昭和の武蔵と呼ばれた国井善弥師。
来賓として招かれた武道大会において、他流の演武を見るなり
「そんな振りで人が斬れると思ってるのか!」
と一喝するやその場で講義を始めたと言う。
上の逸話を
「余計なお節介」「他流の演武に対して礼節に欠けている」
そう受け取る人も多いだろうが、GHQから日本武道を守った国井善弥師だからこそ思わず言動に出てしまったものと私は受け取っている。
自分が銃剣構えるアメリカ兵と命を賭して試合をし、勝を納めたからこそ存続できた日本武道なのに、使い物にならないものを武道と称して演武され、それが劣化コピーの如く受け継がれていくことに、大きな抵抗と不安を感じずにはいられなかったのだろう。
国井善弥師に自分を重ねることがおこがましいのは百も承知だが、私も居合や剣術の世界の現在を憂いずにはいられない。
日本の剣道を護った 国井善弥師 昭和の武蔵 凄い人間ですね
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