修心流居合術兵法 シアトル支部直伝稽古

修心流居合術兵法では実技だけでなく、それぞれの時代姿の刀に応じた手の内や振り方、日本刀の構造や疵などについても教授しています。

下に紹介する写真は刃切と、 “刃切がある刀は使い方次第で折れることは無い” という物理の教授風景です。

シアトル支部はベルビュー(Bellevue)にある日本人学校の講堂をお借りして活動しています。

神速の居合術 修心流居合術兵法DVD

神速の居合術 修心流居合術兵法DVD神速の居合術 修心流居合術兵法のDVDがBABJAPANより発売されます。

間違った形式美が慣習となってしまった現行の英信流系居合、特に英信流と神伝流を嗜まれている方には是非とも御購入頂き、武道居合と武術居合の違いを知って頂ければと思います。

美術刀剣 刀心WEBサイト不具合のお知らせ

今現在、美術刀剣 刀心WEBサイトが閲覧できない状態になっております。

また、美術刀剣 刀心のドメインメールアドレスも送受信できない状態にあります。

現在原因を調査すべく、WEB管理会社に連絡をとりましたが、本日は祭日ということもあり、すぐに対応してもらえないようです(困

ご不便をおかけいたしますが、WEB復旧まで暫くお待ち下さい。

愛刀の法量に関する質問について

私の愛刀の法量についてのご質問メールがございました。

まず最初に記載しますが、質問のメールを送られるのであれば、こちらからのメールを受信できる設定にしてからにしてください。

私は己の愛刀の法量を人に語ることは致しませんが、今回は珍しく、確定申告の提出準備で多忙な中返信さしあげました。

三度送信しましたが、全て先方のメール受信設定の都合でメールは届きませんでした。

今後は返信しても送れない相手に関しましては、一身上の都合により以降返信は致しません。悪しからずご了承下さい。

また、刀の法量についてですが、やたらと長さや反り、重量を気にされる方を見かけますが、私はそれを良しとは思っておりません。

正直言いますとオリンピックの水泳などを見ていても、人の実力だけで勝負しているのではなく、着用する水着によってタイムが左右されている様子にいささか疑問を感じている人間です。

私は居合を武術として捉えておりますので、軽い、重い、短い、長い、等と言ったことを全く気にせず、今手元にあるものをそのまま使うことこそ武術としての居合のあり方だと考えています。

よって、私が使用している愛刀将平(複数振)はそれぞれ長さも反りも、重さも異なります。

将平刀匠を応援する意味で、発注以外に打ちあがった作品も買い上げており、それらに拵をかけて使用しております。

短いものですと二尺三寸、長い物になりますと二尺九寸、様々な長さのものを斬る対象物や条件に合わせて使い分けております。

居合を嗜まれる方で重量を気にされる方には耳が痛い言葉となるでしょうが、敢えて記述させていただきます。

 

重さを感じるような振りしか出来てない。それ即ち腕が未熟なのです。刀は筋肉で振るものではなく、骨で振るものであり、それができれば2キロ近くあろうが、刀の重さは気にならなくなるものです。

 

居合を嗜まれる方、あなたが目指す居合が単なる競技スポーツであれば、オリンピック競泳水着同様に重さやバランスに拘っても構いません。しかし武術としての居合を目指しているのであれば、法量云々は気にせぬことです。

手元にあるものを己の身体の一部のように扱う。それが武術としての居合だと私は信じています。愛刀達

 

愛刀 BB弾斬将平

 

愛刀 BB弾斬将平

 

愛刀 BB弾斬将平

ギネス世界記録六冠達成 ~Most martial arts sword cuts in one minute (rush straw)~

昨年、6つ目のギネス世界記録に挑む旨、こちらのブログでも記載していましたが、その後一切記録に関する記述を致しておりませんでした。

これは今回ギネス社の動画公開に合わせた配慮であり、記録更新失敗のためではなかったことをここに明言させていただきます。

同種目の記録保持者であるギリシャ人の方が、挑戦日を過ぎても一向にギネス記録に関して私が記載しないことに対し、「町井はギネス更新に失敗した」と早とちりされ、ギリシャの地では一部のマスコミが、「現代の侍、町井勲がギリシャ人が保持するギネス記録更新に挑み失敗した!」と大々的に報じる事態を招いてしまいました(苦笑

本日改めまして昨年11月20日に、私が“ギネス世界記録六冠達成”したことをご報告致します。

今後も己の目指す居合術の極みを求め、精進して参ります。

ギネス公式サイトでも大きく御紹介頂いております。

http://www.guinnessworldrecords.com/news/2017/3/video-japanese-martial-arts-master-attempts-katana-world-record-464271

ギネス世界記録六冠達成

昨夜の稽古

アメリカシアトル支部から太田さん、大阪北道場から一人、修心館スタッフが一人、私の長男、次男、三男が稽古に参加し、久し振りに稽古場に活気が溢れました。

前半は中伝形を。後半は中伝形を活かした居合柔術を稽古しました。

 

腕の力で攻めては相手が踏ん張るばかりです。いかに力まず、ぶつからず、己の軸で制するかが肝要です。

修心館大阪北道場 “間”と“居合柔術”の稽古

大阪北道場は長男に仕切らせています。

私はと言いますと、長男が指導する様子を隣で見ながら、指導の仕方の指導をしています。

指導する際の単語や言葉のニュアンスの違いを発生させては、派閥の誕生になると考えているので、私が普段指導する際に使う単語とニュアンスを息子には徹底して使用するように伝えています。

昨夜の稽古では、息子は着付けと稽古着の畳み方、そして木刀を使っての受け流しの指導をしていました。

私は稽古場の端の方で、柳原君を相手に間の感覚を養う稽古や居合柔術の稽古指導をしていたのですが、入門当初は

「こいつ大丈夫か?」

と頼りなかった柳原君が、今やある程度捌ける実力をつけている様子を見て、指導の甲斐があったなとほくそ笑んでおりました。

中伝居合形の真意を知る

浮雲 浮雲

合氣道などの体術と異なり、単独で行う居合形は、やもすれば単に刀を抜き、振り、納める動作のみを行うものと誤認されがちです。

実際、最近の古武道を称する動画の多くには、動作の確認ではなく速さのみを求めたものが目立っているように感じられますし、武士や侍に憧れて入門される未経験者には、そういった速抜きの方が凄い業のように映るものです。

修心流では私が英信流を修業している中で疑問に感じたことを再構築し、先人が居合形に込めた真意を探るべく研鑽指導しております。

上の写真だけを見ますと単なる柔術の稽古に映ると思いますが、これ、実は中伝居合形『浮雲』における実践での稽古写真なのです。

居合の形とは、刀の抜き差しのための形ではなく、相手を置いて稽古することができない単独での稽古でも、正しく体術を学べるように組み立てられたもの。と言うのが、長年居合術を研究してきた私が辿り着いた答えです。

こうした研鑽の結果を長らく非公開にしてきましたが、正しい居合形の伝承を真摯に考慮すれば、現在という時代は秘匿とするのではなく、ある程度公開すべき時期なのかもしれません。

悪気は一切ないのですが、他流批判が多いと周囲に言われる私。一部毛嫌いする他流も実際ございますが、常日頃私が口にする他流とは、制定居合や英信流系の現代居合を指します。古の先人達が遺して下さった居合形の意味を、理解されずに伝播し続けることを危惧し、老婆心ながら一石を投じていると、私は自身のことをそう考えております。

近頃では更に各業を研究研鑽したいとの思いが強くなり、袋竹刀では物足りず、木刀で約束稽古無しの組稽古をすることも増えました。簡単に一言で言えば試合です。私自身まだまだ修業が足りませんので、時折息子や門弟に打ち込まれることもありますが、何故打ち込まれたかを考えますと、そこでまた一つ学べることがあって勉強になります。

また、そうした試合形式の稽古の中で、普段の形稽古で身につけた動きがどこまで自然と発揮できるのか?も、現在の私の研究課題で、毎回稽古が楽しみで仕方ありません。相変わらずいつ閉鎖してもおかしくない少人数の流派・道場ではありますが、皆で古の居合術を楽しんでおります。

大手前高校合氣道部への指導

大手前高校合氣道部への指導 大手前高校合氣道部への指導

合氣道修業者のための居合術講習と題し、昨日は大阪府立大手前高校合氣道部の皆様に、息子(長男)が居合術指導に伺い、指導補助として私も同行させていただきました。

大手前高校合氣道部は70名を超える、植芝盛平翁内弟子であり、盛平翁の書の師としても御高名な、合氣道十段、故、阿部醒石先生の流れを汲む団体です。

 

指導は、前半を居合初伝形初伝之抜にて一本目から三本目までを。後半はそれらの形で身につけるべき身体捌きを体術で稽古すると言う内容で指導させていただきました。

 

弛むことで相手を崩す動き、斬る動きに、部員の皆さんも日頃合氣道の稽古で学ぶ身体捌きを再確認できたのではないかと思います。若者に囲まれ和気藹々とした有意義な稽古の時間を過ごすことができました。