、湾れ調子に互ノ目を焼き、丁字交じり、足、葉頻りに入り、横手辺りで湾れ込み、先直ぐに丸く返る。古刀再現を目標とする将平刀匠だけあって、地刃の出来は現代刀には見えぬ出来栄え。まさに宝刀、家宝として相応しい一刀です。
 
付属の拵は先述の通り江戸期の時代物で、竹に虎図の小柄袋には、一般的によく経眼される方刃の小刀ではなく、諸刃剣形の一風珍しい穂先が装着されています。
 
裸身重量298グラム。  拵に納めて鞘を払った重量545グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

短刀 無銘 ~肌物が好きな方や、刀剣趣味初心者の方、御守刀としてもお奨めの眼を惹く拵入り!~

無銘
– Mumei –
 
重ねやや厚目で姿尋常にして杢目肌よく練れて肌立ち、地景入る。刃文は匂口締まった直刃で、帽子は直ぐに小丸にやや硬く返る。
附属の拵は手が込んだ変り塗りが施された合口短刀拵で、柄の中央のみ出鮫にしインパクトある造り。経年により指表の目貫が失われていますので、似通った図柄の片目貫や、お客様がお手持ちの目貫に取り替えて御愛蔵下さい。
お手頃な価格で拵付きの短刀をお探しの方や、これから刀剣趣味を始められる方にお薦めの一刀です。
※片目貫の在庫ございますのでお気軽にお声がけ下さい。
 
裸身重量122グラム。  拵に納めて鞘を払った重量164グラム。
 
 
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刀 波平安氏 ~ 波平六十代目、安行の初銘安氏銘の作品!特別保存刀剣鑑定を御受審ください!~

波平安氏
– Naminohira Yasuuji –
 
波平一派は平安時代から連綿と続く刀匠群。本工安氏は波平本家59代安常の子で、60代目となる刀工。俗名を橋口勘之丞、甚之丞と称し、享和二年(1802年)に安氏から安行に銘を改めました。
 
この刀は元先の幅差開き、中切先やや延びごころ。茎反りに対して上は反り浅い造り込みで、地鉄は杢目よく練れて詰み、刃縁柾流れて精美。刃文は匂口明るく冴えた直刃調の刃取りに浅い湾れや互ノ目を交え、匂深く、刃縁には金筋が随所に現れ、刃中には芋蔓の如き太い金筋が顕著に見られる。鋩子は表裏共に直ぐに先大丸に返る。
手元重心でバランスが良く、特筆すべき疵もありませんので、上研磨を施して特別保存刀剣鑑定を御受審下さい。
 
裸身重量698グラム。
 
 
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刀 藤原秋房於江府作之 天保四年癸巳年三月日 ~銘鑑漏れの希少な刀工の作品!お求め易い価格でご案内!~

藤原秋房於江府作之 天保四年癸巳年三月日
– Fujiwara Akifusa –
 
銘鑑を繙くと、上州に源姓を銘切る秋房が二名見られますが、それぞれが活躍した年代と、本刀に切られた年紀とでは80年以上の開きがあるので別人と思われ、銘鑑漏れの刀工かと推測されます。本工秋房について御存知の方は是非御教授下さい。
 
元先の幅差開いて切先やや延び、反り高く腰元より上で反り付く優雅な先反り姿でありながら鋭さを感じさせる。地鉄は杢目よく練れて詰んで地沸厚く付き、地景入る。刃文は柔らかい感じの互ノ目乱れで、足入り、砂流顕著に見られ、鋩子は表裏共に直ぐに丸く返っています。
現状では薄錆が一部ありますが、鑑賞の支障にはなりません。手持ちバランスは手元重心で心地良く、扱い易さを感じさせます。
昭和26年2月と、かなり早い時期の東京都登録であることから、名のある大々名家所蔵の一刀であったことが窺えます。
保存刀剣鑑定を是非御受審頂き、特別保存刀剣鑑定にも挑戦なさって下さい。
※本刀には銃砲刀剣研究会による上州秋房との鑑定書が附属しておりますが、上述の通り上州秋房と本工秋房との年代に開きがあるため、当店では別人と鑑ております。
 
裸身重量644グラム。
 
 
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刀 無銘(藤島) ~室町前期の鑑定書付き古刀をお求め易い価格でご案内です!~

無銘(藤島)
– Mumei(Fujisima) –
 
藤島とは、山城の名工、来國俊の門人であった初代藤島友重を祖とする、鎌倉末葉から南北朝に加賀国に移り住み作刀した刀工一派で、越前国藤嶋を生国とする故に藤嶋と称すると伝えられています。現存する藤島は室町初期より見られ、室町後期頃は特に繁栄しました。作柄は、姿などに京風の雰囲気が垣間見られますが、地鉄に黒味があり、大和伝風のものも、備前、美濃伝にも見える作品があると云われています。
 
この刀は大きく磨り上げられるも、今尚踏ん張り強く、反り強く、茎を見ると反りを伏せられた形跡がある点からも、元の姿は優雅な太刀であったことが容易に想像できます。地鉄は小板目に柾気が強く現れ、地沸付いて地景入り、刃文は互ノ目乱れを主に小乱れや互ノ目丁字を交え、匂口明るく、刃縁に大粒の沸が絡み、砂流見られ、飛焼も交え、物打辺りからは更に覇気を増して皆焼がかり、鋩子は直ぐに先丸く返っています。
刃長こそ短いものの、覇気溢れる出来口は鑑賞刀として申し分無く、刀剣趣味初心者のみならず、玄人にもお値段以上にお楽しみ頂けるものと、自信をもってお奨め致します。
 
裸身重量505グラム。
 
 
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刀 阿州藤原貞重 ~銘鑑漏れの希少な地方刀工の作品!手元重心でバランス良く、扱い易い一刀!~

阿州藤原貞重
– Ashu Fujiwara Sadashige –
 
手元にある銘鑑には阿州の貞重が見当たらないため、銘鑑漏れの地方鍛冶と思われます。同工についてご存知の方は是非ご教授下さい。
 
この刀は反り浅めで、磨り上げられた現状では、元先の幅差さほど開かず中切先。地鉄は杢目が良く練れて詰んで地景入り、鎬地は柾気が強く、刃文は中直刃調の刃取りに小足が頻りに入って小乱れを成し、刃縁には金筋も見られる。鋩子は表は突き上げて、裏は直ぐに先丸く返る。
指表物打辺りの鎬地に鍛え疵。同じく指表物打辺り前後の棟角に鍛え疵が見られます。バランスは手元重心で心地良く、扱い易さを感じさせます。
銘鑑漏れの希少な刀です。保存刀剣鑑定を是非御受審下さい。
 
裸身重量710グラム。
 
 
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刀 無銘(波平/平鎮忠) ~内外共に認定書付きで刀剣趣味初心者にもお薦めの一刀です!~

無銘(波平/平鎮忠)
– Mumei(Naminohira / Taira Shigetada) –
 
平鎮忠解説
豊州高田派は、豊後国高田地区(現大分市鶴崎近辺)で栄えた刀工一派で、古刀期の作に平姓を銘切るものが多く、それらを平高田と称し、新刀期以降は藤原姓を銘切るようになったことから、藤原高田と汎称します。古来より実用刀としての評価が高い一派で数多の武将に愛用されました。
鎮忠は豊後高田派の流れを汲む刀工で、伊賀名張に住し紀伊でも作刀しました。荒木又右衛門伊賀越の仇討後、同荒木村荒木神社に鎮忠の刀が寄進されたことでも知られる刀工です。
 
波平解説
薩摩国での刀工の始祖は、平安時代永延(987~988)頃の大和の刀工『正国』が薩摩に移住したのが始まりと伝えられ、鎌倉時代の中期以降は代々『行安』が波平系の氏族を取りまとめる長となって、中世の鎌倉、南北朝そして室町時代、さらには新刀期まで繁栄しました。
作風の特徴は大和伝を踏襲しながらも「綾杉肌」を鍛えることでも知られており、古来より平らな波と縁起を担ぎ、水軍や海軍、海運業に携わる方々に愛されてきました。
 
この刀は磨り上げられるも元先の幅差頃好く開き、切先やや延びごころ。鎬高い造り込みで、表裏に腰樋と添樋を掻き流し、地鉄は小板目流れて肌立って一部綾杉がかり、黒い鉄交じり地景入る。刃文は古刀然とした柔らかみを感じる匂口で、互ノ目や互ノ目丁字を焼き上げ、刃中頻りに砂流かかり、金筋、稲妻入る。鋩子は直ぐに先丸く返る。
昭和48年の鑑定では時代を江戸初期、慶長頃に活躍した平鎮忠と極められ、昭和54年には波平と極め変えされています。高須透氏は日本美術刀剣保存協会奈良県支部で役員もされた人物。鎮忠よりも古い刀であろうと見抜かれて貴重刀剣の審査を改めて受けられたものです。現在の日本美術刀剣保存協会の保存刀剣鑑定に於いても、おそらくは波平で極められるものと思われます。
 
附属の拵は青貝を微塵散らしに塗られ、縁頭は赤銅地の半太刀様式。刀身を拵に納めると、柄にガタツキ、鐔鳴りあるも、手元重心でバランスが非常に良く、とても軽く感じられます。
内外共に認定書が交付された真面目な一刀。刀剣趣味初心者の方も安心して御所持頂ける当店推薦の一振です。
 
裸身重量607グラム。  拵に納めて鞘を払った重量899グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

NHK 美の壺 ~魂宿る刀剣~ 再放送のお知らせです

美の壺

【「美の壺・選」放送日】File511 魂宿る刀剣(初回放送2020/9/4)

【Eテレ】7/13 水曜 前 5:30~ 5:59 

見逃した方も、既に御覧になられた方も、是非御覧下さい。

摂州住人秀久作 平成七年十二月日 ~拵新調渡し 手持ちバランス良い一刀~

摂州住人秀久作 平成七年十二月日 ~拵新調渡し 手持ちバランス良い一刀~
摂州住人秀久作 平成七年十二月日
– Sesshu junin Hidehisa –
 
秀久刀匠は兵庫県宝塚市にて槌を振るい、華やかな丁子乱れの作を好んで鍛えました。斬れ味が良いと定評ある刀工です。
 
この刀はもと先の幅差頃好く開き、表裏に刀樋を掻き流しとし、地鉄は小板目が良く練れて詰み、地沸付いて精美。刃文は匂口明るく冴えた互ノ目丁字乱れで、刃縁や刃中には砂流が見られ、太く短い足入り、蟹爪刃の如き刃も交じる。鋩子は表裏乱れ込んで先丸く返る。
手元重心でバランスが良く、拵にかければ更にバランス良くなり、片手操作に適した武用刀としても活躍してくれることでしょう。
 
※写真の拵は同図柄の金具を用いた別の刀の拵です。木綿柄巻仕上げにてお納めします。
 
裸身重量724グラム。  拵に納めて鞘を払った予想重量980グラム。

無銘(寿命) ~二尺四寸 華麗な体配 拵・白鞘・継木全て付属しています~

無銘(寿命)
無銘(寿命)
– Mumei(Toshinaga) –
 
大和系鍛冶が美濃に移り派生したと伝えられる寿命。幕末まで長く栄えた一派として著名です。刀剣界では“じゅみょう”と呼称されていますが、“としなが”と読むのが正しいようで、現存する作品の中にも“寿命トシナガトヨムベシ”と銘切った作品があったと記憶しております。
寿命と言う名に縁起良さを見出した武士達により、寿命の刀は祝賀の席での指料として、また、武家間での贈答品としても好まれました。※特に贈答には長物が好まれたと言われ、“長い寿命”と験を担いでのことだそうです。

この刀は元先の幅差頃好く開いて切先延びごころ。腰元より少し上から反り始める所謂先反り姿であり、太刀と刀を併用した体配をしている。表裏に腰樋を掻き流しており、表は二本腰樋、裏は単に腰樋となっている。杢目鍛えの地鉄はよく練れて詰むも、所々肌立って淡く映り立ち、刃文は匂口明るく冴えた互ノ目乱れで、刃中には砂流が顕著に見られ、逆がかった互ノ目や尖りごころの互ノ目を交え、帽子は横手上迄乱れ込み、先直ぐに丸く返っています。

附属の拵は柄にガタツキ無くしっかりとしており、縁頭と目貫は菊花図で揃えられ、柄巻きは細い皮を四本で組み上げている。切羽は銀無垢の地金にて本刀に合わせて作られた真面目な物であり、鞘に施された丸に笹竜胆紋の高蒔絵がアクセントを加え、大振りの鉄地雲龍図鐺が更なるインパクトを与えます。白鞘と継木が付属しているのも高評価。
居合等の稽古に使用されることを目的とされる方には、33,000円にて武用柄を製作致します。

裸身重量784グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,006グラム。
※委託品