刀 備前久光(額銘) 備州祐定上之
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/567/00.html
杢目肌が良く練れて詰んだ精美な地鉄には淡く映りごころがあり、匂口締まった直刃には、湯走が打除風に現れています。鍛錬疵等一切の破綻が無く、非常に良く出来た一刀です。
昭和26年大名登録の中でも2月と初期の登録で、登録番号は56番と二桁台。現在は伝来を証する書付等はありませんが、登録日を見れば宇都宮藩戸田家など、著名大名家の伝来品であったことが容易に窺がい知れます。
※本刀とその拵を居合、抜刀にご使用される方にはお譲り致しません。
裸身重量571ラム。 拵に納めて鞘を払った重量875グラム。