FACEBOOKを通じて時折外国人から日本刀を欲しいので世話してもらえないかという問い合わせがきます。
英語を話すことができない私は、忙しい時間を縫って翻訳ソフトを使い返信するのですが…
予算は?
と尋ねると、なんと100ドルなんて返事が返ってきました。
日本円にして約1万円。
それを聞いた瞬間、私は心の中でこう叫んだ。
「舐めとんのか?」
本人に悪気はないのかもしれない。これが発展途上の貧しい国の人ならまだしも、アメリカに住む人が言うのだから驚いた。
この人には常識がないのか??
1万円という予算では、居合稽古用の模擬刀ですら購入できません。
安く、良い刀が欲しいと言う思いは誰もが持っているものと思いますが、流石に1万円はね…
問い合わせてきた彼には、
「あなたの提示する金額は、日本刀を冒涜するものだ。」
と説教をしましたが、翻訳ソフトがどこまでまともに翻訳できているのかもわからず…
こうした非常識な相談は、真摯に相談に乗ろうとした者の気持ちをも踏みにじる行為だと思います。
やめていただきたい。