2017年のアーカイブ
別人長光
長光 - Nagamitsu –
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/662/00.html
長光と言えば備前の長光がまず思い出されますが、同銘工は大和國をはじめ、他の諸国にも確認されております。本刀は『長』の字を独特の書体で銘切っており、俗に言うところの別人長光(備前長光とは異なるという意味)正真と鑑せられる一刀です。
平地、鎬地共に、肌が荒れた感じの部分が見られますが、掲載しております写真は、撮影時の照明の加減により、いささか肉眼で見るよりも、肌の荒れが目立って見えるもので、実際に手にとってご覧頂きますと、写真程いやらしさを感じません。
また、手持ちバランスが良く、刀身自体軽目ですので、居合の稽古には頗る使い易く、必ずや御満足頂けるものと自負致しております。
※木はばき
裸身重量555グラム。
無銘(兼辰) ~上杉家お抱え工。春日山城でも作刀した名工~
ANA 「IS JAPAN COOL?」ANAが「道」を究める達人の技を日本で初めてデータビジュアル化 日本の伝統文化を次世代へ
「IS JAPAN COOL?」ANAが「道」を究める達人の技を日本で初めてデータビジュアル化 日本の伝統文化を次世代へ
https://www.ana-cooljapan.com/contents/dou/
全日本空輸株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:平子裕志)は今月23日、訪日外国人向けのプロモーションメディア「IS JAPAN COOL?」において、「道」をテーマとした「IS JAPAN COOL? DOU」の公開を開始した。
■「IS JAPAN COOL? DOU」とは
長い時間をかけて伝承され磨かれてきた、日本の伝統文化である武道や芸術の精神性、そしてそこに息づく技や所作、型(形)といった「無形文化」を、最新のテクノロジーを駆使してデータビジュアル化した「有形文化」へと昇華させて後世に残すとともに、ウェブサイトを通して国外へ発信することによって、海外旅行者の訪日への関心度を高めるきっかけとなることを目指す新コンテンツ。
今回ピックアップするのは、「柔道」「剣道」「弓道」「空手道」「居合道」「茶道」「書道」「日本舞踊」「能」の9つの伝統文化。井上康生氏や町井勲氏など、各分野を代表する武道家や芸道家9名が参加し、ムービーなどを通してその「道」の魅力を余すところなく伝える。
一番の見どころは、「4D VIEWS」技術を活用した、達人たちの技や所作の「Web上での再現」だ。「4D VIEWS」とは、フランス国営のリサーチセンター「INRIA」で育まれた画像解析技術で、撮影された人物の動きや形状を、ほとんどCGを加えずに細部まで映像としてデータ化できるもの。達人の息をのむような動きを360度全方向から楽しむことができる今回の作品は、日本では初の試みとなる。
■「IS JAPAN COOL?」とは
2011年の震災によって大きく落ち込んだ外国人の訪日旅行需要を盛り上げるため、日本独自のカルチャーや都市の魅力などを世界に発信することを目的として、2012年に公開が開始されたウェブサイト。
これでまでに「東京」「沖縄」「京都」「北海道」などの観光地として人気の高い都市や、「アニメ」「和食」「ラーメン」「ショッピング」「カワイイ」「アート」「祭り」などの、外国人からも人気のジャパニーズカルチャーを紹介するコンテンツを、英語と中国語で発信している。
ダイナミックかつ繊細に日本の魅力を伝える同サイトは、公開当初から世界中の注目を集め、動画の累計再生回数は320万回以上、世界152か国(地域)からアクセスがあり、累計PVは1200万を超える。
2016年には、クリエイティブ・エージェンシーである株式会社ENJIN(所在地:東京都世田谷区 代表取締役CEO:中澤純一)が手がけたコンテンツ「IJC MUSEUM」において、草間彌生氏、天明屋尚氏、池田学氏、束芋氏ら日本を代表する現代アーティストの作品を3Dスキャンし、デジタル空間上に再現。建築家監修のもとで実寸大の美術館を設計するなどして、世界でも類を見ないバーチャルミュージアムとして話題になり、アジア最大級の広告賞「SPIKES ASIA」でグランプリを獲得、世界三大広告賞のひとつである「One Show」でも3部門でファイナリストに選出されるなど、高い評価を得ている。(イメージ写真提供:(C)全日本空輸株式会社)
恐らく世界初の居合術4D映像です。
みせかけの居合ではなく、本物の居合術を海外の方に知って頂きたいとの思いから、今回のANA様からのご依頼をお引き受けいたしました。
撮影当日には、据斬りに使用する真剣のことばかりに気をとられ、なんと演武用の模擬刀を忘れてスタジオに到着というアクシデントもあり、同行した門弟(柳原)の模擬刀を借りて、形演武収録を行いました。いつもの白下緒ではないのはこのためです。
様々な角度から見ることができる4D映像。私の斬撃は刀の軌道が円ではなく、線であることが今回のデータでお解かりいただけるでしょう。
非常に興味深く、美しい映像に仕上がっていますので是非ご覧になってください。
「居合とは?」私の居合に対する解説・思い・理念など、インタビュー映像もどうぞご覧下さい。
縁頭の御案内
縁頭14点ご紹介致します。
更に詳細な写真や法量については、美術刀剣 刀心WEBサイトからご覧下さい。
美術刀剣 刀心の新着商品紹介で、何故値段を伏せているのか?
このブログや私のフェイスブック、ツイッターなど、各SNSを通じて新着商品の紹介をしていますが、いつも写真の価格欄にモザイクをかけていることに、皆様はお気づきでしょうか?
町のスーパーや家電製品店の広告を見ると、どれだけ安く販売するかを広く知らしめるために、大きく価格が掲載されていますよね。
しかし、美術刀剣 刀心では私の拘りから、それをしておりません。
食品や家電製品と違い、刀剣はそれぞれが一点物。その月々の店の経営状況に合わせ、価値あるものも時には破格の価格で紹介することがあります。
例えば先月は売上が少なく、ノルマに達していない場合など、先月分も含めて利益を出したいとの思いから、100万円の価値ある刀剣でも70万で販売することがあるわけです。
お店としてやっていくからには、周囲の反響を呼ぶように、
100万円のところ→70万円!!
などと広告すべきなのでしょうが、私は刀剣が好き過ぎてそれができません。故に商売下手です。
でも、それでいいと思っています。
消費者であるお客様の感覚にも問題があるのですが、100万の価値ある刀を70万で販売した場合、長らくコレクターのもとに収蔵され、代替わりする際に再び市場に出る時くらいにしか再評価されない現実があります。おわかりでしょうか?
解り易く例を出しますと、
A店で100万円の価値ある刀が70万円で売られていた。→Bさんが購入、数ヶ月で他の刀に買い替えのためC店に下取りに出す。→C店は100万円の価値がある刀なので適正評価である100万円で売りに出す。→家電製品や日用雑貨と刀剣を同じように考えている一部の消費者で、過去A店で70万円で売られていたことを知る人は、同一作品の刀がA店では70万だったのに、C店では100万で販売している。C店はぼったくりだ。と間違った個人的主観をネット上で拡散する。→C店はその刀が売れないためA店と同じく70万まで値下げする。或いはそれより安く販売する。→益々その刀の価値が正当に評価されず、安価な刀としてレッテルを貼られてしまう。
と言う悪循環を生み出すのです。
私は刀が好きなので、100万の価値ある刀は100万で販売され、消費者もその価値を認識し、正当な評価額である100万で購入すべきだと考えています。それが刀を守っていくことだと信じてやみません。
ただ、私も家族を養わなければならない現実問題もあり、正当な評価額より安く販売せざるをえない状況に陥ることもありますし、自分自身が若い頃、なかなか刀を購入することができなかった経験があるので、心ある方、本当に大切にしてくださる方にはなるべく金銭的負担をかけさせたくないという気持ちもあります。
そこで私は新着刀剣の紹介宣伝はしても、価格は伏せるようにしているのです。
買い手が付き、その刀が嫁入りすると同時に詳細データを速やかにWEBサイトから削除し、ブログやSNSに残る情報から、その刀の販売価格を残さないように心がけることで、何らかの事情で再び市場にその刀が出た時に、その価値を守ることに務めているというわけです。
過去、ブログでも度々言ってきましたが、未だに私の店『美術刀剣 刀心』を利用される方の中に「なんぼか安くならへんの?」と値切る方が散見されます。日用雑貨や家電量産品ではないのです。武士の魂とまで称された日本刀。武士の時代は終りましたが、刀剣をお求めになられる方は、私から見れば刀を求める武士と同じ。己の命を託し、勝負事に用いる道具を購入するにあたって、「引く」「負ける」は縁起の良い買い方ではありません。ご自身で求めようとする刀の価値を下げる行為は、刀剣という贅沢品を趣味にされるからにはおやめになってください。
物には物の買い方というのがあるものです。






















