美術刀剣 刀心WEBサイト掲載刀の中で、一部、元重ねや先重ねの計測が間違っており、貧弱な研ぎ減った刀剣のように誤解を招くご紹介がなされていた刀剣がございました。申し訳ございません。
重ねとは、本来は鎬高さで計測するものだと刀心では考えており、掲載刀は全て鎬で計測しておりますが、数点、間違えて棟の幅で計測されているものがありました。
しっかりと重ねがある刀剣なのに、例えば鎬が高い造り込みの場合、棟の幅を計測してそれを重ねだと表記してしまいますと、元重ね7ミリあるものも、2.5ミリや3ミリと言ったペランペランのものと誤解されてしまいます。
私が早く気付いたのでまだましですが、これに気付かず、今後もスタッフが間違った計測をして掲載し続けていたらと考えると、冷や汗どころではすみません。
先程修正完了致しましたが、疑わしい品々を再計測するだけでも相当な苦労でした。
上記のような記載ミスがございましたので、もし、皆様の中で、ご興味を持って頂きました美術刀剣 刀心WEBサイト掲載刀を、元重ねや先重ねの誤表記をもとに、研ぎ減りが激しいからと諦められた方が居られましたら、どうぞもう一度再計測致しました寸法を御確認の上、御購入を御検討頂ければと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。
重ねに関する計測ミスが確認された刀剣は以下の通りです。
・ 脇指505 無銘
・ 脇指513 二王
・ 刀842 無銘(冬廣)
・ 刀843 無銘(弥門直勝)
・ 刀851 信國