無銘平造脇指 ~力強い叢沸迫力満点~

無銘平造脇指 ~力強い叢沸迫力満点~
無銘
– Mumei –
 
反り深めで三ツ棟。堂々とした体配の平脇指です。地鉄は杢目が良く練れて詰み、地沸付き、刃文は湾れ調子に互ノ目を焼き、足入り、砂流かかり、所々に力強い叢沸付き、帽子は乱れこんで先掃き掛けて丸く返る。
 
良い金具が付いていたのでしょう。残念なことに鐔と柄が失われています。簡易武用柄で宜しければ27,500円(税込)にて製作致しますので、是非拵を完品にされてお楽しみ下さい。特筆すべき鍛錬疵もございませんので、保存刀剣審査の御受審もお薦め致します。
 
裸身重量272グラム。

備前國安成(年紀判読不明)

備前國安成(年紀判読不明)
– Bizen no kuni Yasunari –
 
 
研ぎ減りによって茎が刀身より厚くなったのを、大胆にも銘ごと磨って薄くしたため、粗見すると無銘に見えるも、仔細に見ると佩表に『備前國安成』と銘が辛うじて読み取れます。指裏にも年紀が見られますが判読は難しい状態です。
銘鑑を繙くに、南北朝時代後期の康暦と、室町時代初期應永頃の備前に安成と言う刀工が存在していたことが記述されていますので、そのどちらかの刀工と鑑て良いでしょう。
 
茎尻を詰め、茎の反りも抑えられ、僅かに区送りもなされていると思われますが、ほぼうぶの姿を留めている点は好ましく、踏ん張り付いて反りが深い優雅な太刀姿は、刀剣趣味人垂涎の体配。初出(うぶだし)故に錆に包まれてはいますが、研磨費用の捻出し甲斐がある在銘古刀の太刀です。
地鉄は杢目がよく練れて詰み、刃文は元の方に焼き幅やや広めの湾れを焼き、そこから上は直刃調に小湾れを交え、帽子はやや乱れ込み丸く返っています。
 
付属する拵は牡丹塗りが施された御洒落な物ですが、残念ながら鞘の状態は芳しくありません。柄にがたつきはありません。鐔は責金を施した方が良いでしょう。
いずれにせよ底銘になっているとは言え、在銘の備前古刀の太刀ですから研ぎ上がりが楽しみな一刀です。研磨諸工作代を考慮した低価格でご案内致しますので、この機会に是非ご入手下さい。
 
 
裸身重量754グラム。  拵に納めて鞘を払った重量970グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

無銘(波平)

無銘(波平)
– Mumei(Naminohira) –
 
 
薩摩国での刀工の始祖は、平安時代永延(987~988)頃の大和の刀工『正国』が薩摩に移住したのが始まりと伝えられ、鎌倉時代の中期以降は代々『行安』が波平系の氏族を取りまとめる長となって、中世の鎌倉、南北朝そして室町時代、さらには新刀期まで繁栄しました。
作風の特徴は大和伝を踏襲しながらも「綾杉肌」を鍛えることでも知られており、古来より平らな波と縁起を担ぎ、水軍や海軍、海運業に携わる方々に愛されてきました。
 
この刀は大きく磨り上げられていますが、元先の差が大きく開いた古雅な姿で、小板目が大きく流れて柾が強く、大肌や粕立つ地鉄が見られ、総体に湯走風の強い映りが二重に立ち、刃文はこれまた古雅な雰囲気を漂わせる細直刃で、湾れごころを交え、匂口は明るい。帽子は焼詰風に極短く返る。
※委託品。 鑑定書は日本美術刀剣保存協会より届き次第掲載致します。
 
裸身重量440グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

肥前國忠□

肥前國忠□
– Hizen no kuni Tada□ –
 
 
二尺一寸と短寸であることからも、上士の腰にあったことがわかります。元先の差が程好く開いた上品な姿で、地鉄は小板目よく練れて詰み地沸付いて精美。刃文は互ノ目主体に丁子や互ノ目丁子を交えて匂口明るく冴えてふわりと柔らかさを感じさせます。帽子は乱れこんで丸く返る。
 
出来良い作品故に偽銘を切られた可哀想な刀です。しかしながら出来は抜群で真面目な研磨がなされているので、美術鑑賞刀としては申し分ありません。できることなら銘を潰して無銘にし、保存刀剣鑑定を受審頂き、本刀の出自を明らかにしてあげて後世に伝え残して頂きたく、銘消しや再登録の費用を考慮した価格でご案内差し上げる次第です。銘消し工作は当店にご相談下さい。
尚、既成鞘に納まりますので、安価にて簡易武用拵の製作が可能です。※66,000円(税込)
切先の錆取り部分研磨もお気軽にご用命下さい。
 
裸身重量607グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

作州住清包 昭和五十四年卯月 ~元陸軍受命刀工 刃縁と刃中の働き豊か~

作州住清包 昭和五十四年卯月 ~元陸軍受命刀工 刃縁と刃中の働き豊か~
作州住清包 昭和五十四年卯月
– Sakushu ju Kiyokane –
 
本名小林辰三。元陸軍受命刀匠で岡山県美作市にて作刀していました。美作市の株式会社小林工業の現社長の祖父にあたります。
 
反り深く元先の差が開いたすらりとした造り込みで、反り深く、表に丈比べ、裏に腰樋を搔き、地鉄は板目肌が流れて少しく肌立って地景入り、刃文は匂口明るく冴え、湾れ調子に互ノ目を交え、刃縁は刃中には地鉄に絡んだ働きが随所に見られ、金筋入り、先は直ぐに丸く返っています。
 
裸身重量425グラム。

備州長船祐定 天正二二年八月日 ~うぶの良い拵入り~

備州長船祐定 天正二二年八月日
備州長船祐定 天正二二年八月日
– Bishu Osafune Sukesada –
 
平造、庵棟ですらりとした姿。地鉄は杢目肌よく練れて詰み、刃文は小湾れ調子の互ノ目乱れで細かな砂流が随所に見られ、帽子は乱れ込んで先直ぐに丸く、うんと深く焼き下げる。

付属の拵は仕事が良い金具を用い、鞘は腰千段刻みの黒蝋塗で、腰より下は黒石目塗に二本線を等間隔に十組あしらった手が込んだ作品。切羽は金着せですり替えも無く、小柄が欠落していることが惜しまれるも、うぶの状態の拵は大変貴重な存在なので保存刀装審査御受審をお勧め致します。
未鑑定刀につき、お安くご紹介致しますので、是非この機会に拵が立派なこの脇指をご入手下さい。

裸身重量249グラム。  拵に納めて鞘を払った重量390グラム。

伯州吉幸 ~千変万化の働きを楽しめる優刀~

伯州吉幸 ~千変万化の働きを楽しめる優刀~
無銘(伯州吉幸)
– Mumei(Hakushu Yoshiyuki) –
 
吉幸は生国出雲能義郡小佐村で、山崎平右衛門吉広の子として生まれ、後に清水正吉(吉行)の養子となり、名を清水藤四郎と称し、米子に住しました。作刀に関しては初銘を吉行、後に吉幸と改銘。号を曙峯軒と称し、生国である雲州に於いても作刀しています。明治19年9月21日75歳で没しました。
 
この刀は元先の差が程好く開き、江戸後期に一世風靡した復古論に乗じた先反り(先反り=腰元から少し上で反りが付き始める姿)で、刃物でありながらどことなく優しさを感じさせます。地鉄は小板目肌よく練れて少しく肌立ち、地沸付いて地景入る。刃文は匂口明るい小沸出来の大湾れで、匂口締まり、湾れの山の部分には小足が頻りに入って細かな丁子乱れを呈し、刃縁には細かな砂流や金筋、稲妻が見られ、葉入り、指裏の元の方には食違刃の如き働きも見られ、千変万化の景色を楽しませてくれます。帽子は表裏共に直ぐに小丸に返っています。
 
特筆すべき鍛錬疵が無く、美術鑑賞刀として申し分ない出来口を誇っており、銀無垢のはばきには丸に違い鷹ノ羽紋が刻され、大切にされていた様子が窺えます。
既成鞘に綺麗に納まりますので、税込み66,000円にて簡易武用拵製作可能です。
 
裸身重量833グラム。

肥前國宗治

肥前國宗治
– Hizen no kuni Muneharu –
 
 
伊予掾宗次系の刀鍛冶。
元先の差が開き、切先延びた鋭い造り込みで、地鉄は小板目肌よく練れて地沸ついて地景入り、淡く映りごころがある。刃文は匂口明るく冴えた直刃で、小足が入り、先の方では僅かに湾れごころを交え、横手下より焼き幅を広げつつ、帽子は直ぐに先丸く返る。
 
既成鞘に納まるので簡易武用拵製作が可能です。税込み66,000円で拵が作れます。
 
裸身重量729グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

無銘

無銘
– Mumei –
 
 
元先の差程好く開き、切先延びた豪壮な造り込み。地鉄は小板目杢交じりでよく練れて詰み、地景入る。刃文は匂口明るく、小互ノ目丁字を巧みに焼き上げており、刃縁には砂流や金筋・稲妻、打除風や湯走風の刃を交える等、変化に富んだ働きを見せ、帽子は直ぐ調に乱れて砂流、掃掛を伴いつつ先丸く返る。
 
附属の陸軍九八式軍刀は、特殊形状の石突金具が添えられた若瀬式の逸品で、金具の通し番号はすべて『三一四』で揃った完璧なオリジナル。駐爪金具にも『三一四』の数で筋が刻まれています。鞘には特筆すべき凹みも無く状態は良好。刀身の出来も良い若瀬式軍刀を是非この機会にご入手下さい。
石突金具の文字:『実用新案特許』『第213917番』
 
裸身重量703グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,072グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

作陽士多田正利作

作陽士多田正利作
– Sakuyoshi Tada Masatoshi –
 
 
俗名、多田四郎右衛門。細川正義の門人で津山藩士でもありました。弘化から元治にかけての作刀があり、9人の弟子を抱え、幕末の美作では有力な鍛冶でした。門人である宣勝が熊本藩工になった関係で、肥後熊本でも駐槌しています。
 
この刀は元先の差が開き、切先やや延びた造り込みで、地鉄は小板目よく練れて詰み少しく肌立ち、地沸付いて地景入る。刃文は匂口明るく冴え、下の方では角張った感じの互ノ目を焼き、先に行くに従って丸みを帯びた互ノ目や互ノ目足を焼き上げ、細かな砂流や葉が見られ、帽子は表裏共に気持ち乱れて先丸く帰っています。
 
付属の拵は一作金具の半太刀拵で、鞘は青貝微塵散らしの豪華な塗りが施された贅沢品。柄糸の色も上品で派手さがなく、柄の鮫皮には目釘穴を埋めた痕が見られますが、これは当時貴重であった鮫皮を再利用したものであり、別の刀の拵を合わせたものではございませんのでご安心下さい。はばきや切羽他、金具全てが銀無垢の完全なるオリジナル品。かなり身分の高い士の指料であったことが覗えます。今の時代、切羽のすり替えもない完全なるうぶの拵は大変貴重です。
柄前の鮫皮が経年劣化により剥落したのを、別の鮫を切り貼った上手ではない修復がなされています。思い切って鮫の巻き替えと柄糸の巻き替えをされては如何でしょうか。
 
裸身重量714グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,075グラム。
 
 
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