家永
– Ienaga –
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/wakizashi/384/00.html
家永を名乗る刀工は、加州、越前、大和、備前、筑後等各地に居り、本刀の家永がそのどれにあたるかは然るべき鑑定機関に委ねたい。
寸法の割りに反りが深く、優雅な姿のこの脇指は、地鉄が密に錬れて精美であり、特筆すべき鍛錬疵も無く、古雅な互ノ目丁子を焼き上げています。
現状古研ぎで拭いぼけしていますが、地刃の観賞に支障はありません。然しながら良い脇指だけに是非とも再研磨頂きたい一刀です。
裸身重量346グラム。 拵に納めて鞘を払った重量553グラム。