皆さんは上の写真をご存知でしょうか?
ブログ表題にもあるように万延元年遣米使節の写真です。
ごく自然に撮影された日常の武士の写真と言えるでしょう。
ポーズづけされた幕末や明治初期の写真と異なり、誰一人として杖太刀(刀を杖のように地につけて両腕をのせる所作)をしていません。
この写真の他、エジプトのスフィンクスをバックに撮影された横浜鎖港談判使節団の写真においても、誰一人として刀を杖にしている者はいません。
自分達を正当化しようと嘘偽りの所作をゴリ押しする捏造流派の戯言に耳を傾け、鵜呑みにすることなく、こうした古写真から古の士の所作を学ばれて下さい。