筑州柳川住鬼塚吉國 ~美術鑑賞刀としても、武用刀としても最高の一振~

筑州柳川住鬼塚吉國
筑州柳川住鬼塚吉國
– Chikushu Yanagawa ju Onizuka Yoshikuni –
 
元先の差が程好く開いて中切先に結んだ上品な姿が印象的。地鉄は小板目杢交じり、刃縁柾がかり、細かに肌立つ。刃文は直刃基調に小足を交え、細かな砂流や金筋、打除風の刃が見られ、特に刃縁は柾目に絡んで様々な景色を見せます。帽子は直ぐに先掃き掛けて焼詰風。
 
銘は歓心できませんので出来良い無銘刀としてお求め下さい。茎の反りを伏せていることから、明治頃にはサーベル式軍刀に納められていたものと思われます。指表鎬地切先寄りのところに鍛え筋が在るのみで、他は無疵と称して過言ではなく、手持ちのバランスは手元寄りで軽く、扱い易さを感じさせます。
古研ぎながらもコンディションは良く、しっかりとした上研磨が施されているため、見た目にもスッキリとしており、鋩子の中の働きも大変見易いです。
出来良い一刀ですので、銘を潰して無銘にし、保存刀剣審査を是非御受審下さい。既成品の鞘に綺麗に納まりますので、総額66,000(税込)にて簡易武用拵の新調が可能です。
 
裸身重量723グラム。 

猿でもわかる試斬のイロハ!! アップしました

無銘

無銘
– Mumei –
 
 
室町後期に流行した造り込みで、斬撃の抜けの良さを求め、鎬の卸が急である。刀身に特筆すべき鍛錬疵は無く、研ぎ上がりが期待できる一刀です。
刃長の割に反り深く、鎬幅尋常。現状では素人による耐水ペーパーでの錆落としによって地鉄が見えない状態ながら、刃文の匂口は明るく冴え、鎬を超える程迄に大きく乱れています。刃縁には金筋も見られ、鋩子は直ぐに先小丸に返っています。
上述の通り、無銘ながらも出来芳しく、研ぎ上がり及び保存刀剣鑑定での極めが期待できる一刀です。是非とも研磨頂きお楽しみ頂きたく想います。
※研磨参考上代  上研磨…132,000円 中上研磨…92,400円 いずれも税込。
 
裸身重量307グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

刀 無銘 二尺三寸七分六厘 ~手持ちバランス良く、居合の稽古に最適な一刀!! 店主町井勲監修武用拵新調済み!!~

刀 無銘 ~手持ちバランス良く、居合の稽古に最適な一刀!! 店主町井勲監修武用拵新調済み!!~

無銘
– Mumei –
 
元先の差が開いた優しい姿。地鉄は杢目肌が良く練れて少しく肌立ち、刃と棟は柾がかる。刃文は直刃調に互ノ目を交え、刃中には砂流、互ノ目足、金筋や稲妻等の働きが看取出来、観賞刀としてもお楽しみ頂ける出来口。
当店にて銀はばきと居合稽古用に武用拵を新調致しました。薄手の鐔を装着しているため、将来、鐔の交換をされる場合を考慮して、切羽は三枚仕立にしております。気持ち良く御所持頂ける一刀です。手持ちバランスも良く、片手操作にも適しています。
 
裸身重量726グラム。  拵に納めて鞘を払った重量968グラム。

海軍太刀型軍刀拵 ~ Japanese navy tachi type koshirae ~

海軍太刀型軍刀拵(黒蝋塗鞘)
海軍太刀型軍刀拵(黒蝋塗鞘)
– Japanese navy tachi type koshirae –
 
通番号990番揃い。鞘の塗りに凹凸等があります。鞘を塗り直してお楽しみ下さい。継木は途中で刀身を途中で切断したような形状で製作しております。

陸軍九八式軍刀拵(鉄鞘) – Type 98 Japanese Army koshirae (Iron saya)-


陸軍九八式軍刀拵(鉄鞘)
– Type 98 Japanese Army koshirae (Iron saya)-
 
継木の刃長67.4センチ。
石突金具と兜金(頭金具)の摩耗具合を見るに、外地に於いても相当働いてきた様子が覗えます。我が国のために命を賭して下さった本軍刀拵の持ち主であった英霊に敬意を評し、50,000円(税別)の上柄巻きを施しました。
石突が摩耗した軍刀拵の柄巻きに高い工作費をかけてどうするんだと言う声もあるやもしれませんが、当店は軍刀類にかける想いが特別です。
柄巻き見本としても独り歩きできる名柄巻きを施した歴史漂う陸軍刀拵。心ある方にお譲りできれば幸いに存じます。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

無銘 – Mumei - ~お求めやすい低価格で御案内~


無銘
– Mumei –
 
庵棟低く、元先の差が開いた鋭い造り込み。地鉄は小板目杢交じり、指裏には流れ肌が見られる。刃文は匂口明るく冴えた互ノ目乱れで、互ノ目を2つ乃至3つ一組に焼き上げている。帽子は乱れこんで先小丸に返りは気持ち長めとなる。
刀身の一部に鞘擦れによる横ヒケが見られますが、鑑賞には支障ございません。これから刀剣趣味を始められる方や、お守り刀としての短刀をお探しの方に、お求めやすい低価格でご案内致します。
 
裸身重量130グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

藤原真景 – Fujiwara Sanekage - ~鑑刀日々抄・草薙廼舎押形所載品~


藤原真景
– Fujiwara Sanekage –
 
平造、尋常の短刀で、藤原真景と四字銘がある。真景は越中則重の門人で後に加州に移住しており、他には貞治の年紀のある短刀が現存し、それ等は皆細鏨に銘している。
この短刀はその二代と鑑せられ、初代につぐ上手である。二代在銘の作も極めて少ない。
重要刀剣図譜より。
 
この短刀は頗る健全で板目杢交じりの肌よく練れて黒味を帯び、大肌混じって地景入って肌立ち、刃文は匂口明るく、湾れ調に間延びした大互ノ目を焼き、刃中には砂流や金筋が随所に現れ、刃縁は優しく沸に包まれたと言う表現が相応しく、鋩子は乱れ込み、返りは小さく互ノ目を3つ程交えながら長めに返り、茎は黒くしっとりと、潤いを感じさせ、そこに堂々と大振りの四字銘が力強く切られており、まさに茎千両との言葉に相応しい。棟は庵棟。
本間薫山先生直筆の鞘書も見事であり、『鑑刀日々抄』及び『草薙迺舎押形』にも本刀は所載される程の名品です。
重要刀剣指定書及び重要刀剣図譜には、天光堂光國による一作金具の小さ刀拵が附属していた旨が記載されていますが、どのような経緯があったのか、残念ながら現在は逸散しているものの、附(つけたり)と表記ある重要刀剣指定はあくまで刀身に対しての指定であり、拵の逸散や損壊による亡失にはなんら影響はございません。
※日本美術刀剣保存協会確認済
 
尚、はばきは上貝が金無垢で9.9グラムあり、上貝だけでも53,000円を超える価値があります。はばきにもこれだけ贅を尽くせると言えば、言わずとも某大名家旧蔵品であったことは疑う余地もありません。
※2021.5.26現在の金相場で18金として算出しています。
 
はばき家宝として所持するに相応しい名品をお探しの方、現存数少ないうぶ茎在銘の名短刀を、是非この機会にご入手下さい。
 
裸身重量179グラム。
 
 
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無銘 – Mumei - ~手持ちバランス良い一刀~


無銘
– Mumei –
 
元先の差程好く開き、腰元より上から反り始め、切先延びごころ。地鉄詰んで無地風となり、匂口明るく冴えた湾れ調子の互ノ目乱れを焼き、処々に尖りごころで匂口締まった刃を交え、刃中には小足や刃先に迫らんとする太い足が入り、鋩子は横手で緩やかな互ノ目を一つ焼き込み、直ぐに先大丸に短く返る。
 
附属の拵は指裏の鮫皮が縮み、目釘孔がずれている状態ですが、目釘の脱着には支障無く、鞘の鯉口から栗形辺りまでの刃方に塗りの剥離が見られるも、鞘割れは見られません。気になられる方はお気軽に塗り直しをご用命下さい。柄にがたつき無し。手持ち手元重心でバランス良く、居合等の武用刀としての使い勝手も良さそうな一刀です。鐔鳴りはしますので責金をされると良いでしょう。
※製作年代を江戸末期と表記しておりますが、もう少し下がる可能性もございます。
参考上代 鞘塗り直し…16,500円  責金…11,000円 いずれも税込み。
 
裸身重量696グラム。  拵に納めて鞘を払った重量987グラム。
 
 
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豊州高田住藤原統行 – Hoshu Takada ju Muneyuki - ~新刀高田派の祖! 黒塗網巻変鞘も魅力的~


豊州高田住藤原統行
– Hoshu Takada ju Muneyuki –
 
豊州高田派は、豊後国高田地区(現大分市鶴崎近辺)で栄えた刀工一派で、南北朝時代豊後高田(現在の大分市内で大分郡高田村)を中心として栄えた一派で、建武頃の筑前左文字の門人『友行』を始祖としています。
古刀期の作に平姓を銘切るものが多いことから、それらを平高田と称し、新刀期以降は藤原姓を銘切るようになったことから藤原高田と汎称し、古来より実用刀としての評価が高い一派で、武用刀として数多の武将に愛用されました。
戦国時代の同派は豊後国の大友宗隣のお抱え工となり、また九州各地の豪族達の需めに応じて美濃国の関鍛冶や備前国の長船鍛冶に匹敵する繁盛をしました。作風は備前・相州に私淑した物や、美濃伝風の三本杉尖り互の目、山城風の腰反り付いた姿の良い作に直刃を焼くなど広範囲で、直刃は刃中に針で突いた様なと形容される葉の働きが特徴的で、新刀期に入ると高田を中心として豊前小倉や豊後中津などで鞴を構えて鍛刀しています。
 
統行は新刀高田物を代表する刀工で俗名を中摩新五郎。戦国大名大友義統より一字を賜り統行と名乗り、新刀高田の祖と呼ばれ、業物としても知られる名工です。
 
この刀は二代辺りの作と鑑せられ、元先の差がさほど開かず、先幅広めで切先延びごころの力強い姿。地鉄はやや黒味を帯び、小板目が詰んで流れ肌が交じり、淡く映りごころがあり、刃文は匂口明るく、締まった直刃を基調に処々小湾れを交え、刃中には足や葉が頻りに入り、古調な雰囲気を漂わせ、帽子は直調に焼きたっぷりと丸く返っています。現状では特別貴重刀剣の認定を受けていますが、特別保存刀剣鑑定を受審する価値ある一刀です。
 
附属の拵はうぶの品ではありませんが、四分一磨地の一作金具で、殊更鞘の仕立てが面白く、網を掛けた上から漆で塗り固めて研ぎ出した蜂の巣模様が印象的。現在このような特注鞘を誂えようと思えば相当な費用が必要でしょう。雰囲気良く拵だけでも独り歩きできる逸品です。柄にガタツキは無くしっかりとしています。
※鐔鳴りが気になる方は責金をなさってください。
 
裸身重量704グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,037グラム。
 
 
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