さよなら神戸家甲冑

ここのところ地震が心配。

後世まで大切に受け継ぐことを誓った神戸家の甲冑。

ずっと床の間に飾り続けたい気持ちを抑え、地震に備えて鎧櫃の中にしまいました。

床の間にポッカリと穴が空いたよう…

寂しい…

しかしながら貴重な文化財を遺すためには、私一個人の我は抑えなければ…

また来年の端午の節句まで、しばしお休みなさい。

ili

これは使えるかも!

そう思ってiliという翻訳機を買ってみました!!

京都での居合・試斬の指導で、海外から来られる方を相手に大活躍してもらおうと思ったのですが…

 

ダメでした…

 

iliがダメというわけではなく、武術指導には不向きであるという結論です。

海外旅行などでちょっとした会話をするには良い機械なのでしょうが…

 

例えば、

「力は必要ありません。」

と、脱力することを伝えたいのに、iliが訳した私の言葉は…

「あなたの手助けは必要ありません。」

でした… 残念!!!

言葉を変えて「力は不要です。」ならどうだ?

結果は同じ。あなたの手助けは必要ありません…

 

じゃぁ、リラックスして下さいならどうだ?

結果は、「リラックスプリーズ。」

…ili使わなくてもこれくらいなら自分で言えます…

 

あと、

「○○さん、○○して下さい。」

というフレーズも、○○さんという名詞を理解していないようで、とんでもない翻訳になってしまいました…

iliを使うときには、彼とかあなたといったように言わないとダメみたいです。

 

折角購入したのに… 伝えたいことを伝えることができない… 残念…

形を形ではなく、使える形にする

私が主宰する修心館では早抜きは行いません。ゆっくり丁寧な稽古を重ねることで自然と速さを身につけることを指導しています。

使えなければ居合ではない。

紅の豚の名台詞に

「飛べない豚はただの豚だ」

というのがありますが、居合も然り。

「使えない居合はただの踊りだ」

京都建勲神社船岡大祭

10月19日、京都にある建勲神社船岡大祭にて、古式砲術演武を奉納させていただき、長男友哉も初陣を飾らせて頂きました。
でも、初陣と言って良いのかどうかわかりません。
何故なら長男は4歳頃に既に鉄砲隊の愛知県遠征で既に参陣しているからです。
長男初陣
こんなに小さかった長男が…

長男と
今ではこんな体格に(写真左が長男友哉)

この日初めて火縄銃を撃つ長男。弾込めに手こずるため、初回の演武では三段撃ちには参加せず、二回目の演武でようやく三段撃ちに参加できました。
不発を出す事無く全弾撃てたので何より何より。


船岡大祭開催の儀。床机はバッテン向きではなく、正しく正面に向けて座す。


鉄砲足軽が一人もいない侍大将クラスばかりの鉄砲隊(笑


火縄に火をつけてもらう。古式にのっとり火打石を用いて… ではなく、文明の利器、100円ライターが活躍する。


演武の解説にも文明の利器、マイクが活躍する。相馬野馬追のように士言葉の大きな声で解説したいところだ。


この日一発目の発射準備。


火蓋を切る。


私も息子も鎧通しを帯びていない。何故なら… 所望されるお客様にお譲りしてしまったからだ(苦笑


火がついた火縄をてにする長男の姿は、何故か煙草をふかしているヤンキーにしか見えない… と思うのは私だけだろうか(笑


礼は腰を曲げるのではない。軸を保ったまま頭が下がるように身体を捌くものだ。


記録係として同行した美術刀剣 刀心スタッフS君。


長男… 一応立派な若武者だ(笑


銃床に革覆を装着していない者は、火縄銃と言えども銃床を地につけない。これ、当たり前のことです。戦国時代の戦場でならいざ知らず、今の時代に杖太刀ならぬ杖銃?…ありえない(ガリレオ湯川教授


初陣?を記念して長男による単独演武。