陸軍九八式軍刀拵(元九四式初期型)

陸軍九八式軍刀拵(元九四式初期型)
陸軍九八式軍刀拵(元九四式初期型)
– Type 98 army sword koshirae –
 
昭和9年(1934)2月14日、皇室令第三號で大元帥陛下の新御佩刀と、勅令二十六號で陸軍の一般将校用新軍刀が制定され、西洋サーベル型式から日本の太刀を模した新たな外装へと転換され、九四式軍刀が誕生しました。
 
この拵は着脱式の第二佩鐶が失われていますが、九四式軍刀初期型で、柄頭には丸に違い鷹ノ羽紋が据えられており、長い年月を持ち主と行動を共にしたため、鞘の石突金具の桜花葉が摩耗して消えています。
この軍刀拵を腰にこの国のために戦って下さった英霊に感謝すると共に、大東亜戦争を生き抜いた歴史遺産として大切に御愛蔵頂きたい鉄鞘の陸軍刀拵です。

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