町井勲 将平刀コレクション

昨夜も将平刀匠から歓喜の電話がありました。

最近やたらと絶好調な将平師。以前から手がけてみたかった那須与一の佩刀『成高』の写しが出来上がったとのこと。

満足行く出来のようで将平師は嬉しい悲鳴。私も嬉しい悲鳴だが、諸工作代を考えると悲しい悲鳴も混じります(笑

那須与一佩刀成高写

中心の銘もそのままに写す…

焼き上がったばかりの成高写し全景…

成高写しの一つ前に鍛えた古備前写し…

 

現在何振手元に将平刀があるのか、軽く数えてみたところ、太刀、刀、小太刀、脇指、短刀だけで55振ありました(驚

まさに世界一の将平コレクター

次から次に作品を買い上げているので、諸工作を施す余裕も無く、全て打卸状態のままなのが残念ではありますが…

その中には将平師の処女作(日本美術刀剣保存協会新作名刀展受賞作品)など、将平刀匠の刀工人生を物語る代表作も、私のコレクションに含まれています。

 

私の将平刀コレクションは、私個人の趣味でありながら美術刀剣 刀心の商品でもありますので、御所望の方がいらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

toushin@nihontou.jp

 

実用兼美の武用刀 町井勲・藤安将平監修 刀心作

刀心作

刀心作
– Toushin saku –
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/618/00.html
 
皆様にお求め易い価格で町井勲と藤安将平監修の武用刀を御提供致したいとの思いから、長寸模擬刀の拵に合わせて本刀を打ち上げました。
研磨は居合用の手抜き研磨ではなく、下地もしっかりと手がけた観賞用クラスのものを施しましたので、観賞刀としてもじゅうぶん過ぎるほどお楽しみ頂けます。研ぎ上がりほやほやの本刀の地刃の冴えをご堪能下さい。指裏の刃中の変化が特に見事で、平安末期~鎌倉初期の太刀に見られるような、鎬地に現れた映りも見所の、まさに実用兼美の現代の名刀です。
 
裸身重量1,024グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,369グラム。

独創と独走 ~鬼才、刀匠藤安将平~

つい先程将平刀匠から電話が…

いつも明るい声なのに、なにやら重い雰囲気の声…

 

どうしました?

 

心配する私の声に

 

「凄いの出来ちゃった… 古備前だよ… 前回の作を越えちゃったよ…」

 

とのこと。

きたーっ!! 近頃は重い雰囲気の時は傑作が生まれた時になっています。

 

前回の作品の地沸は本当に見事で、刃の働きも荒砥で見える程だったのに、それを越えたって…

 

これまで様々な独創と研究を重ね、もう、今や現代刀匠の中では完全に独走状態の将平刀匠。

今晩徹夜で仕上げ、明日にはうちに向けて発送してくれるそうです。

ドラゴンボールの野沢さんの台詞ではないけれど、

「おらぁ、わくわくすっぞぉ~」

と叫びたい気分。

 

急ぎ研磨代や鎺、白鞘代を稼がなければ!!

 

将平最新作

上写真の太刀が今回話題にあげた将平最新作。

 

因みに下に掲げる写真は以前ブログにも書きましたが、将平刀匠からの依頼により、一晩徹夜で下地をした、とある名刀の写しです。中身はまだ披露致しません(笑

姿も出来も滅茶苦茶いいんですが、これを越える作が前回、今回と続いているそうですから、今後更なる領域に行かれることでしょう。

某名刀写しの将平

某名刀写しの将平

鎺も白鞘も最上級のものを誂えました。

研ぎあげるのが楽しみです!

 

将平作の刀剣を御所望の方は、お気軽に美術刀剣 刀心へお問い合わせ下さい。

toushin@nihontou.jp

ダメだ… ~何があった!?~

天才 藤安将平

先ほどまたもや将平刀匠から電話が…

どうしました?

と応答するや、深い溜息と共に

「ダメだ…」

 

!!??

 

先程の作品に刃切などの致命的な欠点でも出たのか!?

束の間の喜びだったのか!?

落胆しそうになった私に将平刀匠がこう続ける…

 

「ダメだ… これはどっからどう見ても現代刀には見えないよ…」

 

嬉しさと驚きによる溜息だった。

 

「あぁ、早く町井さんに見せたい。」

「僕も早く手にとって見たい!」

 

そんなやり取りで10分程会話。

前回、「これまでの最高傑作!」と言っておられた作品をまたもや越えた将平刀匠。

今後の作品が益々楽しみです。

天才

藤安将平刀匠と平成の侍町井勲

写真:天才藤安将平刀匠と私。手にするのは愛刀“BB弾斬将平”

 

 

天才

この言葉は藤安将平刀匠のためにあるのではないか?

そう思うことが多々あります。

皆様も周知の通り、私は藤安将平刀匠の作品とその人柄に惚れ、時には借金を重ねてまで将平師の作刀を応援し続けています。

その甲斐があり、将平師の作品は古刀に紛う域に達したと言っても過言ではないでしょう。

私が古い刀や将平師の作品を売って資金を作り、将平師には思いのままに作刀をして頂いています。

いつか将平師の作品を展示する将平刀剣美術館を作りたい。その思いも日々増しています。

今日はつい先ほど将平師から

「とんでもないものが出来てしまった!」

との朗報がありました。

過去最高の地鉄、焼刃とのこと。

「今夜徹夜で仕上げるから! 町井さんに早く見せたい!」

受話器の向こうから聞こえる将平師の明るい声。私も早く実物を拝見したくてうずうずしています。

町井家の重宝として発注した小烏丸写しも、今回と同じ手法で鍛えて下さるとのこと。立派な太刀拵を誂え、子々孫々伝えて行きたい。

宗近写し…

五条兼永写し…

熱田神宮蔵の大兼房写し…

続々と名刀の写しが出来上がりつつあります。

いつか皆様とこれらの作品を将平刀剣美術館で眺めたいものです。

 

今後も将平師の作刀を応援すべく、順次将平刀を御紹介してまいります。乞うご期待。

愛刀 BB弾斬将平

 

愛刀 BB弾斬将平

 

愛刀 BB弾斬将平

写真は私の武用愛刀、“BB弾斬将平”

一生涯に渡って使える武用刀 町井勲&藤安将平プロデュース! “刀心作”

一生涯に渡って使える武用刀 町井勲&藤安将平プロデュース! “刀心作”

刀心作 - Toushin saku –

http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/595/00.html

 

一生涯に渡って居合・武術の練磨を共にできる武用刀を望まれている方のために、平成の侍町井勲と、鉄をも裁断する強靭な刀を鍛える名工、藤安将平監修の下で鍛え上げた現代の利刀がここに登場!!
地沸ついて地景入った精良な地鉄に明るく冴えた互ノ目丁子乱れを焼き、刃中には足や葉が盛んに入り、物打から先の乱れっぷりは覇気に溢れ見事の一言に尽きます。
撮影における光源の都合から、掲載写真では帽子の焼刃が判然としていませんが、しっかりと直ぐ調の焼刃がございますのでご安心下さい。

研ぎあがったばかりの清々しい本刀は、美術鑑賞刀としてもさることながら、粘り、斬れ味も太鼓判!!
廉価な武用刀を、数振買い換え乗り換え、居合をはじめとした武術鍛錬をされるよりは、少し気張って本刀を御所持になられることを心からお薦め致します。
貴方の愛刀として生涯共に過ごせる利刀を是非この機会に!! お見逃し無く!!

裸身重量1,064グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,326グラム。

強く美しい利刀をお探しの方へ ~町井勲、藤安将平監修  刀 大和國俊和作~

~町井勲、藤安将平監修  刀 大和國俊和作~

~町井勲、藤安将平監修  刀 大和國俊和作~

http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/588/00.html

 

町井勲の愛刀として、その美術性の高さと強靭さ、そして凄まじい切れ味で名を馳せる、名工藤安将平。この刀はより多くの方に利刀をお求め易い価格でご提供したいとの思いから、美術刀剣 刀心がプロデュースする一刀です。
奈良県在住の俊和刀匠を将平鍛刀場に招聘し、将平刀匠指導監修の下鍛え上げました。地鉄は平安時代後期から鎌倉時代初期の古作に見られるのと同じく鎬地に映りが出ており、互ノ目に丁子刃を交えた匂口は、足や葉が盛んに見られ、美術鑑賞刀としての力も持ち合わせた出来口です。
附属の黒蝋塗鞘打刀拵は、気が利いた現代金具を用いた職人の手作業による本拵で、親鮫をぐるりと一枚着せにし、正絹にて捻り巻きに仕上げ、武士の正式な拵を模して兎図の小柄と笄を据えました。切羽は既製品ではなく、白銀師の手による本造り素銅切羽です。

床の間飾りとしても相応しく、ましてや将平刀匠監修刀だけに、その切れ味も凄まじいので、実用兼美の利刀をお探しの方に心から推奨致します。この一刀、一生物としてお使い頂ける逸品です。

裸身重量816グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,091グラム。

短刀  立子山住人将平作 平成二十八年秋

短刀  立子山住人将平作 平成二十八年秋

http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/tantou/145/00.html

藤安将平刀匠は昭和二十一年福島県伊達郡生まれ。昭和41年長野県坂城町の刀匠、故人間国宝、宮入行平師に入門。
昭和50年福島県立子山に鍛刀場を開設して独立。以後作刀の研究修練を重ね日本美術刀剣保存協会優秀賞3回、奨励賞6回、努力賞7回を受賞。平成2年には日本美術刀剣保存協会会長賞受賞。同14年日本美術刀剣保存協会寒山賞を受賞。

尾張熱田神宮、奈良護国神社など多くの神社で奉納鍛錬を行い、平成20年には、704年、佐備大麻呂の作剣以来、およそ千三百年ぶりに常陸鹿島神宮において日本刀奉納鍛錬を行う。

昭和59年秋には伊勢神宮第61回式年遷宮、御神宝太刀謹作奉仕の大役も担い、 先の震災で大きな被害を受けた福島県南相馬の御刀神社復興支援にも大きく尽力され、御神宝となる直刀を謹作奉仕し、直近では福岡の宮地嶽古墳出土大直刀の復元鍛錬など、現代日本刀匠屈指の作刀技術を持っている。

平安、鎌倉時代の古刀剣再現への強い想いを持ち、長年研究修練に取り組み、国宝、重要文化財やそれに類する刀剣類、全国の砂鉄や鉄文化の知識見識も豊富で、太刀、刀、短刀、脇差、薙刀、古代直刀など、どれを手掛けても正確で美しい刀姿を創り上げる。
地鉄、焼刃の手際も鮮やかで幅広い製作能力を誇り、中心鑢や銘文といった中心仕立ても現代刀匠随一で、師である行平没後、師の実子である宮入小左衛門行平(宮入恵)を預かり、弟子として鍛刀修業を積ませた経緯からも、師の信任が厚く、その技量の高さを物語っている。

近年は奈良正倉院収蔵の直刀、手鉾のなど奈良時代の刀剣類の研究、復元制作にも取り組んでおり、上記の御刀神社奉納直刀の焼刃などは神域に入られたと言っても過言ではない。

刀心店主、町井勲(修心流居合術兵法創流者、居合に関するギネス記録を6つ保持している)が最も信頼を寄せる現代屈指の刀匠としても知られ、将平刀はテレビ番組内で町井の手によって、鉄パイプ、鉄板切断など日本刀の本分である利刀(折れず曲がらずよく切れるの三事)としての能力も非常に高いことが証明されている。
また弓、弓道にも深い造詣を持ち京都の御弓師柴田勘三郎氏とも長年に亘る親交があり、地元福島では弓術の指導にもあたっている。

人格そして技量に於いても、人間国宝や無鑑査に認定されるべき人物だが、表の世界に出るのを拒み、今尚福島県立子山で黙々と作刀研究に勤しむ生粋の職人肌刀匠である。

更なる詳細はこちらをご覧下さい。

真に実用兼美の現代の名刀。御家やお子様の御守刀として申し分ない逸品です。是非この機会に家宝としてご入手ください。
※鞘書きは将平刀匠専属の試刀家でもある、修心流居合術兵法 町井勲による直筆です。

裸身重量53グラム。

各種クレジットカード、信販会社による分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。