大層なタイトルですみません(笑
でも、こうした仰々しいタイトルをつけなければ動画再生回数は稼げませんのでご容赦を。
しかしながら今回、本当に悩みに悩んだ末に、一部の門弟のみに配信している動画を特別公開するに至りました。
普段は痛い、辛い、と言った危険な稽古はしておらず、術理確認稽古を和気藹々と皆で楽しんでおります。
この動画公開を機に、修心流居合術兵法にご興味を持たれ、門戸を叩かれる方が増えることを祈っております。
TEL.072-759-6529
〒666-0004 兵庫県川西市荻原三丁目一番十六号
大層なタイトルですみません(笑
でも、こうした仰々しいタイトルをつけなければ動画再生回数は稼げませんのでご容赦を。
しかしながら今回、本当に悩みに悩んだ末に、一部の門弟のみに配信している動画を特別公開するに至りました。
普段は痛い、辛い、と言った危険な稽古はしておらず、術理確認稽古を和気藹々と皆で楽しんでおります。
この動画公開を機に、修心流居合術兵法にご興味を持たれ、門戸を叩かれる方が増えることを祈っております。
つい先日のことです。
将平刀匠と武用刀の打ち合わせをしていた時のことです。
何振か注文している中で、
「今お願いしたのが武用刀で、こちらが美術刀です。」
と言ったところ、
「刀はみんな武用だよ(笑」
と電話先で将平刀匠が笑われました。
そうなんですよね。
刀は元々が武器として発展したもの。
それを神経質なまでに美術品美術品と言っているのは現代の感覚。
観賞用に良い研磨をかけるのと、観賞用に良い刀を作るのとは全く次元が異なることです。
将平刀匠の作品、多くの方にお使い頂きたいと言うことから、武用刀として御紹介している品も、実は鍛錬から焼き入れまで、全て工程は同じ。
では、何が違うの? と言われますと、素材ですね。
武用刀は日本美術刀剣保存協会の玉鋼の中でも非常に扱いにくいと人気がない二級Bを使用しています。それに武用として必要最低限の研磨と拵を誂えております。
一方、美術鑑賞刀として御注文頂いたものに関しては、江戸時代等の古い鉄を将平刀匠自ら卸した卸鉄や、日本美術刀剣保存協会の玉鋼一級Aを用い、影打も鍛え、全て最上の諸工作を施しています。
二級Bの欠点は、疵が出やすいこと。美術品としての地位を確立された現代に於いては、疵がとても嫌われますが、致命的な疵ではない限り、刀としての役目は果たします。
ですから、武用将平を御注文頂いても、疵が無い、或いは疵が少なければ、美術鑑賞刀として独り歩きできる刀が出来上がることがございます。
このような刀が手に入った方は超ラッキーですね。
ただ、それでは美術鑑賞刀として高額な対価をお支払い頂いた方に申し訳ないので、美術刀剣 刀心では武用刀として依頼を受けました御刀に関しましては、
“刀心立子山住人将平作”
と銘を切らせて頂いております。
数百年後には悪意ある刀剣商が、出来が良い武用将平の“刀心”銘を消して入念作に化かして売る…
そんな日も来るのかもしれませんね(笑
昨夜の大阪豊中岡町道場定例稽古より。
動画を見て真摯に学びたいと思われた方は、是非、修心館をお訪ね下さい。
明日、Guinness World records認定員立会いのもと、1分間速斬り“Most martial arts sword cuts in one minute”に挑みます。
現在の記録は、ギリシャ人のAGISILAOS VESEXIDIS氏が本年6月25日に更新した73。
ただ、この記録に関してはGuinness World recordsで正式認定されているものの、ルールにのっとっていないと疑問視する声もあり、今後一連の記録に関して検証が行われ、更に改訂が必要とされた場合には、記録カテゴリーを再度整理することになるとのことです。
ギネスルールでは使用する仮標を稲藁と定めるとのことで、今回私が使用するのは稲藁よりも斬りづらい古畳表です。これはAGISILAOS VESEXIDIS氏の記録も藺草製茣蓙であったため、“Most martial arts sword cuts in one minute”の世界記録に関しては、稲藁部門と畳表部門に分かれる可能性があるとのことです。
明日の私のチャレンジで記録を更新した場合、“Most martial arts sword cuts in one minute(rush straw)”として認定されるため、現記録保持者の名は“Most martial arts sword cuts in one minute(rice straw)”部門の記録保持者として残る可能性がありますが、明日の挑戦では彼が挑戦した時より、更にルール改正されて難しくなっているため、事実上私が両部門の記録を更新することになります。
今回定められたルールでは、日本製古畳表、最小直径8センチ以上、15センチ間隔で縛り、紐と紐の間を斬らなければならず、紐を切った場合はノーカウントとなります。
このルール改正、新記録120以上を狙っていた私にとっては大打撃ですが、明日の目標は90以上を目指し、ギネス記録6冠達成を宣言します。
ご期待下さい。
尚、今回のGuinness World records挑戦のために持ち運び便利な分解式試斬台を15台用意しました。
美術刀剣 刀心でこれまで販売してきたものより、更にコンパクトに収納でき、ホームセンターで販売しているベランダボックスにも場所をとらずに収納可能!
桧無垢材で製作しております白木製で1本~3本用としてお使い頂けます。
Guinness World records 6冠達成記念として、明日より限定15台、税・送込み3万円にて販売します。ご希望の方にはギネス挑戦時使用品である旨を記載し、署名させていただきます。
※動画の中で使用している試斬台が該当の品です。
日本刀を安易に自ら研ごうとする素人に向けて、また、日本刀研磨の下地について、まとめた動画を作りましたので是非ご覧下さい。
先日御紹介したこの動画ですが、見ていると不思議で仕方ないのです。
私自身も剣道経験者ではありますが、剣道のルールがイマイチ理解できません。
確実に当っているのに「浅い」なんてことで一本にならなかったり、鐔競り合いの時に相手の竹刀がモロに首に当っていたりするのに、これは一本にはならない。
真剣で同じことをすれば、浅いなんてありえないと思うのです。鐔競り合いでの竹刀首当てなんて頚動脈切れてしまってますでしょう?
動画を見ていて私が一本だと思っても、審判は旗をあげない。
そう考えると戸山流の旗谷先生が主催されている“撃剣”の方がリアルですよね。
剣道と違って審判はおらず、あくまで見届け人であり、相手の刃が当ったかどうかは自己申告制というのも潔くて私は好きです。
スポーツ化された現代剣道より、足払いや体当たり、掴みもありの警察剣道の方が実戦的かと思うのです。
12:06からの試合がとても見事。長柄武器の間合いをしっかりと維持し、無駄な動きが無く、デンと構え、一撃必殺の打ち込みで決めている。一本目の胴を打った後、自分の打ち込みが正確かつちゃんと一本取っていることを悟っているから、面を打ち込まれても防御すらしない。
本当に巧い!
久々に見ていて気持ち良い試合を見せていただきました。
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/wakizashi/339/00.html
三原正則は、末三原の一派である貝三原の刀工で、作刀時期は弘治頃、現存する作刀は比較的少ない。
備後国三原派は、備前・備中の両国に近いが、備前伝及び山城伝いずれの影響も受けず、鎌倉末期より室町末期まで一貫して大和伝を遵守しています。
従来は、正家が祖であるとされてきましたが、同工の年紀入りの作刀がいずれも南北朝期である為、最近では鎌倉末期の国分寺助国を祖とするという説が有力となっています。
三原派は、年代で大きく三つに分かれ、南北朝より以前を古三原、室町初中期を三原、室町末期を末三原と呼称しています。
また、三原派は古い時代から評価が高く、現在でも国の指定である重要文化財や重要美術品などに多くの作刀が指定されるなど、斯界で高く評価されています。
貝三原派は、末三原の中で名前に貝を冠した一派の事で、何故貝三原というのかには諸説有り、現在有力な説としては備後国御調郡高調町貝ヶ原という地名に因むという説と銘に「備後國三原住貝○○」と銘に切る事に因むという説の二説が有力で、また、一派の作の中には重要刀剣に指定されている物もあり、作風から見ても技量高き刀工群です。
この脇指は室町後期の天文や弘治頃に活躍した二代正則の作で、地鉄は柾目主体に小板目や杢目が交じって肌立ち、元来、直刃基調である三原派にあって、長船系の兼光にみられる箱刃風の刃を焼き上げ、指表の焼き出しは直刃の上に四角い刃を並べたが如くとなり、焼き頭の匂口は地に向かって煙り込み、フクラ辺りには表裏長い金筋を呈しており、正則の傑出した出来口を示しています。弘治年紀も大変貴重です。
附属する拵は、高砂図の縁頭に、長州金工の名門である河治家の手に成る桐と鳳凰の透鐔が添えられ、金色の良い金覆輪がかけられています。目貫は梅図で小柄袋も桐に鳳凰図。柄巻きは上等な蛇腹巻きで、切羽は素銅地に金着せの豪華な品。はばきも往時の金着せで、名家で大切に伝来してきた様が窺がわれる名品です。
裸身重量270グラム。 拵に納めて鞘を払った重量477グラム。
ここのところ、模擬刀や畳表に関するお問い合わせの電話を頂戴する機会が多くなりました。
大変勝手ながらお電話でのお問い合わせはご遠慮頂き、メールでお問い合わせいただきますようお願いいたします。
美術刀剣 刀心は私一人で切り盛りしており、従業員等は一人もおりません。ですからお電話を頂戴しますと、その都度他の作業の手を止められてしまうのです。
私は気分で仕事をする傾向にありまして、調子良く研磨作業をしている最中に電話で仕事を中断させられるのが本当に苦手なのです。電話が終った後にはもう研磨する気持ちも気力も失せてしまうことが多いのです。勿論私個人の問題ですので、この傾向は宜しくないことは承知しておりますが、皆様には御協力いただきたくお願い申し上げます。
真剣に関する御相談も、お急ぎでなければ極力メールでお問い合わせ下さい。
買取等に関するお問い合わせはいつでもお気軽にお電話下さって結構です。