3月 2022のアーカイブ
伯州住華悠斉義輝
脇指 無銘 ~保存状態が良い拵に映り立つ刀身!~
焼き出し部分を見るに磨り上げのようです。現状でも元先の幅差が開いた優雅な姿が印象的で、地鉄は杢目がよく練れて刃縁柾がかり、肌立って美しく、直ぐ映りが立っています。刃文は直刃で匂口は明る目。刃縁に細く肆なやかな金筋が見られ、鋩子は直ぐに先丸く返っています。
附属の拵は金着切羽や鐔に至るまで全てがオリジナルで、今や貴重な存在。現状では柄に極僅かに遊びがありますが、さほど気にならない程度の物で、簡単に直すことが可能です。水車図の鐔には金覆輪がかけられており、面白いことに鐔の表裏を逆にして、通常なら笄用として用いられる穴を小柄用の穴ととしています。
鞘に大きな凹みや傷みも見られず、総じて保存状態が良い。植物や花に関連する粋な小柄を添えて更に本刀の価値を高め、末永くお楽しみ頂きたく思います。
製作年代を室町後期から江戸前期と表記しましたが、再研磨の上更に地刃を確認すれば、もう少し時代が上がるかも知れません。
内外共に保存審査を是非御受審頂きたい一刀です。
裸身重量320グラム。 拵に納めて鞘を払った重量579グラム。
脇指 無銘 ~美しい杢目に映り立つ地鉄で白鞘と継木も附属!~
刀 肥州八代住吉次作 昭和五十六年二二月日 ~まるで短刀や脇指を手にするような手持ちバランスの良さ!~
短刀 宗壽 ~鋭い造り込みが特徴である刺刀造の短刀!~
短刀 無銘 ~兵庫県下の旧家からのうぶだし!~
刀 陸奥守包保 ~佐竹家所以の一刀!~
こんにちは!
本日2振り目の御刀になります。
下記URLからすぐご覧いただけますので是非ご覧ください!(*^_^*)
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/1409/00.html
刀 近江守法城寺橘正弘 ~兵庫県下の旧家からのうぶだし刀!~
こんにちは! 連日雨ばかりでしたが今日はとても天気が良くて気持ちいいですね!(*´∀`*)
この寒さとももうすぐお別れです(^^)/
さて、本日は刀二振りUPしてます! 下記URLからすぐご覧いただけますので是非ご覧ください!(*^_^*)
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/1408/00.html
兵庫県下の旧家からのうぶだしの一刀
GHQによる刀狩りから隠し守るために、刀身にニスのような物が塗られていました。写真で見える斑模様はそのニスのような物によるものです。
刀身には特筆すべき鍛錬疵は見られず、地鉄、刃文、共に出来が良く、研磨費用を捻出するだけの価値があります。
附属の拵は実用を重視してのことでしょう。鯉口には大振りの口金が装着され、鐺金具も大きな異型の物が付いています。縁頭や目貫等、使用されている金具廻りも仕事が良く、柄にガタツキはありません。
鞘を払って構えてみると、手元重心でバランスが良く、片手でも易々扱えるであろう手持ちの良さです。
※現状軽く刃引きしてある状態です。
研磨代金参考価格
並研磨… 140,250円(税込)
中上研磨… 224,400円(税込)
上研磨… 275,000円(税込)
裸身重量788グラム。 拵に納めて鞘を払った重量1,117グラム。