明るい緑色の鮫研出鞘が目を惹く一刀

明るい緑色の鮫研出鞘が目を惹く一刀

刀 無銘

http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/581/00.html

 

明るい緑色の鮫研出鞘が目を惹く拵に納まったこの刀は、現代人の居合用としても適した二尺四寸の刃長があり、樋を深く掻いてあるので樋音も良く、また、鯉口には胴金が嵌められているので鞘割れにも強いので、居合武用刀としては抜群の一振です。
※刀身中央付近に極小の刃毀れとそれを隠そうと刃引きがされています。居合形稽古用としてはそのままお使いいただけますが、試斬にお使いになられる場合は、部分研磨をお薦め致します。

4月中は消費前を当店が負担致します! この絶好の機会をお見逃し無く!!

裸身重量739グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,010グラム。

一作の揃金具、六枚切羽の豪華な拵の一刀

一作の揃金具、六枚切羽の豪華な拵の一刀

刀 無銘

http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/580/00.html

 

表裏で少し違った印象を与える無銘末古刀。指表は元の方に互ノ目丁子、先に行くに従い乱れの細かさはなくなり、おおらかな出来口。一方指裏は互ノ目丁子が細かく乱れ、小乱れ調を呈しています。

附属の拵は六枚切羽に蛇腹の柄巻き。鞘塗りは手の込んだ変わり塗りで金具は全て一作の揃い金具。かなり身分の高い上士の指料であったことが窺がえます。
※棟に変色程度の薄錆があります。

4月末日迄は消費税8%を当店が負担致します。御手頃価格で御入手頂けるチャンスをお見逃し無く!!

裸身重量639グラム。  拵に納めて鞘を払った重量980グラム。

雛刀 藤原正弘 ~大変愛らしい子供用の刀~

雛刀 藤原正弘 ~大変愛らしい子供用の刀~

雛刀 藤原正弘 ~大変愛らしい子供用の刀~

http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/wakizashi/355/00.html

 

写真だけを見ると刀に見えますが、稚児指または雛刀と呼ばれる子供用の刀です。
大刀を稚児用に縮尺するも、鍛えは刀と全く同じで、小板目が少しざんぐりとした感じの地鉄に、互ノ目乱れを焼いています。勿論刃中に働きも見られます。
御子様の御守刀として、また、江戸期の刀剣資料としてもお薦め致します。

裸身重量177グラム。

脇指 下総守國義~和泉守國貞(親國門)

脇指 下総守國義~和泉守國貞(親國門)

脇指 下総守國義~和泉守國貞(親國門)

http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/wakizashi/354/00.html

 

日向国出身の國義は俗名を鈴木作之丞といい、同郷の大坂新刀鍛冶、和泉守國貞(親國貞)の門に師事。慶安三年に下総守を受領したものとみられ、石見国浜田藩亀井氏のお抱え鍛冶として仕えました。

現状の研磨は拭いを黒く入れすぎた仰々しい感があるので、もう少し落ち着いた化粧に直し、保存刀剣並びに特別保存刀剣審査を是非ご受審下さい。

4月末日迄は特別価格で御案内致します。この機会を逃さないで下さい。

裸身重量453グラム。

防州清忠 ~室町中期の片手打ち体配~

防州清忠 ~室町中期の片手打ち体配~

http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/wakizashi/353/00.html

 

二王一派、清忠の作。清忠同銘が複数いる中、防州清忠と銘切る清忠は、銘鑑を紐解くに室町中期文明頃に一人、天正頃に一人確認できます。

室町時代中期の片手打ちの寸短い打刀として鍛えられたもので、疵気こそありますが、地鉄自体は非常に良く練られた杢目鍛えに淡く映りごころが現れ、明るく冴えた直刃は匂口が締まり、地鉄に影響されることなく、真っ直ぐに焼き上げられた完成度の高いものに仕上がっています。清忠の作品は少ないため希少。室町中期を代表する体配を留めるこの脇指は、日本刀の時代変遷を学ぶ上に於いても非常に良い資料です。

4月末日までの期間限定特別価格をお見逃し無く!

裸身重量494グラム。

刀 備州長船宗光

刀 備州長船宗光

刀 備州長船宗光

http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/579/00.html

 

備前の宗光は同銘が数代続いており、この刀は後代宗光と極められています。兄勝光との合作刀も数多経眼される宗光は、坂本竜馬の愛刀(勝光宗光合作)としてもその名を知られる末備前の名工の一人で、古来より「二本樋の刀に鈍刀無し」との言葉があるように、この刀も元先の差が開いた上品な造り込みで、淡く映りごころがある地鉄に互ノ目を焼き、刃縁には砂流が顕著に見られ、湯走風の刃や、大粒の沸が頻りに付いた箇所があったりと、地鉄に絡んだ働きが豊かに見られます。

4月末日までは期間限定特別価格で御案内致します。5月以降はこの価格では販売できませんので、特価期間ご案内中にお急ぎお求め下さい。

裸身重量605グラム。

刀 兼元(額銘)

兼元(額銘)

刀 兼元(額銘)

http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/578/00.html

 

手持ちバランスが良く、肌立った地鉄に互ノ目を焼き、刃中には砂流や金筋などの働きが豊富に見られます。
附属の研出鮫の拵は、近年新調されたものですが未使用につき、非常に綺麗な状態です。上白鞘と継木も附属していますので、なんら手をかけることなくお楽しみいただけます。
※前所有者の方が30万円の予算をかけて新調された拵です。

4月末日までの期間限定特別価格での御案内です。この期間を超えますとこの価格では販売できませんのでお急ぎ下さい。
※兼元額銘の真贋につきましては真贋保証致しかねますので予めご了承下さい。

裸身重量682グラム。  拵に納めて鞘を払った重量964グラム。

短刀 祐定作 ~緻密に練られた杢目肌と映りが見事な一刀~

短刀 祐定作

短刀 祐定作

http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/tantou/148/00.html

 

祐定は勝光、清光などと並び室町末期を代表する備前長船鍛冶の刀工。与三左衛門を筆頭に彦兵衛尉、源兵衛、源左衛門、彦左衛門、五郎左衛門などが居り、いずれも名手として名高い。

本刀は祐定作と、俗名が切られていない三字銘の作品ながら、疵気が無く、映り立った杢目鍛えの地鉄に、盛んに足が入り、出来が良く、古い時代の金着はばきや在銘の縁頭金具、蛇腹の柄巻き、金鍍金を施した上に金を着せた切羽など、本刀の伝来の良さ、格式の高さを窺い知る事が出来ます。

コレクター遺品整理によるうぶ買取品だけあって、眼垢はついておらず緻密に練られた精美な杢目肌が見事な一刀です。化粧直し等再研磨を施すことで、更に本刀の良さを引き出し、ご堪能頂く事ができます。
※附属拵の小柄櫃蓋部分が少し浮いています。はばき側の切羽の金着せが剥離しています。現状維持で保存下さい。保存刀剣鑑定書は当店にて取得しました。

裸身重量110グラム。  拵に納めて鞘を払った重量246グラム。

脇指 新々刀寿命

脇指 新々刀寿命

脇指 新々刀寿命

http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/wakizashi/352/00.html

 

大和系鍛冶が美濃に移り派生したと伝えられる寿命。幕末まで長く栄えた一派として著名です。刀剣界では“じゅみょう”と呼称されていますが、“としなが”と読むのが正しいようで、現存する作品の中にも“寿命トシナガトヨムベシ”と銘切った作品があったと記憶しております。 寿命と言う名に縁起良さを見出した武士達により、寿命の刀は祝賀の席での指料として、また、武家間での贈答品としても好まれました。※特に贈答には長物が好まれたと言われ、“長い寿命”と験を担いでのことだそうです。

この小脇指は兵庫県の旧家から発見されたうぶ品で、登録手続きの代行から研磨・白鞘の諸工作、保存刀剣審査に至るまで、全てを当店にて行いました市場初登場の品です。
新々刀と言えば硬い感じの地鉄が無地風に詰るものが多いですが、本刀は少しく肌立ち、三本杉風の互ノ目乱れの刃中には、砂流や金筋等が盛んに見られ、新々刀期の寿命の技量の高さを示す出来口となっています。附属の拵は切羽一枚に至るまで全てうぶのままの、今では大変貴重な拵で、切羽は綱模様の手が込んだ品。
上述の通り出来が良い作品だけに、もっと入念な研磨を施せば良かったと後悔の念を感じております。余力ある方は是非、しかるべき研磨を施していただき、本刀の出来を存分にご堪能頂きたく存じます。※お時間さえ頂ければお安く上研磨をお引き受け致します。

裸身重量272グラム。  拵に納めて鞘を払った重量427グラム。