波平安氏
– Naminohira Yasuuji –
波平一派は平安時代から連綿と続く刀匠群。本工安氏は波平本家59代安常の子で、60代目となる刀工。俗名を橋口勘之丞、甚之丞と称し、享和二年(1802年)に安氏から安行に銘を改めました。
この刀は元先の幅差開き、中切先やや延びごころ。茎反りに対して上は反り浅い造り込みで、地鉄は杢目よく練れて詰み、刃縁柾流れて精美。刃文は匂口明るく冴えた直刃調の刃取りに浅い湾れや互ノ目を交え、匂深く、刃縁には金筋が随所に現れ、刃中には芋蔓の如き太い金筋が顕著に見られる。鋩子は表裏共に直ぐに先大丸に返る。
手元重心でバランスが良く、特筆すべき疵もありませんので、上研磨を施して特別保存刀剣鑑定を御受審下さい。
裸身重量698グラム。
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