6月 2017のアーカイブ
照包 ~試斬・武用刀に~
陸軍九八式軍刀(伝 宇和島伊達家 伊達宗克男爵佩刀) – Type 98 Guntou(Connections Uwajima Date family Date Munekatsu Baron Deals) –
濃州住兼成作 昭和六十二年十一月吉日 ~岐阜県無形文化財保持者~
昨夜の大阪北道場稽古 ~居合柔術~
とかく物斬りのイメージが強い私並びに修心流ですが、上の動画のような徒手格闘系居合柔術の稽古も行っています。
刀を使うことだけが居合術ではありません。
身体操作を学び、身につけると、面白いこともできるようになります。
大阪北道場は天神橋筋六丁目駅から徒歩4分の場所にあります。
仕事帰りに居合術の稽古はいかがですか?
海軍士官儀礼長剣 桜葉九枚タイプ(壽屋商店謹製)
陸軍尉官指揮刀
久々に指揮刀や長剣の御案内です。
次回の東京道場直伝稽古
次回の修心館東京道場直伝稽古は、6月24日を予定しています。
稽古は10時~17時までたっぷり6時間。
当日は稽古体験していただくことも可能です。(要予約)
大阪北道場の稽古から ~甲冑組討形“籠手請”~
修心流居合術兵法の甲冑組討形 ~籠手請~
鎧通しや前指を逆手に持ち、真向に斬りこんで来る敵の身体を崩して喉を突く。
同じ形でも別伝では得物を持たず、鎧の籠手で相手の斬撃を流し、肘で喉や鼻を突くと同時に真下に落とします。
形稽古とはゆっくりと正確に何度も反復して技術を身につけるものと考えます。
早さでごまかしては何も得られず、演武ならぬ演舞にしかならないものです。
修心流居合術兵法ではこのように地味な稽古に明け暮れています。
町井勲 将平刀コレクション
昨夜も将平刀匠から歓喜の電話がありました。
最近やたらと絶好調な将平師。以前から手がけてみたかった那須与一の佩刀『成高』の写しが出来上がったとのこと。
満足行く出来のようで将平師は嬉しい悲鳴。私も嬉しい悲鳴だが、諸工作代を考えると悲しい悲鳴も混じります(笑
中心の銘もそのままに写す…
焼き上がったばかりの成高写し全景…
成高写しの一つ前に鍛えた古備前写し…
現在何振手元に将平刀があるのか、軽く数えてみたところ、太刀、刀、小太刀、脇指、短刀だけで55振ありました(驚
まさに世界一の将平コレクター
次から次に作品を買い上げているので、諸工作を施す余裕も無く、全て打卸状態のままなのが残念ではありますが…
その中には将平師の処女作(日本美術刀剣保存協会新作名刀展受賞作品)など、将平刀匠の刀工人生を物語る代表作も、私のコレクションに含まれています。
私の将平刀コレクションは、私個人の趣味でありながら美術刀剣 刀心の商品でもありますので、御所望の方がいらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
toushin@nihontou.jp