無銘
– Mumei –
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/692/00.html
現状ではわけのわからない変な研ぎがかけられ、その上耐水ペーパーで擦ったようなヒケが無数にあり、みすぼらしい姿になっていますが、特筆すべき疵欠点無く、焼頭が鎬にかかるほど高い、明るく冴えた丁子乱れが判然と見え、研ぎ上がりが非常に期待できる一刀です。石堂系鍛冶で保存刀剣鑑定書が交付されることでしょう。
手持ちバランスもこの上なく、片手で扱い易く、居合や抜刀に適していますが、出来が良く、古い拵が附属しているだけに、しかるべき研磨を施し鑑定書をつけて後世に遺して頂きたい逸品です。
研磨諸工作の御相談はお気軽にどうぞ。
裸身重量649グラム。 拵に納めて鞘を払った重量928グラム。