丹波守吉道

丹波守吉道
– Tanba no kami Yoshimichi –
 
杢目肌よく練れて詰み、刃縁鎬地柾がかる。刃文は丹波守吉道の御家芸である簾刃を、匂口明るく焼き上げた見応えある出来口です。
銘に関しては追掛銘と思われ、吉道による自身銘ではありません。銘を潰し、無銘にして保存刀剣審査を御受審下さい。
銘消工作承っております。お気軽にお申し付けください。
 
裸身重量753グラム。
 
 
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兼房作(二代常陸守兼房)

兼房作(二代常陸守兼房)
– Kanefusa(2nd generation Hitachi no kami) –
 
 
日本刀剣保存会に於いて、後代兼房との正真鑑定を受けた一振。銘鑑を繙くに、江戸時代、武蔵国に常陸守を冠する兼房が三名確認出来、寛文頃が初代、享保頃が二代、安永頃が三代とあります。
 
姿は寛文新刀を力強くした感じで、地鉄は杢目肌が良く練れて詰み、鎬地と刃縁は柾となる美濃伝を踏襲したもので精美。刃文は腰が開いた互ノ目乱れで、刃縁には砂流が顕著に見られ、一際大きな沸が絡み、尖りごころ交え、覇気ある出来口を示しています。
当店にて上研磨を施しました。研ぎ上がったばかりの地刃の冴えを存分にお楽しみください。
※指表物打辺りの棟角と棟に小さな撓えがありますが、美観を損ねない程度のものですからさほど気にならないと思います。
 
裸身重量834グラム。
 
 
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河内大掾國定

河内大掾國定
– Kawachi daijo Kunisada –
 
 
國定は美濃の名工兼定の流れを汲む会津兼定一門の刀工で、俗名を古川孫太夫。正保中河内大掾を受領。刃味に定評があり、業物指定されています。入道兼定の弟としても知られます。
 
この脇指は杢目肌良く練れて詰み、少しく肌が立ち、鎬地は柾が強く現れた地鉄に、匂口明るく冴えた湾れ調子に互ノ目を交えた刃取りで、刃中には金筋が見られます。
※2019年12月の保存刀剣審査に於いて、銘に研究の余地ありとして保留となりました。真贋の程は今後の研究に委ねられますが、美術刀剣として価値ある一刀です。
 
裸身重量464グラム。
 
 
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下総大掾藤原兼正 越前住

下総大掾藤原兼正 越前住
– Shimousa daijo Fujiwara Kanemasa Echizen ju –
 
 
下総大掾藤原兼正。俗名を服部吉兵衛。濃州関兼法五代孫という。越前、江戸、彦根にて造る。銘は「下総大掾藤原兼正」「下総大掾藤原兼正越前住」「越前下総大掾藤原兼正近江彦根住」等と切ります。
 
この脇指は小板目肌杢交じって肌立ち、地沸微塵に厚く付き、細かな地景よく入り、匂口は明るく冴え渡り、逆がかった互ノ目や互ノ目丁子、矢筈状の刃を交え、刃縁砂流かかり、荒沸付き、覇気に満ちた作風を示した兼法末葉である兼正会心の名作です。
 
附属する突兵拵は、経年による小さな凹みは点在するも、状態は総体に良く、一見馬針に見える笄を備え、上品な目貫が添えられた江戸後期の名品。鐔は武州住正恒在銘品。切羽は贅沢な銀無垢製で緩みなく、立派な桐箱に納められ、伝来の良さを感じさせる逸品です。
内外共に特別保存鑑定書が交付された非常に美術価値高い一刀です。コレクションの中でも御自慢の一品になることでしょう。
 
裸身重量535グラム。  拵に納めて鞘を払った重量801グラム。
 
 
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(菊紋)山城守源國道

(菊紋)山城守源國道
– Yamashiro no kami Minamoto Kunimichi –
 
 
伊予吉田に住し、元禄頃に活躍した伊予吉田藩工で、中心に菊紋を切る。
この脇指は刃長の割に茎が長く感じられ、地鉄は柾目肌に小杢目が交じり、直ぐ映り立つ。刃文は焼き出しより少し上で緩やかなる湾れを表裏に交えた古調な細直刃で刃縁に金筋を交え、帽子は表裏直調に先掃き掛け、やや長く返る。
 
当店にて登録代行し、上はばき、白鞘、上研磨等、全諸工作を行った一振です。研ぎ上がったばかりの清々しい地刃をお楽しみください。
 
裸身重量247グラム。
 
 
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陸奥守藤原兼高作濃州三阿弥 慶長八年十二月日

陸奥守藤原兼高作濃州三阿弥 慶長八年十二月日
– Mutsu no kami Fujiwara Kanetaka Noshu San-ami –
 
 
銘に関しては首肯しかねるため、出来が良い無銘諸刃短刀としてお求めください。
柾目に杢交じりの地鉄は良く練れて詰んで精美。刃文は湾れ調子に互ノ目を交え、飛焼頻りに交えて皆焼風となる。刃中には砂流や金筋が随所に看取され、指表の先には三日月刃も見られるなど、刃中の働きが盛んな覇気ある出来良い一刀です。
銘を潰して無銘にし、保存刀剣鑑定を是非御受審下さい。
※銘消し工作承っております。お気軽に御用命下さい。
 
 
裸身重量145グラム。  拵に納めて鞘を払った重量グラム。
 
 
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八月吉日上之越(以下切) 明暦二年 ~藤原高田~

藤原高田
八月吉日上之越(以下切) 明暦二年 (藤原高田)
– Fujiwara Takada –
 
豊州高田派は、豊後国高田地区(現大分市鶴崎近辺)で栄えた刀工一派で、古刀期の作に平姓を銘切るものが多いため、それらを平高田と称し、新刀期以降は藤原姓を銘切るようになったことから、藤原高田と汎称します。古来より実用刀としての評価が高い一派で武用刀として数多の武将に愛用されました。
 
この脇指は大切にされてきたことが茎に切られた磨上年紀からもわかります。明暦二年と言えば西暦1656年。江戸前期ですから、鍛えられてから50年程で磨り上げられたことが窺えます。
地鉄は杢目肌が良く練れて詰んで精美であり、刃文は如何にも高田物らしい尖り互ノ目丁子乱れで、刃中には砂流や蛇の目が見られ、あたかも煮えたぎる溶岩のような印象を与え、刃中よりも地に向かっての変化に富んでいます。
 
裸身重量523グラム。

刀装具3点追加致しました。

刀装具3点追加致しました。

https://nihontou.jp/choice03-4.html

無銘(越前関) ~お求め易い価格での御案内です~

無銘(越前関)
– Mumei(Echizen Seki) –
 
 
新刀期に入り、美濃国関から越前国福井城下に移住した刀工群を越前関と称します。代表工としては大和大掾正則、伯耆守汎隆、播磨大掾重高等がおり、いずれも実用に優れた刀剣を鍛え、世に送り出しました。中には高橋喜内らによって刀身彫刻が施されたものも経眼されます。
 
この刀は元先の差が開き、程好く反りが付いた優しく上品な姿に、湾れ調子の互ノ目を焼いた作品で、刃縁が沸えた感じなどは重高や汎隆を思わせる出来口で、越前関の極めは至極首肯できる一刀です。
刀剣趣味初心者はじめ、中級者や玄人まで、幅広くお求め易い低価格で御案内致します。
 
裸身重量671グラム。
 
 
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無銘

無銘
– Mumei –
 
 
製作年代は室町中期頃と鑑せられます。現状では地鉄不明ですが、刃文は直刃。研磨を施し蘇らせて頂きたいので、この価格で御案内致します。
販売譲渡条件は研磨諸工作を施して下さること。諸工作代金はうんとお安くお見積もり致しますので、文化財である刀剣再生に御助力下さい。
 
裸身重量441グラム。
 
 
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