明寿作之 昭和五十六年十月日
– Akitoshi –
手元資料乏しく明寿刀工についての解説を省略致します。
この刀は柾気強い地鉄に匂口明るく冴えた互ノ目乱れを焼いた作品で、乱れの谷には刃先に迫らんとばかりに長く足が入り、刃中賑やかな出来口を示しています。
手頃な価格で二尺四寸を越える居合稽古用真剣をお探しの方や、これから刀剣趣味を始められる方にお薦め。はばきの飲み込みが浅いので、実質二尺四寸五分くらいの感覚です。
裸身重量799グラム。 拵に納めて鞘を払った重量1,065グラム。