二刀 清眼破

昨夜の本部道場定例稽古では、基本刀法(素振)と二刀の稽古を行いました。
二刀は“向満字”と“清眼破”のみを稽古。

二刀と言えば、とかく腕だけで動く方が多いように見受けられますが、そうした動きは大きな間違いです。
全ては体幹で処理しなければいけません。
動画後半で“清眼破”における誘いの所作を収めていますが、これがまさに体幹での処理なのです。
両手で切先をガッチリと掴まれようが、弛みによって相手を崩す。この自然な身体捌きに、相手は思わず打ち込みたくなるのです。
また、誘うだけが誘いではなく、誘うと言うことは、相手を制することであることを忘れてはいけません。

稽古終了後は刃筋確認稽古を。


ほんの僅かなずれに納得いかない後味悪い稽古になりました。

修心流居合術兵法 中国北京支部五輪館活動報告 ~夏日美食祭~

8月19日20日の両日、中国の北京に於いて、日本大使館後援の“夏日美食祭”が開催され、その特設ステージにて修心流居合術兵法北京支部五輪館の門弟達による、居合形、組居合形、剣術形、二刀形の演武披露が行われました。

会場に立てられた五輪館の大きなポスター
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来場者多数で盛況な会場
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日本の食に舌鼓を打つ来場者
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牟北京支部長(五輪館々長)による初伝居合形演武
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牟支部長と倪指導員による初伝居合形演武
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倪指導員と陳指導員による二刀形演武
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会場に集った一般の人対象に修心流居合術兵法体験も行ったようです。
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北京支部五輪館の活動報告を受け、嬉しくこれらの写真を確認し、激励の言葉と共にダメ出しの指導も行いました。
現地で私が立ち会っていないため、どの程度の演武ができたのか気がかりではありますが、こうして積極的に活動する様は、支部道場として非常に頼もしいです。

二刀を極める(大阪豊中岡町道場定例稽古)


昨夜で43歳になりました。
あと何年居合ができるだろうかと、この歳になりますと毎年がカウントダウンです。

さて、昨夜の稽古では久し振りに二刀を行いました。

実戦を想定し、袋竹刀の大小を用いて互いに遠慮することなく、本気で打ち込みます。
自分の技術がどこまで通用するのか? を確認するのです。
もっと長い動画にする予定だったのですが、間違えて動画を消してしまい… 残った動画だけを繋ぎ合わせて掲載させていただきました。
※動画は私による二刀手本です。

今回の動画には、後半におまけが少しだけございます。

アートアクアリウム スペシャルイベント:「サムライナイト」

スペシャルイベント:「サムライナイト」 21:30-23:30(最終入場 23:00)
http://artaquarium.jp/nihonbashi2016/na_0828_test.php

平成の侍 町井勲
【スペシャルゲスト〈平成の侍 町井勲 氏〉】8/28(日)日本橋 コレド室町、日本橋三井ホールでのアートアクアリウム『サムライナイト』に、本日誕生日で、千本斬(36分4秒)や6ミリBB弾居合斬(発射速度 時速350キロ)などのギネス世界記録を5つ保持し、TV番組、CM出演でも知られる「平成の侍」町井 勲先生がスペシャルゲストとしてご演武いただきます。
http://artaquarium.jp/nihonbashi2016/na_0828.php

 修心流居合術兵法 修心館
http://www.shushinryu.com/

http://s.ameblo.jp/bugaku-bugei/entry-12192163566.html

居合や薙刀などの武術、武士のたしなみとされる能や茶道の諸要素と光による演出を融合した芸能「武楽(ぶがく)」を、武楽座代表の 源 光士郎と、女性剣士 結井が披露いたします。
また、今年はスペシャルゲストとして、千本斬(36分4秒)や6ミリBB弾居合斬(発射速度 時速350キロ)などのギネス世界記録を5つ保持し、TV出演でも知られる「平成の侍」町井 勲が試斬演武を行います。
伝統に裏付けされた技と、アートアクアリウムによる最新のエンターテイメント空間が融合した、全く新しいリアルジャパンをご鑑賞いただけます。
どうぞ、伝統の技と間、日本刀、武の美学をダイナミックでスタイリッシュに楽しめる一夜だけの特別な時間をドリンク片手にお過ごしください。

京都建勲神社船岡大祭にて修心流居合術兵法公開奉納演武が行われます

船岡大祭奉納公開演武

建勲神社

建勲神社は、明治2年(1869)、明治天皇の御下命により創建された織田信長公をお祀りする神社です。
明治8年(1875)に別格官幣社に列せられ、京都の船岡山に社地を賜りました。明治13年(1880)、新たに社殿を造営し、御嫡子織田信忠卿を配祀し、明治43年(1910)に山麓から山頂へ社殿を移建し現在に至っています。
船岡山は玄武の小山として平安京造営の際に北の基点になったとされる小高い丘で、緑豊かな建勲神社の境内からは比叡山や大文字山(如意ヶ嶽)など東山三十六峰の眺望も楽しめます。
正式には「たけいさおじんじゃ」といいますが、一般には「けんくんじんじゃ」「けんくんさん」として親しまれています。

船岡大祭 10月19日 11:00~
ご祭神信長公の偉大な功勲を後世に伝えようと永禄11年(1568)の信長公上洛の日を祭日として、ご鎮座当初より盛大に行われている御祭で、地元の西陣各学区を始め各地よりの崇敬者で賑わう。毎年、仕舞『敦盛』や舞楽が奉納されるほか、年によって宝物展示や火縄銃演武の奉納などが行われる。

本日建勲神社様より10月19日に開催される船岡大祭での演武奉納を拝命いたしました。
信長公の御前にて日頃の稽古の賜物を披露させていただきます。
皆様、当日は水曜日と平日ではございますが、是非お足をお運び頂き、修心流居合術兵法の演武をご覧下さい。

本ブログ記事を是非貴方様のブログやSNSで御紹介ください。

修心館本部道場定例稽古(2016年8月18日)

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何事も基礎が大切とは言われますが、居合も同じで初伝形の一本目がまともに出来ずして居合を極めることなどできません。

近頃の門弟の動きを見るに、根本ができていないように感じられるため、形稽古は行わず、ただひたすら基本のみを稽古させました。

納刀時の刀の棟を載せる腕の位置。
納刀時の身体捌き。
大血振りの意味と確認稽古。
影抜き確認稽古。

上記四つのみに絞り稽古させました。

各連盟での英信流演武を見るに、大血振りの意味と所作が出来ている人は皆無と言って良いでしょう。
皆一様に手首で刀を捻る。腕を横に持っていく意味も理解できていない。それどころか腕をさっと丸く動かすだけ。
真向に振り下ろしたら後は単なる残心だと勘違いしていてはいけません。

形の所作にはそれぞれ意味があり、稽古課題が秘められているものです。

上に掲げた写真は大血振りでの所作を二人一組で確認稽古させているものです。
この写真一枚を見て、何を稽古しているのか悟れた人は武術的鑑識力が高い方と言えますが、「?」と思われた方は居合の理念を全く理解できていない方と言えましょう。

大血振りがうまく決まれば… とても面白い現象が起きます。
これを世間一般では合気と呼びますが、合気でもなんでもありません。いつも言うように単なる物理現象です。

敵は単独ではない。常に不利な条件下で稽古することこそ大切なのです。

苦手を克服する

私が修業してきた英信流には、右から左への切り上げが無いと言っても過言ではありません。
そのため抜付と同じ左から右への斬撃は得意なのですが、その逆は不得手であります。
昨日はその不得手を克服すべく右から左への刃筋確認稽古を主に行いました。

当流で「結上(ゆいあげ=下を切り上げ、残った上部を同一方向から切り上げる)」と称する返し業も、得手とする方に比べると二の太刀が遅い。
当面は不得手を得手に変えるべく稽古を重ねようと思います。

NHK ガッテン! かき氷!魅惑のふわふわ大作戦(仮)

NHK ガッテン!
かき氷!魅惑のふわふわ大作戦(仮)

本放送 2016年8月24日(水)午後7時30分
再放送 2016年8月30日(火)午前0時10分

とても興味深い実験を行いましたので、是非ともご覧下さい。

短刀 備州長船守久

短刀 備州長船守久
備州長船守久
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/tantou/141/00.html

銘鑑を紐解くに、守久は南北朝時代貞治頃に活躍した者を初代、南北朝末期から應永にかけて活躍した者を二代として紹介されています。
本作は日本美術刀剣保存協会による鑑定で、後者である二代と思しき鎧通しです。杢目肌少しく肌立った地鉄には、備前等の代名詞とも言うべき映りが総体に立ち、匂口明るく冴えた互ノ目を焼いています。

長らく大阪のコレクターが愛蔵した一刀で、うぶだしの名品です。当店で観賞用並研磨を施し、保存刀剣鑑定のみを受審しました。願わくば上研磨を施し特別保存刀剣審査をご受審下さい。

短刀 将平作

短刀 将平作
将平作
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/tantou/140/00.html

藤安将平刀匠は昭和二十一年福島県伊達郡生まれ。昭和41年長野県坂城町の刀匠、故人間国宝、宮入行平師に入門。
昭和50年福島県立子山に鍛刀場を開設して独立。以後作刀の研究修練を重ね日本美術刀剣保存協会優秀賞3回、奨励賞6回、努力賞7回を受賞。平成2年には日本美術刀剣保存協会会長賞受賞。同14年日本美術刀剣保存協会寒山賞を受賞。

尾張熱田神宮、奈良護国神社など多くの神社で奉納鍛錬を行い、平成20年には、704年、佐備大麻呂の作剣以来、およそ千三百年ぶりに常陸鹿島神宮において日本刀奉納鍛錬を行う。

昭和59年秋には伊勢神宮第61回式年遷宮、御神宝太刀謹作奉仕の大役も担い、 先の震災で大きな被害を受けた福島県南相馬の御刀神社復興支援にも大きく尽力され、御神宝となる直刀を謹作奉仕し、直近では福岡の宮地嶽古墳出土大直刀の復元鍛錬など、現代日本刀匠屈指の作刀技術を持っている。

平安、鎌倉時代の古刀剣再現への強い想いを持ち、長年研究修練に取り組み、国宝、重要文化財やそれに類する刀剣類、全国の砂鉄や鉄文化の知識見識も豊富で、太刀、刀、短刀、脇差、薙刀、古代直刀など、どれを手掛けても正確で美しい刀姿を創り上げる。
地鉄、焼刃の手際も鮮やかで幅広い製作能力を誇り、中心鑢や銘文といった中心仕立ても現代刀匠随一で、師である行平没後、師の実子である宮入小左衛門行平(宮入恵)を預かり、弟子として鍛刀修業を積ませた経緯からも、師の信任が厚く、その技量の高さを物語っている。

近年は奈良正倉院収蔵の直刀、手鉾のなど奈良時代の刀剣類の研究、復元制作にも取り組んでおり、上記の御刀神社奉納直刀の焼刃などは神域に入られたと言っても過言ではない。

刀心店主、町井勲(修心流居合術兵法創流者、居合に関するギネス記録を5つ保持している)が最も信頼を寄せる現代屈指の刀匠としても知られ、将平刀はテレビ番組内で町井の手によって、鉄パイプ、鉄板切断など日本刀の本分である利刀(折れず曲がらずよく切れるの三事)としての能力も非常に高いことが証明されている。
また弓、弓道にも深い造詣を持ち京都の御弓師柴田勘三郎氏とも長年に亘る親交があり、地元福島では弓術の指導にもあたっている。

人格そして技量に於いても、人間国宝や無鑑査に認定されるべき人物だが、表の世界に出るのを拒み、今尚福島県立子山で黙々と作刀研究に勤しむ生粋の職人肌刀匠である。

更なる詳細はこちらをご覧下さい。

中心を伏せて鑑れば古刀に見紛う将平刀匠の力作を、是非この機会にお求め下さい。