土佐守藤原正信  ~土佐守正信会心の一作!!~

土佐守藤原正信
– Tosa no kami fujiwaramasanobu –
 
平井氏。安積岩右衛門。府中住。享保九年、柳沢吉里に従い大和郡山に移り、土佐守となる。
 
身幅重ねしっかりとしており、小板目肌良く練れて地沸厚く付いて精美な地鉄に、ふわりと柔らかい感じの匂口明るく冴えた互ノ目と互ノ目丁子を焼いた作品。
現状では指裏はばき元に素人による錆落とし跡と、中央部に小さな刃毀れがありますが、流石は特別保存刀剣鑑定書が交付されているだけあって、地刃の冴えは眼を見張るものがあります。再研磨を考慮した、お求め易い低価格でご案内致しますので、是非この機会に正信の優刀をお求めください。
脇指472(土佐守藤原正信)と共に是非大小でお求めください。
 
裸身重量706グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

山城大掾國重 ~國重ならではの荒沸~

山城大掾國重
– Yamashiro Daijo Kunishige –
 
山城大掾国重は大月与五郎国重の弟で、正保二年山城大掾を受領し、江戸・作州津山に於いても作刀しており、二代山城大掾国重と共に江戸水田と称されます。
 
この刀は身幅広く豪壮な造り込みで、小板目肌杢交じりのよく練られた地鉄に、國重らしい荒沸盛んについた互ノ目乱れを、湾れ調子に焼き上げた秀作。江戸水田ならではの激しい沸の妙味を、お楽しみください。
付属の拵は鞘の状態も良好。居合の稽古等に使用された形跡無く、鯉口も綺麗です。鐔を龍図の物に差し替え、龍図揃いの拵にされるとより一層価値を高めます。
身幅が広く豪壮な刀姿は、とかく試斬抜刀を嗜む方が好まれますが、この刀は後世に残すべき一刀であり、試斬抜刀用としてお求めになられる方は御購入を御遠慮頂き、特別保存刀剣審査を是非御受審下さい。現状でも合格の可能性が高い一刀ですが、上研磨を施した後に御受審頂きますと、更に合格確率があがります。
※保存刀剣鑑定書は日本美術刀剣保存協会から届き次第お届け致します。
 
裸身重量853グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,144グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

 

肥前國住人忠正作 ~大和伝写しの名刀!!~

肥前國住人忠正作
– Hizen no kuni junin Tadamasa saku –
 
小板目肌柾流れ、杢交じった地鉄は少しく肌立ち、匂口明るく冴えた小沸本位の直刃には、金筋や砂流が顕著に現れ、二重刃や打除風の刃が見られるなど、大和伝気質を感じさせる作品。※部分錆在り。
 
付属の拵には光晴でしょうか、東雨(安親)写しの在銘鐔が添えられており、縁頭も目貫も素銅地で統一されまとまりが良い。
銘に関しては首肯できかねますので、金具まわりが良い無銘刀としてお求め下さい。無銘にすれば保存刀剣審査を合格する一刀です。無銘への加工はお気軽に御用命下さい。要別途加工料金。
 
裸身重量852グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,151グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

無銘(二王方清) ~手持ちバランス最上の一刀!!~

無銘(二王方清)
– Mumei(Nioh Masakiyo) –
 
周防国二王派は、保延頃の清真、または清平を祖として始まると伝えていますが、確実な遺作は確認されておらず、今日では清綱を事実上の祖としています。
清綱の現存する作例では「文永二年三月 清綱」と書き下し銘のある太刀が厳島神社に存在し、次いで建武二年紀の「防州玖珂庄清綱」銘の短刀が知られ、以後同銘は室町時代まで連綿と続いています。
周防国には東大寺などの寺領が多く存在し、二王派の作風に大和色が強いのは、大和本国との交流によるものと考えられており、二王の名の由来については諸説あるものの、周防国の仁王堂が火事に遭った時、仁王像を繋いでいた鎖を清綱の太刀で断ち切って、仁王像を救い出したことに由来するとされるものが通説となっています。
 
この刀は江戸前期の寛文頃に活躍した方清の作と極められた一刀で、体配から察するに初代と思しき一刀で、小板目肌よく錬れて詰み、地景入った地鉄に小沸本位の明るい直刃を焼いており、粗見すると単調な直刃に見えるも、仔細に眺めると細やかな景色を見せてくれる作品です。
気持ち細目で刃長に比してやや長めの中心に、元先の差が開いた寛文新刀体配は、手に取ると実際の重さより軽く感じられ、居合等の片手操作に非常に適しています。
 
現状古研ぎながらも地刃の観賞に支障はありませんが、所々に極小さな刃毀れが見られます。
附属の拵は江戸時代の作で、大粒の親粒を用いた柄。凹凸が無い磨地に平象嵌の縁頭、敵の太刀を容易く受け止めることが出来よう鉄の板鐔など、質素ながらも無骨で実用を主眼に誂えられた拵です。
 
買取時鞘に擦れ傷や小さな凹みが数箇所見られましたので、当店にて鞘を塗り直しました。気持ち良く居合の稽古にも御観賞にもお楽しみ頂けます。はばきの飲み込みがありませんので、実際の刃長より5ミリ程長くなりますので、実質二尺三寸七分六厘程となります。
刃毀れ除去、再研磨ご希望の方はお気軽にお申し付け下さい。(要別途工作費)
 
※鑑定書は日本美術刀剣保存協会から届き次第お届けいたします。
 
裸身重量735グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,028グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

無銘(藤原高田) ~諸工作全て町井勲監修!!~

無銘(藤原高田)
– Mumei(Fujiwara Takada –
 
豊州高田派は、豊後国高田地区(現大分市鶴崎近辺)で栄えた刀工一派で、古刀期の作に平姓を銘切るものが多いため、それらを平高田と称し、新刀期以降は藤原姓を銘切るようになったことから、藤原高田と汎称します。古来より実用刀としての評価が高い一派で武用刀として数多の武将に愛用されました。
 
この刀は兵庫県尼崎城下の旧家からのうぶ出し品で、元先の差が開いた優雅な姿に、杢目肌が良く練れて少しく肌立つ地鉄。匂口明るく冴えた互ノ目乱れには所々に互ノ目丁子を交え、葉目立ち、刃縁の沸が地に毀れ、あたかも砂を撒いたような景色を見せる出来口で、バランス良く、手持ちの軽さには驚かされるほどで、片手で易々と扱える感があります。
 
全ての諸工作を店主 町井勲監修の下で行いました。
銀はばきは刃方と棟方を牡丹鑢にし、表裏は磨地に仕上げましたので、お好みで御家紋を彫刻することも可能です。刀身は健全な姿を崩さず、また、無駄に身幅を落とさぬよう、古い研磨下地をそのまま活かし、横手・三ツ頭を凛と立たせた美術鑑賞用研磨を施しています。
拵は焦茶で塗り、柄は親鮫を一枚で巻き、堅牢な牛裏革にて捻りで巻きあげた華美ながらも実用本位の武用仕様となっておりますが、特筆すべき疵欠点もありませんので、居合や試斬稽古にお使いにならず、純然たる美術鑑賞刀としてご所持頂き、末長く愛でて頂きたい一刀です。
研ぎ上がったばかりの澄んだ地刃をご堪能下さい。
 
※鑑定書は日本美術刀剣保存協会から届き次第お届けいたします。
 
裸身重量664グラム。  鞘を払った重量900グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

若狭住冬廣作 永禄四年八月日 ~内外共に価値ある一刀~

若狭住冬廣作 永禄四年八月日
– Wakasa ju Fuyuhiro saku –
 
板目肌杢まじりの地鉄に地景が入り、匂口明るく冴えた尖りごころの互ノ目乱れを焼き、湯走が見られ、足入り、細かな砂流がかかるなど、見所多く、美術刀剣として飽きを感じさせない一刀です。銘に関しては首肯致しかねますので、上拵に納められた無銘脇指としてお求めください。
 
附属の拵は製作当時の姿をそのまま現在に伝える肥後系の名拵で、切羽一枚に至るまですり替わることなく伝来してきたオリジナル。
菊花図を巧みに刻した銀一作の縁頭と鐺の仕事は見事で、江戸初期頃まで遡るであろう肥後鐔が装着されており、柄糸の間から顔を覗かせる猪と牡丹を手に跪く人物の目貫もまた粋であり、経年による小さな鞘の凹みはあるものの、総体に保存状態は良く、拵だけでも独り歩きできる逸品です。
 
店主 町井勲からの一言。
製作当時のまま現在に残る拵は大変貴重です。金具の仕事も見事ながら、全体のシルエットも申し分なく、明るく冴えた疵気が無い刀身も魅力的。今後も現状をのままに後世に伝えていくべく、御購入の後には是非とも保存刀装審査を御受審下さい。刀身も銘さえ潰せば保存刀剣審査に合格致しますのでご検討下さい。無銘への加工承ります。
 
裸身重量432グラム。  拵に納めて鞘を払った重量613グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

 

肥後守國康 ~中河内を彷彿とさせる丁子刃見事な一刀!!~

肥後守國康
– Higonokami Kuniyasu –
 
肥後守國康は名を小林源左衛門と称し、摂津国で活躍した初代河内守國助の三男で、兄弟に二代河内守國助(中河内)、武蔵守国次、伊勢守国輝などの名工達を抱えた名家出身の刀工です。
作風は二代國助に酷似しており、國助に比して作品が少ない点から察するに、兄國助の代作を多く務めたものと推測されます。
 
この脇指は小板目肌が良く練れて地沸つき、地景入り、二代國助然とした拳形丁子を交えた覇気溢れる乱れ出来で、刃縁には繊細なる砂流が随所にかかり、足よく入り、一切の破綻が無い、國康傑出の出来口を誇る作品です。
 
店主 町井勲からの一言。
地刃共に完璧な國康の名脇指です。見た目の華やかさのみならず、大業物としてもその名を轟かせる大阪新刀の巨匠の作品を、是非この機会に御入手下さい。巷で経眼する同工の作の中でも特に出来が良く、重刀も狙えそうな見事な出来だけに、もっと高値をつけたい名品です。
※特別保存刀剣鑑定書は日本美術刀剣保存協会から届き次第お届け致します。
 
裸身重量605グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

大阪住月山貞勝謹作 昭和十一年十二月吉日 ~近代の名工、月山貞勝による見事な相州伝の名刀~

大阪住月山貞勝謹作 昭和十一年十二月吉日
– Osaka ju Gassan Sadakatsu –
 
月山は建久頃(平安時代後期)に出羽国月山の霊場に住んだ鬼王丸を祖とすると云われ、以来、月山のふもとでは刀鍛冶が栄え、その後、月山銘は室町時代後期には全国に広まり、この刀工集団を「月山鍛冶」と呼称します。
その後、江戸時代後期に、一門の弥八郎貞吉(月山貞吉)は大阪に移住し、その養子の弥五郎貞一(初代貞一)は月山に特徴的な「綾杉肌」を復元して、明治39年には当時刀鍛冶としては最高の名誉である「帝室技芸員」に任命され、宮内省御用刀匠となりました。
月山貞勝は明治二年、初代名匠月山貞一の長男として生まれ、奈良県吉野に鍛錬所を設け、貞一晩年には父に代わって代作を行ない、作風は備前伝の丁子乱れを得意とし、相州伝が之に次いでおり、また刀身彫刻にも非凡な才能を示しています。
後に師である父貞一没後は大阪月山家を継いで三男の二代貞一、高橋貞次などの人間国宝を育成。大正十年頃から、天皇陛下の御太刀、宮家・宮内庁の御下命を賜り、陸・海軍将官の御下賜(恩賜の刀・短刀)作刀に尽力された名工であります。
 
この太刀は柾目鍛えの精良なる地鉄に、互ノ目を焼いた作品で、匂口は極めて明るく冴え、随所に顕著なる砂流が現れ、大粒の沸が付き、あたかも澄んだ湖畔の砂紋、或いは陽炎、蜃気楼を見るようで、体配も良く、流石は月山貞勝と、観る者を唸らせる相州伝傑出した作品です。
附属する桐箱は、外箱と内箱の二重になっており、内箱には月山貞勝自筆による箱書きがなされています。
大阪の旧家からのうぶ出しで、箱書きには軍刀とありますが、軍刀としては用いられなかったらしく、白鞘のままこの桐箱に納められ、今日まで伝来してきました。
当店にて美術鑑賞用上研磨を施しました。研ぎ澄まされた貞勝の地刃の冴えを存分に御堪能下さい。
 
※鑑定書は日本美術刀剣保存協会から届き次第お届けいたします。
 
裸身重量827グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

無銘(宇多) ~上研磨仕上がったばかり!!曇り無き清々しい地刃をご堪能下さい~

無銘(宇多)
– Mumei(Uda) –
 
宇多派は鎌倉時代末期の文保頃に、大和国宇陀郡から古入道国光が越中に移住したことにより興り、以後室町時代に渡って繁栄しました。
中でも鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての作品を古宇多、室町期の作品を宇多と、それぞれ称呼します。
宇多派の作品は大和気質が強く、相州伝にかかるところもあり、地鉄は本作のように、板目に杢目、柾目肌交じりの肌がよく現れます。
 
兵庫県下より発見されましたうぶの宇多古刀仕込みの陸軍刀で、当店にて登録手続き並びに上研磨を施しました。
地鉄は板目杢交じりでよく練れて肌立ち、匂口沈みごころで直刃調に小湾れや互ノ目を交え、横手下には二重刃風の刃も見られる出来口で、美術鑑賞刀としてお楽しみ頂ける作品です。
研ぎあがったばかりの一切の曇り無き清々しい地刃をご堪能下さい。
 
裸身重量618グラム。  拵に納めて鞘を払った重量964グラム。
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

鑑定書画像掲載しました!!

日本美術刀剣保存協会からの鑑定書到着がまだだった為に未掲載でした鑑定書の画像をアップロード致しました!
他にも当店では居合刀から名刀まで数多く取り揃えておりますので是非当店ホームページをご覧ください!!
↓↓↓
 
<今回、鑑定書画像を掲載商品>
刀 782
無銘(平高田)
– Mumei(Taira Takada) –
 
刀 783
無銘(陀羅尼勝國)
– Mumei(Darani Katsukuni) –
 
刀 789
無銘(中山義通)
– Mumei(Nakayama Yoshimichi) –
 
刀 802 
無銘(末関)
– Mumei (Sue Seki) –
 
刀 803
無銘(美濃千手院)
– Mumei (Mino Senjuin) –
 
脇指 468
安貞作 甲子年二月日
– Yasusada saku –
 
短刀 185
祝三宅大輝成人作之 平成六年十月三十一日 相模國住弘邦造
– Sagaminokuni Ju Hirokunizou –