使える居合、活きた剣術を学びたい方へ


形が活きた形になるように稽古することが大切。
形を真似るだけでは踊りにすぎない。
打太刀、仕太刀、それぞれがどういう状況にあるのかを把握することが必要。
単に形手順通りに打ち込むのではなく、隙を見つけた瞬間に打ち込むことが打太刀、仕太刀共の稽古になる。

私が主宰する修心館では、上記のことに注意して稽古を行っています。

因みに巷には多くの流派や道場があり、これから居合や剣術、古武術などを習われたいとお考えの方は、どの道場が良いのか思案に頭を悩ませていらっしゃることでしょう。
常々からこのブログでも発信していますが、以下のような道場は避けられた方が賢明かと個人的に思います。

・系譜や伝系を誇示している。
・稽古着にやたらと刺繍やワッペンが多い。
・刺繍の文字が大きい。
・稽古着が多種多様で統一されておらずコスプレ色が強い。
・初心者にも真剣を安易に握らせ試斬もさせる。
・師範クラスの刀の鯉口がガサガサ。
・稽古中に私語が多い。稽古中に飲食する者がいる。
・木刀ではなく、模擬刀や刃引真剣での刀身を当てあう稽古が多い。

他にも掲げるべき注意点はありますが、最終的には曇りなき眼で見定める力が必要となります。
武道の世界は、一旦入門すると安易に鞍替えできないところもありますし、間違ったものを正しいものだと摺り込まれてしまう危険性も多々含めています。

良き師を探すためには三年程の時間をかけろ

などと言う言葉もあるほどです。
くれぐれも見た目で判断してはいけませんよ。

修心流居合術兵法 アメリカシアトル支部直伝講習

9月8日に関空を発ち、アメリカのシアトル空港に降りました。
半年間、支部としてではなく、修心流居合術兵法稽古会と題して活動していたシアトル(カークランド)の方々を、このたび正式にシアトル支部として認定する記念すべき稽古会。

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9ヶ月ぶりに訪れるカークランド

9日は尾中シアトル支部長の御厚意により、シアトルの街を観光。
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清々しい朝

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ブルース・リーの葬儀が行われた教会。今はバーになっているそうです。
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珈琲豆焙煎工場が附属しているスターバックス。一号店と並び人気が高いそうです。
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店前のタイルには珈琲豆があしらわれています。
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ブルース・リーが眠る墓地へ。
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同墓地でフリーメイソンのマークを発見。
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昼食は生牡蠣。
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提供される牡蠣の産地を示した地図。
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ブルース・リーの母校でもあるワシントン大学。とにかく敷地が広大です。
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校内のこの広場が、ブルース・リーがジークンドーを教え始めた場所とのこと。
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水上飛行機が空を舞う。
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夕食はシアトルで有名なフライドチキン屋へ。
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夕方からはシアトル支部定例稽古に赴き、門弟一人一人に直伝指導。

シアトル支部稽古場。
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10日と11日の二日間は、10:00~17:00まで、みっちりと直伝講習会。
しかし時間が過ぎるのはあっという間で、時間が足りないと思うほど熱が入った稽古ができました。
今回の講習会には遠くコロラドからも三名の合気道経験者が参加され、日頃合気道で学ぶ剣の術理を、修心流居合術兵法の稽古の中で再確認されました。

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稽古課題は

・居合初伝形初伝之抜
・二刀
・脇指組居合居業之部数本
・居合柔術
・剣術(主に請流)

など。

今後の活動が期待されるシアトル支部。次回の直伝指導が楽しみです。

本部道場定例稽古 2016年9月1日


9月1日の修心流居合術兵法修心館、本部道場定例稽古の様子です。

劣化コピーとならぬために

新設した北京支部道場五輪館、シアトル支部道場の、各稽古風景と指導員による指導の様子を動画に撮って送ってもらい、チェックしています。

北京支部では居合形の指導はまだ行っていないとのこと。その理由を尋ねたところ、まだ的確に指導ができないからだそうです。
但し、二刀形については私から褒められることも多く、支部長並びに指導員は、他の門弟に指導できるだけの理合術理を理解できていると判断したので、正式に指導を許可したことがあり、それで専ら二刀を今は稽古しているとのことでした。
この姿勢は非常に好ましい。
できない業、習得していない業を間違った解釈で指導されては、派閥を生んだり、技術の劣化が生じます。今できることだけを指導し、稽古する。
同じ作業の繰り返しで面白くない、飽きが来るかもしれませんが、そのように思う人は学ぶ欲に欠ける。毎回同じ稽古であっても、毎回を真剣にすると飽きなどこないものです。


初心者同士が形稽古をしている様子を見ると、改善点は多々あれど、最後は敵の軸を崩そうとしているのが好ましい。勿論業としては不十分ではありますが、軸を制す気持ちが大切。
動画左の者は新たに入門したてで、この日が初の稽古参加とのことです。

ヘタに他流をかじっていないので、動きが素直です。
他流の居合や剣術経験者は、当面他流で得た癖を消すのに時間がかかります。

何事も最初が肝心。道場や師の選択も非常に重要となります。

居合だったらどこでもいい。というなら良いですが、本当に使える居合を学びたければ、師の選択はくれぐれも慎重になさってください。
卵から孵るひよこが、最初に見たものを親と思い込むのと同じで、最初に使えない動きを学んでしまうと、後々苦しむのは自分自身です。