本部道場定例稽古

2016年7月3日の修心流居合術兵法修心館、本部道場定例稽古

対素槍稽古

対素槍稽古

稽古課題

大人
 ・剣術之部
   切り返しとその受け
   一手増やして下段捌き
   更に一手増やして右袈裟受け
   更に一手増やして膝崩し
   下段捌き部分稽古
   対素槍捌き入身

子供
 ・抜付と納刀
   紙玉居合斬り
   袋竹刀にて自由組討

近頃の居合教授に対して色々と思うことが多くなりました。

そもそも居合形を稽古させるべきではないのでは? そう思うようになりました。

実際のところどうなのかは知りませんが、僕の中では、剣術、体術ができずして、求める居合はできないと思うようになったからです。

稽古時間が足りません。伝えたいことがたくさんあります。
一日も早く門弟達には私に追いついてもらいたい。
互いに冷や汗をかくほどの激しい稽古ができるようになりたい。

対素槍稽古では、力みを用いない剣捌きが絶対必要となります。
稽古で何かしら掴んでもらえたなら、教える側としてこれほど嬉しいものはありません。

NHK「あさイチ」に中西将大刀匠が出演されます

美術刀剣 刀心専属刀匠で、名匠藤安将平師の愛弟子である中西将大刀匠が、明日放送のNHK「あさイチ」に出演されます。

今回の番組テーマは

「“オタク心”とのつきあい方」

と言うことで、昨今の刀剣ブームに関する情報が放映されます。

放送時間は 7月4日、8:15~9:45 です。

皆様是非ご覧下さい。

帰ってきたヒトラー

帰ってきたヒトラー

この映画がとても気になり、映画館ではめったに映画を観ない、DVDレンタル派の私が、この映画を見に行こうと計画しています。

一人では寂しいので妻を誘ってみたのですが、

「私、ヒトラーに興味ないし」

の一言で撃沈。

四男がちょっと歴史好きなもので、妻が四男と二人で見に行ったらどうかと提案してくれたものの、すべて字幕上映で吹き替えはなし…

小学生の四男には字幕上映はついていけない…

将大刀匠を誘おうかと思うも、彼は今、結婚したての新婚さんなので奥さんに気兼ねして誘いづらい。

腹をくくって一人で観にいくしかなさそうです。
映画に時間を費やす分、睡眠時間を削って仕事をしなければ。

修心館大阪豊中岡町道場定例稽古

修心館大阪豊中岡町道場定例稽古

本日の稽古課題。

・初伝居合形五本目『八重垣』
  初心者…初伝之抜
  中級者…中伝之抜
  上級者…奥伝之抜
    ※同じ形ではありますが、三者は大きく異なる動きとなります。

・切返膝崩
  形を一通り行う
  分解して行う
  下段捌きを徹底して稽古

・下半身の弛み
  二人一組で木刀を相手に握らせ、弛み続けることで相手を地面に伏させる。

まだまだ弛みきれていない門弟達。
物理的な解説で原理は理解できたものの、己の身体を思うように使えないもどかしさと格闘していました。

刀 豊前小倉住紀政廣 明治二年二月日

刀 豊前小倉住紀政廣 明治二年二月日
刀 豊前小倉住紀政廣 明治二年二月日
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/524/00.html

初銘は吉廣。本国は阿波の刀工で、慶應、明治と幕末の激動の時代に鎚を振るった刀工です。
江戸幕府の終焉と明治政府による廃刀令等、逆らうことが出来ない時代の波に揉まれ、そのためかあまり政廣の作品をみかけることはありません。

この刀はそんな数少ない政廣の二尺四寸を超える豪壮な作品。身幅広くがっちりとし、地鉄は小板目杢交じり、よく練れて詰み、少しく肌立って鎬地には乱れ映りが立っています。匂口は明るく冴え、地刃共に一切の破綻がありません。政廣会心の一作と称して良いでしょう。

附属の拵は切羽の一枚に至るまで、すり替えられる事無く伝わってきた製作当時のままの完全なオリジナル。肥後金具を用いた柄。耳と切羽台との間を掘り下げて、使用時の手擦れを極限まで考慮した無地の板鐔。鯉口には素銅の胴金が嵌められ、半太刀拵が如き大きな芝引の鐺金具など。とことん実用にこだわった実戦向けの拵で、騒乱した当時の様子を垣間見ることができる資料的にも価値ある拵です。

是非とも良い研ぎをかけなおし、特別保存刀剣鑑定と保存刀装具鑑定をご受審下さい。
※鯉口部に漆の剥離が見られますが、鞘に割れはございません。

裸身重量825グラム。 拵に納めて鞘を払った重量1,129グラム。

刀 備州長船祐定

刀 備州長船祐定
刀 備州長船祐定
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/523/00.html

室町時代後期の備前長船刀工を総称して末備前と呼称していますが、この中で最も繁栄したのが祐定の一派であり、その中でも彦兵衛尉祐定・与三左衛門尉祐定・彦左衛門尉祐定・源兵衛尉祐定などの俗名を冠する刀工達が知られており、幾多の名作を残しています。

附属の拵に使用されている縁頭は、赤銅磨地に十二支を毛彫りしてあります。

裸身重量468グラム。 拵に納めて鞘を払った重量740グラム。