8月 2021のアーカイブ
石見守藤原國房
無銘
無銘(伯州吉幸)
無銘(金剛兵衛盛高 時代南北朝)
肥前國忠孝作 昭和五十年五月日
肥前國忠孝作 昭和五十年五月日
– Hizen no kuni Tadataka-
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/1300/00.html
本名、井上慶昭。明治37年生まれ。昭和10年より父である井上勘三郎國包より作刀を学び、昭和16年堀井俊秀系の田口正次に入門。昭和18年小倉陸軍工廠受命刀匠となり、戦中は軍刀の鍛錬に従事。戦後は東松浦郡肥前町(現唐津市肥前町)にて作刀しました。
この刀は元先の幅差さほど目立たず、先幅広めの体配。地鉄は小板目が大きく柾流れ、どちらかと言えば柾目に小板目が交じると言った肌合い。刃文は湾れで刃縁や刃中、肌に絡んで渦巻き状の刃や金筋・砂流を顕著に見せ、鋩子は表裏共にすぐ調に丸く返る。
元先の幅差が少ないため、見た目重そうに感じますが、鞘を払って構えてみると、見た目とは裏腹に手元重心でバランスが良く、試斬の稽古に適した一刀です。
附属の拵は鞘が傷んでいたため、当店にて簡易武用鞘を新調しました。柄や鐔は全て時代物の金具が用いられており、無骨ながらも上品さを感じさせます。
裸身重量805グラム。 拵に納めて鞘を払った重量1,054グラム。
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。
剣心将大作 令和二年十二月日
剣心将大作 令和二年十二月日
– Kenshin Masahiro –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/1299/00.html
町井勲プロデュースの居合、試斬稽古のために鍛えた一振です。
元先の差が程好く開いたスラリとした姿。バランスは刀身中央から手元にかけての重心でバランス良く、片手操作でも扱い易い造り込みになっています。
元先の幅差程好く開き、切先延びごころ。地鉄よく地沸付いて無地風となり精美。刃文は広直刃調に僅かに広狭を持たせ、所々に互ノ目を焼き、刃中には足や葉が頻りに入って互ノ目や互ノ目丁字を成し、鋩子は表裏共に直ぐに丸く返っています。
附属の拵は構図が良い現代金具を用いた簡易武用拵で、鞘の塗にもこだわりました。長期に渡って存分にお稽古にお使い頂けますので、この機会に店主町井勲監修による武用刀を是非御入手下さい。
裸身重量805グラム。 拵に納めて鞘を払った重量1,029グラム。
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。
実戦期の無銘刀 ~完全うぶの拵付き~
大刀の方は色良い赤銅磨地に繊細な仕事で沙綾形を金象嵌とし、小刀の方は腰までを変わり塗りとし、先の方は鶴の脚皮を蛭巻仕立てにした非常に粋で珍しい物になっています。双方に装着された家紋の目貫は、指表側を金に、裏を赤銅で表した昼夜仕立て。こちらもとても渋い仕上がりです。
※この大小拵に合わせて作刀も可能です。ご興味ある方はお気軽に御用命下さい。