http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/wakizashi/350/00.html
美濃の兼先は安土桃山時代頃に備前岡山に移住した後、近江、越前、加賀、越中、因幡などの各地に移住しました。因州兼先は池田家の国替に伴い、備前から因幡国へ移り、鳥取城下に鍛冶場を構え、幕末に至るまで繁栄しました。
元は二尺一寸程の短い打刀として鍛えられた刀です。短めの打刀は上士の指料に多く見られ、本刀も名のある士の腰にあったものと思われます。
※はばきの飲み込みを後に深く加工されているため、白鞘とはばきの間に隙間があります。
裸身重量570グラム。