信濃守弘包

信濃守弘包
信濃守弘包
– Shinano no kami Hirokane –
 
初代弘包は元和頃の人で名を文殊八郎右衛門と称し、奈良手貝町より伏見へ移り、後に大坂に住したと言います。二代は寛文頃に活躍し、名を市之丞と称し、江戸にても刀を鍛え、包永十一代孫とも銘切ります。
 
この脇指は小板目肌が肌立ち、刃縁の柾肌に絡んで幾重にも砂流を重ねた互ノ目乱れを焼き上げており、繊細な簾刃のような出来口を示しています。
 
※未鑑定刀です。銘に関しましては真贋保証無しとさせていただきます。
 
裸身重量413グラム。

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