相模守兼安 濃州関之住 ~武骨一辺倒!! 肥後細川家由縁の一刀!!~

相模守兼安 濃州関之住

相模守兼安 濃州関之住
– Sagami no kami Kaneyasu –
 
濃州関住相模守藤原兼安は、俗名を後藤源一。七郎兵衛と称し、外科医でもあった大村加トの下で作刀を学び、甲斐にても作刀しました。
 
この脇指は昭和26年3月と、初期の大名登録刀であること、また、附属する拵の武骨さからも、肥後細川家に由縁ある一刀と察せられます。
鎬造で元先の差が開き、中切先やや延びた鋭さを感じさせる姿に、地鉄は杢目鍛えよく詰んで刃縁、鎬地柾となり、刃文は明るく冴えた直刃調。焼き出し部分は匂口が締まり、先に行くに従って匂口に大粒の沸が絡み、二重刃風の刃を交え、足、葉頻りにかかり、金筋、砂流を交え、豊かな景色を見せています。
 
附属の略太刀拵は、金具を全て鉄地で、鉄味はねっとりとした感があり、如何にも肥後の金工らしさを漂わせ、武骨一辺倒として知られる細川家の拘りが感じられます。
内外共に特別保存になる逸品ですので、御購入後には是非とも審査を御受審下さい。
 
裸身重量541グラム。  拵に納めて鞘を払った重量861グラム。

無銘 ~大きく延びた鋭い切先が印象的な二本樋入りの一刀!!~

無銘

無銘
– Mumei –
 
杢目肌良く練れた地鉄に直刃を焼いた作品。焼き出し部分を僅かに焼き落としとし、匂口締まりごころの刃文は、地鉄に絡んで刃縁に打除、砂流かかり、金筋や葉を交え、二重刃風の刃や解れ風の刃を交える等、刃縁の変化に富んでいます。特筆すべき鍛錬疵もなく、中切先が大きく延びた鋭い姿が印象的。帽子は表裏共に直ぐに丸く短く返る。
 
附属の拵は柄のガタツキも無く、柄の鮫皮は漆塗の研ぎ出し。鞘には補修痕が見られるも、このまま居合のお稽古にもお使い頂けます。
 
裸身重量700グラム。  拵に納めて鞘を払った重量899グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

目貫6点追加しました。

目貫6点追加しました。
 
 
居合・抜刀用の拵に適した細工が細かい現代目貫で、本歌の名品目貫から型をとって造られた品です。

京都住人菅原長吉 暦應三年十二月日 ~銘を潰して保存刀剣鑑定御受審下さい!!~

京都住人菅原長吉 暦應三年十二月日

京都住人菅原長吉 暦應三年十二月日
– Kyoto junin Sugawara Nagayoshi –
 
素麺を並べたかの如き純然たる柾目肌が美しく少しく肌立ち、匂口明るく冴えた直刃を焼き上げ、刃縁地鉄に絡んで二重刃や金筋、打除等を呈し、豊かな景色を見せる。帽子は表裏共に直ぐに、先掃き掛けて焼き詰め風に短く返る。
 
正真銘なら南北朝初期の作品となりますが、私見と致しましては銘は首肯できず、銘を潰して保存刀剣鑑定を受審すれば、古いところで末保昌、新刀ならば國包や徳勝辺りで極まるのではないでしょうか。
柾目鍛えの刀の研究資料として申し分ない出来口。お求め易い価格で御案内致します。
 
裸身重量646グラム。

山上則久作 昭和五十七年八月日 ~手持ちバランス最上!! 片手操作の居合稽古に最適な一振!!~

山上則久作 昭和五十七年八月日

山上則久作 昭和五十七年八月日
– Yamagami Norihisa –
 
本名、山上重則。新潟県刈羽郡刈羽村大字刈羽在住。刃味鋭いと評価高い、父である山上昭久に学ぶ。
 
地鉄は板目肌に柾が交じって地沸が付いて精美。刃文は匂口明るく冴えた互ノ目丁子を湾れ調子に焼き上げ、足盛んに入り、砂流かかり、金筋を呈して見応えある出来口。帽子は表裏共に直ぐに丸く返る。
中心はうぶながらも区送りがなされており、この点だけを見れば美術刀剣としての価値はうぶ茎に比べて落ちるも、区送りのために茎が幾分長くなったことで更に手持ちの良さを増しており、その扱いやすさは居合等の武用刀としての価値を高めている。
その他特筆すべき疵欠点は無く、附属の拵も使用感少なくほぼ新調したままの状態。桜に唐草文様象嵌が施された粋な現代金具で統一されており、茶を基調とした全体の雰囲気がとても良い。
到着後すぐに手をかけることなく武用稽古にお使い頂けます。勿論美術鑑賞刀としても申し分ない力作で、前所有者が区送りしてでも尚使用したいと思わせるだけの力作です。
 
裸身重量680グラム。  拵に納めて鞘を払った重量950グラム。

越前國住人兼則

越前國住人兼則
– Echizen no kuni junin Kanenori –
 
 
杢目肌良く練れて精美な地鉄に、ふんわりと柔らかい感じの直刃を焼き上げた作品で、特筆すべき鍛錬疵はありませんが、兼則銘に関しては茎に違和感を覚えるため、正真保証は致しかねますので、出来が良い無銘物と割り切ってお求め頂ければと思います。
 
素銅はばきが附属しておりますが、鞘や柄等はございません。研磨修行者の研磨稽古用、鞘師修行者の鞘製作稽古用として、また、これから刀剣趣味を始められる方の、最初の一振として、お求め易い低価格で御案内致しますので、どうぞ前向きに御検討下さい。
白鞘は30,000円(税別)にて承ります。
 
裸身重量516グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

長清

長清
– Nagakiyo –
 
 
俗名を太郎兵衛と称する。江戸前期寛文頃に活躍した伊予の刀匠で、三好藤四郎長國の門。
 
この刀は小板目肌柾流れて少しく肌立った地鉄に、小湾れ調子に匂口明るい小沸出来の互ノ目を焼き上げ、刃中には砂流が随所にかかり、刃縁に大粒の沸が付き、湯走風の刃や打除風の刃を交え、帽子は表裏直ぐに丸く返る。樋入りで手持ちバランス良く、居合等の片手操作にも適しています。
 
附属の拵は下地を梨地とした溜塗のような変わり塗り鞘。鯉口周りに亀裂が見られますが普通に居合形稽古に御使用になる分には余程のことをしない限りそのまま使用可能と思います。御心配な方は鞘を誂え直すか、鮫皮や藤を巻いて補強なさてください。※当店に御用命頂ければ有償にて工作致します。
 
裸身重量636グラム。  拵に納めて鞘を払った重量886グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

有俊 昭和甲子年八月日 為河内國島津伊佐男氏

有俊 昭和甲子年八月日 為河内國島津伊佐男氏
– Aritoshi –
 
 
本名、江住庄平。昭和4(1929)年大阪生まれ、奈良市柏木町に鍛刀場を構え、大和伝に私淑。古剣研究に勤しみ、数多の剣を鍛えています。
 
この太刀は鎌倉後期の大和物、殊に保昌物に挑んだ作品で、柾目肌よく練れて美しく、刃文は足や葉を盛んに交えた小乱れで、二重刃や湯走を呈し、匂口は明るく、趣深い古調な出来口を誇っています。美術鑑賞用の上研磨が施されており、研磨後36年が経過していますが、研磨状態は良工であり、手をかける必要は感じられません。気持ち良くご所持頂ける一口です。
 
裸身重量763グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

将平 ~古刀然たる出来口~

将平
– Masahira –
 
 
藤安将平刀匠は昭和21年福島県伊達郡生まれ。昭和41年長野県坂城町の刀匠、故人間国宝、宮入行平師に入門。
昭和50年福島県立子山に鍛刀場を開設して独立。以後作刀の研究修練を重ね日本美術刀剣保存協会優秀賞3回、奨励賞6回、努力賞7回を受賞。平成2年には日本美術刀剣保存協会会長賞受賞。同14年日本美術刀剣保存協会寒山賞を受賞。
 
尾張熱田神宮、奈良護国神社など多くの神社で奉納鍛錬を行い、平成20年には、704年、佐備大麻呂の作剣以来、およそ1300年ぶりに常陸鹿島神宮において日本刀奉納鍛錬を行う。
 
昭和59年秋には伊勢神宮第61回式年遷宮、御神宝太刀謹作奉仕の大役も担い、 先の震災で大きな被害を受けた福島県南相馬の御刀神社復興支援にも大きく尽力され、御神宝となる直刀を謹作奉仕し、直近では福岡の宮地嶽古墳出土大直刀の復元鍛錬など、現代日本刀匠屈指の作刀技術を持っている。
 
平安、鎌倉時代の古刀剣再現への強い想いを持ち、長年研究修練に取り組み、国宝、重要文化財やそれに類する刀剣類、全国の砂鉄や鉄文化の知識見識も豊富で、太刀、刀、短刀、脇差、薙刀、古代直刀など、どれを手掛けても正確で美しい刀姿を創り上げる。
地鉄、焼刃の手際も鮮やかで幅広い製作能力を誇り、中心鑢や銘文といった中心仕立ても現代刀匠随一で、師である行平没後、師の実子である宮入小左衛門行平(宮入恵)を預かり、弟子として鍛刀修業を積ませた経緯からも、師の信任が厚く、その技量の高さを物語っている。
 
近年は奈良正倉院収蔵の直刀、手鉾のなど奈良時代の刀剣類の研究、復元制作にも取り組んでおり、上記の御刀神社奉納直刀の焼刃などは神域に入られたと言っても過言ではない。
 
刀心店主、町井勲(修心流居合術兵法創流者、居合に関するギネス記録を6つ保持している)が最も信頼を寄せる現代屈指の刀匠としても知られ、将平刀はテレビ番組内で町井の手によって、鉄パイプ、鉄板切断など日本刀の本分である利刀(折れず曲がらずよく切れるの三事)としての能力も非常に高いことが証明されている。
また弓、弓道にも深い造詣を持ち京都の御弓師柴田勘十郎氏とも長年に亘る親交があり、地元福島では弓術の指導にもあたっている。
 
人格そして技量に於いても、人間国宝や無鑑査に認定されるべき人物だが、表の世界に出るのを拒み、今尚福島県立子山で黙々と作刀研究に勤しむ生粋の職人肌刀匠である。
 
更なる詳細はこちらをご覧下さい。
 
この短刀は、姿好い三ツ棟の平造で、大杢目に小板目を交えて肌立った地鉄に、匂口明るい直刃を焼き上げ、打除風の刃や、食い違い風の刃を交えた古刀然たる出来口。
指表はばき上の大肌には針先程の墨籠が点在。同じく指表側の棟、区から5センチ程の長さの鍛筋が見られます。これらの小疵は単に無疵無欠点を良しとする現代刀には好ましくない存在ではあるものの、古刀の鍛法研究に生涯をかける将平刀匠にとっては、古刀と同様の肌や疵の出方が何よりもの得難い研究成果として喜々としている。
茎を伏せれば古刀にしか見えない将平の作品。今回の作品はお求め易い価格でご案内致しますので、是非この機会にご入手下さい。
お買い求め下さった方のお好みの目貫を装着できるよう、敢えて目貫は装着致しておりません。また、はばきには御家紋を彫刻することも出来るよう、表裏磨地仕上げにしております。
銘はこれから切りますので、無料にてご希望の銘文を切ることも可能です。
 
裸身重量123グラム。  拵に納めて鞘を払った重量177グラム。
 
 
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将平作 平成二十八年秋

将平作 平成二十八年秋
– Masahira –
 
 
藤安将平刀匠は昭和21年福島県伊達郡生まれ。昭和41年長野県坂城町の刀匠、故人間国宝、宮入行平師に入門。
昭和50年福島県立子山に鍛刀場を開設して独立。以後作刀の研究修練を重ね日本美術刀剣保存協会優秀賞3回、奨励賞6回、努力賞7回を受賞。平成2年には日本美術刀剣保存協会会長賞受賞。同14年日本美術刀剣保存協会寒山賞を受賞。
 
尾張熱田神宮、奈良護国神社など多くの神社で奉納鍛錬を行い、平成20年には、704年、佐備大麻呂の作剣以来、およそ1300年ぶりに常陸鹿島神宮において日本刀奉納鍛錬を行う。
 
昭和59年秋には伊勢神宮第61回式年遷宮、御神宝太刀謹作奉仕の大役も担い、 先の震災で大きな被害を受けた福島県南相馬の御刀神社復興支援にも大きく尽力され、御神宝となる直刀を謹作奉仕し、直近では福岡の宮地嶽古墳出土大直刀の復元鍛錬など、現代日本刀匠屈指の作刀技術を持っている。
 
平安、鎌倉時代の古刀剣再現への強い想いを持ち、長年研究修練に取り組み、国宝、重要文化財やそれに類する刀剣類、全国の砂鉄や鉄文化の知識見識も豊富で、太刀、刀、短刀、脇差、薙刀、古代直刀など、どれを手掛けても正確で美しい刀姿を創り上げる。
地鉄、焼刃の手際も鮮やかで幅広い製作能力を誇り、中心鑢や銘文といった中心仕立ても現代刀匠随一で、師である行平没後、師の実子である宮入小左衛門行平(宮入恵)を預かり、弟子として鍛刀修業を積ませた経緯からも、師の信任が厚く、その技量の高さを物語っている。
 
近年は奈良正倉院収蔵の直刀、手鉾のなど奈良時代の刀剣類の研究、復元制作にも取り組んでおり、上記の御刀神社奉納直刀の焼刃などは神域に入られたと言っても過言ではない。
 
刀心店主、町井勲(修心流居合術兵法創流者、居合に関するギネス記録を6つ保持している)が最も信頼を寄せる現代屈指の刀匠としても知られ、将平刀はテレビ番組内で町井の手によって、鉄パイプ、鉄板切断など日本刀の本分である利刀(折れず曲がらずよく切れるの三事)としての能力も非常に高いことが証明されている。
また弓、弓道にも深い造詣を持ち京都の御弓師柴田勘十郎氏とも長年に亘る親交があり、地元福島では弓術の指導にもあたっている。
 
人格そして技量に於いても、人間国宝や無鑑査に認定されるべき人物だが、表の世界に出るのを拒み、今尚福島県立子山で黙々と作刀研究に勤しむ生粋の職人肌刀匠である。
 
更なる詳細はこちらをご覧下さい。
 
 
この短刀は小振りながらも出来が良く、地鉄は柾目に小板目が交じって淡く映りが立ち、刃文は匂口明るく、直刃に互ノ目足が入り、帽子は先掃き掛けて直ぐに丸く返っています。
はばきに御家紋を彫刻頂けるよう、また、お好みの目貫を取り付けてお楽しみ頂けるよう、敢えて目貫は装着しておりません。この機会に御守刀としても価値ある将平の一刀を是非ご検討下さい。
※指裏中央よりやや下に見られる小さな鍛筋は、目立たなくすることが可能。登録までにお買い求め頂きました場合、無料にてご希望の銘文追記も可能です。
 
裸身重量79グラム。  拵に納めて鞘を払った重量128グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。